職務経歴書の書き方 - 職務経歴書の基本と自己PR -
職務経歴書は履歴書と違い、今まで働いた会社で自分自身が「どういった成果を出して」「どういったスキルを身につけて」「どういった成長を遂げたのか」を伝える資料です。
履歴書と同じように職務経歴書も自分の情報を整理し、企業の採用担当者がわかりやすいように書かないと書類選考通過は出来ません。
ここでは基本的な職務経歴書の書き方を抑え、転職活動を成功に導きましょう!
職務経歴書の書き方 5つのステップ
職務経歴書の書き方に正解はありません。
しかしながら、企業の採用担当者にこの人に会いたいと思わせる書き方というのはあります。
この5つのステップでこの人に会いたいと思わせる職務経歴書の書き方を身につけましょう。
- ステップ1:まずは自分の職歴を整理しよう!
- ステップ2:自分の強みセールスポイントは何であるのかを考えよう!
- ステップ3:実際に書いてみよう!
- ステップ4:自己PRを書こう!
- ステップ5:誤字脱字や表現の間違いが無いか確認しよう
ステップ1:まずは自分の職歴を整理しよう!
いきなり職務経歴書を書いてみろと言われても難しいですよね。職務経歴書を書くための情報を整理しましょう。
まずは、働いた会社単位で下記の点に添ってまとめましょう。
- 会社名
- 会社の資本金
- 在籍期間
- 雇用形態
- 会社の業種
- 自分の職種
- 具体的な業務内容
- 具体的な成果、実績
また、IT系の職種の場合の具体的な業務内容はプロジェクト単位でまとめるのが一般的です。
ステップ2:自分の強みセールスポイントは何であるのかを考えよう!
自分の職歴の整理が終わったら、自分の強みは何であるのか考えましょう。職務経歴書は自分自身のプレゼン資料です。強みは惜しみなく書きましょう。
また、職種により自分の強みの書き方は変わってきます。
たとえば、営業職であれば具体的な営業の手法や売上の数字を書くとわかりやすいですね。事務職であれば、業務の効率化の実績やコスト削減の実績を書きましょう。IT系の職種であれば使用した環境や言語、チームでの立ち位置を書くと良いでしょう。
もちろんマネジメント経験があれば具体的な業務内容や自分の強み中に書きましょう。
業務を遂行する上で取得した資格もあれば<取得資格>という項目を職務経歴とは別に設け書きましょう。
ステップ3:実際に書いてみよう!
ここまでくればあとは書くだけです。下記の職務経歴書の書き方を見本に実際に書いてみましょう!
ここまで情報をまとめるだけで、殆ど職務経歴書は完成です。
※こちらの画像は、しごとナビ@履歴書にご登録頂くと無料で出力することができる職務経歴書のサンプルです。
ステップ4:自己PRを書こう!
履歴書にも自己PRを記載する欄がある場合がありますが、枠が固定されているため書ける文字数が決まってしまい自由にかけませんよね。職務経歴書であれば枠が固定されていないため、自由に自己PRを書くことが出来ます。職務経歴書の内容を踏まえた上で、企業にアピール出来る自己PRを職務経歴書に書くと印象が良いでしょう。履歴書の自己PRに書ききれなかったエピソードを添えるのも良いですね。
なお、履歴書に自己PRを書いた場合、職務経歴書の自己PRの内容が大きく違うのは職務経歴書の書き方として正しくありませんので注意しましょう。逆に、職務経歴書の自己PRが全く同じ文章にならないようにも注意しましょう。
履歴書の自己PRを読んで興味を持った採用担当者は、その詳細が職務経歴書の自己PR欄にあれば必ず読みます。更に言えば、履歴書はざっとしか読まない人でも、職務経歴書にしっかりと自己PRが書かれて入れば読まれるでしょう。それだけ、職務経歴書の自己PRは大切です。
ステップ5:誤字脱字や表現の間違いが無いか確認しよう!
当然職務経歴書の誤字脱字があった場合企業の採用担当者に会いたいとは思ってもらえません。職務経歴書が完成したら、誤字脱字が無いか確認をしましょう。
また、職務経歴書全体の流れや書き方、表現の適切さも合わせて確認をしましょう。
以上を踏まえ、企業の採用担当者に「この人に会ってみたい!」と思わせる職務経歴書を作成しましょう。