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2024-09-19

anond:20240917144927

ピル避妊効果を疑っていないけれど

単純に避妊目的ピルではなく、生理の不調緩和目的ピルだったのでは?

もし彼女避妊目的ピルを飲んでいるとハッキリ言っているなら、増田ヤリマンを疑うか少なくとも経験済みと予想するだろうし

俺も(たぶん)彼女性的経験は無いままこの歳になっていて

とは書かない。

 

性的経験がないか殆どないとすると(元増田にそう書いてある)

生理に関する不調緩和の目的以外で飲む理由がない。

そうすると薬の種類によっては避妊の性能は低いし、避妊効果が低いとき彼女の中でピル避妊が繋がってないと思う。

それだと節約のため勝手にやめたというのにも違和感はない。

 

避妊しなかった理由は、子供出来たら結婚もいいかな位に考えていたとしたら説明つくし(懐妊の時も元増田が喜ぶと考えていたようだし)

元増田避妊しなかったから同じように考えているはず、と思い込んでいたのでは。

こはちゃんと話し合っておくべき部分だったとは思うけれど。

anond:20240917180243

避妊についてお互い話した文脈で「ピルを飲んでいるか避妊しなくていい」といった、彼女おかしパターンもあるかと思うけど

彼女月経の症状緩和のためピルを飲んでいると元増田に話したのをいいことに、避妊については明確に話し合わずゴムつけなかっただけというパターンもありそう。

月経の症状緩和用の場合避妊効果低いのもあるので、その場合彼女の中でピル避妊という意識はないと思う。

そうすると節約のため勝手にやめるのも違和感はない。

 

後者場合彼女子供出来たら結婚もいいかな位に考えていて(懐妊の時も元増田が喜ぶと考えていたようだし)元増田避妊しなかったから同じように考えているはず、と思い込んでいたのかも。

こはちゃんと話し合っておくべきだったとは思うけれど。

 

元増田は当初お互い性経験がなかったと書いていて、それで何故ピルを飲んでいたかと考えると

やっぱり月経の症状改善のためだと思うし。

2024-09-07

新しいキャンパスがすげえ立派だった

大学時代、俺の行ってた学部ひとつだけ独立したキャンパスを持っていた もともと別大学だったのが統合されたので、前大学キャンパスをそのまま使っていた感じだ

キャンパスがある場所はまあ山で、「何もない山奥」というにはそれなりにものがあるんだけど、しかし他の街中にあるキャンパスと比べるとかなり見劣りする立地だった

そこは彩都という街で、彩都バブル時代ガンガン山を切り拓いて計画都市高級住宅街をやるぞー!つって途中まで景気良くやってたんだけど、バブル崩壊かなんかで計画がオシャカになってしまって、全てが途中で投げ出された……みたいなストーリーを持っていた これは俺が人から聞いた話を適当脳内補完したものなので、全然間違っている可能性アリ

背景はとにかく実際のところ、彩都はでかいマンションやいい感じの住宅街がフツっと途切れて途中からただ切り拓かれただけの更地になり、更地の先は切り拓かれてすらいない山となる、という、独特の景観を持っていた

そんでキャンパスのまわり、徒歩でフラッといける圏内に安いチェーン店とかはなく、歓楽街みたいなものも当然なく、交通手段モノレール(割高)がメインなので行きにくい、というような感じで、とにかく隔絶された雰囲気があった

講義が少ない日にキャンパスのまわりをフラフラ散歩してみたりすると、もう全然人とすれ違わなくて、道は広くて綺麗、マンションデカい、気軽に入れるウェルカム雰囲気の店は全然ない、というので、なんつうのかな、知らんけど共産圏みたいというか、そういう独特の孤独感っていうんですかね、ソリチュード、そういうものがあったように思う

あっでも、在学中にでっけえディスカウントスーパーができて、そこはちょっとウェルカム感あったな いや、無かった気もする 売ってるものが全部デカくて、店内通路も妙に広くて、冷房がムチャクチャ効いてて激寒、ずっとオリジナルコマーシャルソングが流れている、という空間だった

やっぱあの街って"そう"だったわ デカく、孤高 そういう雰囲気があって、それは実のところ好ましかった

そう、好ましかったんですよ

 

で、それはそれとしてですよ、この前久しぶりに大学の近くに行ってですよ、ちょうど俺が卒業したくらいに移転したという、新しいキャンパスを覗いてみたわけですよ

すげえ立派だったんだよなあ

まず、なにやら大規模な都市計画が動いたってハナシで、中心市街地から伸びていた電車の線を二駅ぶんくらい延伸して、その駅に直結する形でキャンパスが設けられているわけよ

安い・早い電車で、駅直結でいける場所にある これはデカ

そんでなんか、大学ってだけではなくて市民交流の場も兼ねよう、みたいな構想があったらしくて、図書館なんかが市民図書館大学図書館を合体させたオシャレな感じの建物になっている

ハワイアンカフェなんてものが入ってんだぜ 図書館

俺たちの時代には図書館には当然なにも入ってなかったし、そもそもキャンパス内にあるのは最低限の機能を備えた学食だけだった(ササミチーズカツはマジで美味かったですけどね)

大衆迎合たからといって専門性も損なわれていない感じだった 1階は広く読みやすい本が集められてて、3階とか4階に行くと誰が読むねんって感じの本の集合になっていた まったく悪くなかった 自習室とかワーキングスペースみたいなのもあって、全体的にカッコよかった

まあ実際、よく考えると俺たちの時代図書館にもそういうのはあった気がするんだけど、根本的な機能が同じでも、古く薄暗い場所にあるものと新しく明るい場所にあるものでは、後者の方がイケて見えるわけじゃないですか

そういうことなんですよね

そんでこれはまあ偶然なんだろうけど、キャンパスに隣接するところに酒メインのスーパーとか揚げたて天ぷらのチェーンとかそういうものがある

俺が大学時代、わざわざ地図を見ながらバスに乗って来て、天ぷらを食って酒スーパーを覗いて帰ったあのコースが、キャンパスに隣接している

キャンパス建物自体もなんかよくわかんねえ網目状の構造物がついてたり、ガラス張りっぽい感じだったりしてカッコいい

直結する駅は地下(?)にあって、そこまで降りるエスカレーターが長くてアイコニックだ 駅構内キューバサンドを売ってたり、謎のアーティストジャズみたいなのを演奏していたりもした

なんというか、体験密度が違いそうだった

俺は彩都が好きだったし、空きコマに巨大ディスカウントスーパーに走って100円のタコ焼きを買って、ボロボロの部室でひとりそれを食うのはかなり良い体験だったと素直に思っている

いっぽうで、あの新しいキャンパス大学時代を過ごしていたら、俺はもっと文化的な4年間を過ごせていたんじゃないか?という思いも捨てきれない

あのわかりやすくカッコいい図書館にだったらもう少し通ってたかもしれん 天ぷらを常食していたかもしれん スーパー銭湯の常連になってたかもしれん

キャンパスを出て散歩すっぞ!と思って外に出る道を歩いてたら「マムシに注意」って書いてある看板が立ってて心底ビビったり、キャンパスの裏にある山を登ってそこにある公園トイレに入ったらカマドウマみてえな虫がメチャクチャ死んでたり、ああい体験も確かに悪くはなかった リトアニア語の集中講義を受けるなら、ああい孤立した場所で受けるほうがより没入感が出てよかったと思う

悪くはなかった一方で、あと何年か遅く生まれていたら、あるいはもっとアーバンキャンパスライフを送ることもできていたのかも、と思うと、少し悔しかったりするわけですよ

人生ってそういうもんですよね

 

エロゲってゲームとしてはつまらな過ぎないか

SEXーバトル」なるゲームジャンルがあると聞き、DLサイトで人気の体験版を10個ほど落としたのだが、どれも非常につまらない。

1 テンポが悪い

とにかくゲームテンポが悪い。

カードローグのような超高速っぷりまではいかずともせめて普通RPGと同じぐらいのテンポは欲しい。

ADVRPGをモッサリUIで同時にやるようなゲームばかりで苦痛でさえある。

2 ゲーム性が薄い

昔ながらのRPGに「敗北したらエロシーン1 勝ったらエロシーン2」という要素をつけたものばかりだ。

多少のゲージ管理要素はあれどやっていることはレベルを上げてバイキルトルカニをかけて物理で殴るだけである

表向きはローグライト風・カードバトル・TDなど多様なジャンルがあるように見えるが、結局はどれもレベルを上げて殴るだけであり奥行きがない。

3 エロである必要がない

エロをコンセプトにしたゲーム特有駆け引きがない。

昔のFLASHエロゲーでよくあった「睡眠薬を持った相手が起きないようにちょっとずつイカせる」の方がずっとマシなレベルで、リスクとリターンの概念が薄い。

ゲーム内の葛藤は「わざと負けてエロシーンを見るか、それともここはちゃんと勝って後からわざと負けに来るか」ぐらいであり、攻略しているという気分にはとてもなれない。

チンコを思いっきり挿れたら俺もイッてしまうかも知れないが、ケツアナに力を込めることでイク前にイカせられる可能性に賭ける!」という感じの駆け引きを俺は求めていたのだ。

それはまるでSEKIROやブシドーブレードの如き、ギリギリの鍔迫り合いの中で、精子をかけながらの対話を楽しみたかった。

だが俺の求めるゲームはどこにもない。

令和にもなってFCレベルRPGをやるような脳死人間でも攻略できるようにと虚勢を繰り返され、エロRPGはただレベルを上げることだけを攻略とする時間浪費装置と化した。

こんなのを有難がるのは時間が余ってしょうがない生活保護受給者ぐらいではないのか?

俺の求めているゲームが何故存在しないのか、全くわからない。

かに需要が我が心中にあり、俺の中にさえあるならクリエイティブ想像力豊かな人々の中には絶対的ライフワークでさえありえるはずだ。

それなのにどうしてこんなにも味気ないゲームばかりなのだ

2024-09-02

anond:20240902175627

つーかレスポやカナナっておばあちゃん御用達みたいなイメージなんだが…

デザイン的にはおばちゃんけが多いけど、それは定番ラインやな

定番じゃない方はそうでないのもある

こはちと高めな、Q-potやなんとかアリスみたいな、デート用の一万円から二万円の奴と考えてくれ

2024-08-22

ディズニーに興味のない女

ちょっと話題が古くなってしまったが例の婚活男の提言

その中で「ディズニーサンリオ好きはメンヘラなので避けろ」というのがあった

サンリオキャラクターグッズを常に身に着けている成人て、風俗嬢とか地下アイドルくらいしかいなさそうで、そこはちょっとわかる気もする(婚活の場にそんな女性がいるのかは疑問だが)

ただ自分の周りで「ディズニー好きの女性」ってめっちゃくちゃ多いので、海外旅行好きに比べて割とスルーされていてびっくりした

ちなみに自分ディズニーランド開園した時既に思春期だった為、当時は「遊園地子供の行くところ」という認識もあり、家族で一度行ったきりで男性デートするようになってもわざわざ行ったりしなかった

大人になって女友達と数回行ったけどそこまで楽しいとも思えず

ディズニー映画アニメ自体ほぼ見ないので、ビデオDVDレンタルした事もない

キャラクターにもそこまで思い入れがなく、グッズを買いたいとも思わない

周りの友人は子供がいると一緒にランドに行ったり映画を見たりするようだけど、小梨の為そういう機会もなかった

また、私より下の世代は、幼児期からディズニーで育つせいか大人になっても変わらず好きという女性が多いみたい

20代~50代くらいの周囲の女性陣は、「年1、2回はパークに行って、お土産を買うのが楽しみ」「アニメほとんど見てる」くらいの人ばかりなんだけど、このレベルでも許されないのかな?

全然メンヘラじゃないしふっつーの人ばかりだよ(既婚者もたくさんいる)

特別趣味もなく、たまの休み上京してディズニー行くのが楽しみ!レベルでも「趣味ディズニー」とか書きそうじゃん

ディズニー全然興味のない自分はかなりの変わり者なのか?と感じてたくらいだったので、そこまで嫌われてるとはつゆ知らず

てか普通にディズニー好きな男性も多いよね?

海外旅行好きの件もだけど、「年一回程度アジア辺りに言ってグルメや買い物を楽しむ」ゆるフワOLみたいなのと、ガチバックパッカーと一緒くたにしてるのと同じで、そこだけで切り捨てられちゃうのもどうなの?と思った

anond:20240818153809

2024-08-18

第2回天下一無職会に出てきた理論武装無職

CASE06 てぽどんさん 年齢25 無職歴1年半 性別

2020年6月ごろから生活保護受給者。むろん、仕事ちゃんと探すもどこも受からず、コンビニスーパー介護土木作業員と全て落ちる。よく、「働けるのに生活保護をもらっているのは悪だ」と言う人もいるが、どこも雇ってくれないか生活保護をもらっているのになぜ批判をされるのか?ちなみに私は面接時、労働法を守っているかを念入りに質問する。

驚くことにこれらを聞いた途端に面接官は口を尖らせたり突然無気力な態度で「ああもういいよ」と言い、最悪の場合暴言まで吐かれる始末。違法労働に加担するわけにはいかず、これからも厳しくチェックするつもりだ。しかし、世間はなかなか雇ってくれない事情考慮せず、長く生活保護を受けていることを批判する。誰も雇ってくれないのでは生活保護継続するのは当たり前。まとまった金がないと仕事は探せない。なぜ私みたいなまともな受給者でも批判をされるのだろうか……。

ひろゆき:まともでいいよね(笑)

ひげおやじ:そうなんですよ。この人はスゴいよね。

ひろゆき:この人は強いよね。普通は何十社も受けるなかでどこかで折れると思うし、本人には原因が薄々わかっているわけで。でも、そこは労働法を守ることを信じてやっているわけだから、何の問題もない。

ひげおやじ:いや。穿った見方になるけど、この人はもう働く気ないでしょう?(笑)

ひろゆき:そこはちゃんと労働法を守ってくれる会社なら働きますと。ブラック会社で働くと、まともな会社のほうが損をする。例えば、残業代を支払わない会社残業代を支払う会社価格競争したら、残業代を支払う会社が負ける。なので、ブラック企業で働くことは社会にとって良くないのよ。ただ、こういう人がどんどん社会に増えていくことで社会が本当によくなるのかは疑問かも。

ひげおやじ:確かに(笑)。どうしよう……。この人の生きざまは皆さんに勧めたほうがいいのかな?

ひろゆき:このまま勧めていいんじゃない?この理論武装はアリだと思う。生活保護もあるわけで日本法律上は何の問題もないし、社会をよくしようと思っているのだから。例えば、生活保護をもらいたいけど、就職も一応しなきゃいけないから仕方なく面接に行って受かる人がいる。でも、このノウハウを使うと面接100%からない。役所の人に「なんで受からないんですか?」と聞かれたときに「いや、これを聞いたら残業代を出さないと言うから」といえば、役所の人も「それくらい我慢しろ」とか言えないわけで。だからかなり優秀なノウハウだと思うんだよね。

ひげおやじ:素晴らしい。これを勧めれば全て法を遵守してくれる会社だらけになるはずですから

ひろゆき:なので、何の問題もなく生活保護人生をまっとうしていただければ。

YouTubeの元動画

https://www.youtube.com/watch?v=rOGTkjrypG8

2024-08-09

anond:20240809132215

塚地の顔はすごく嫌ではないけど特に好きでもないな。

それより見るからに汗っかきそうで、そこはちょっと嫌。

2024-08-07

ゲーム面白ければグラフィックの出来は関係ない」←これが成立したことって一度もない気がするんだけど

グラフィックにかけた手間は関係ない」だったらまあ分からなくはないんだけど、「グラフィックの出来」だと流石にゴミみたいなグラフィック面白かったゲームは思いつかないなあと。

そもそもゲームデザインする段階でグラフィックはどうしてもくっついてくる訳じゃん。

そのゲームがどういう思想で作られているのか、コンセプトはどういうものなのか、それぞれのキャラ役割を伝えたりユーザーインタフェースを良くしたりと、ゲームとしてのコミュニケーション能力を支える重要なパーツでしょ。

たとえばRPGツクールデフォルトグラフィックだけのゲームは素材を探す手間さえかかってないけど、ゲーム全体を通してグラフィック統一されているし、それぞれのグラを与えられたキャラクターの役割(例:魔法使いからHPは低いけど魔法攻撃は強い 水の精霊から属性)はシッカリ伝わるからねあのデフォルトグラは。

(おっとここで風のリグレット反論しようとしたキミは見事にダウトだ~~~あのゲーム想像掻き立てるシンプルパッケージデザインと黒一色の画面という強烈なグラフィック武器にしており、手間はそれほどかかってなくとも「グラフィックインパクト」「ゲーム性を伝えるコミュニケーション能力」という意味では高得点なのだから~~~)

駄目なゲームありがちなこととして「グラフィックによるコミュニケーションを軽んじている」という部分があるんだよ。

ゲームってのは基本的にはゴッコ遊びなので、グラフィックを見た瞬間にそのキャラクターや行為が持つ役割が伝わってこないとアカンのよね。

スピードが早いものにはスピードの早いグラフィックを当てはめるべきだし、鈍重なものは重たそうなグラフィックであるべきなのよ。

そしてなによりそのゲームが想定している「こういうイメージで遊んでくださいね」というものゲーム画面をみてすぐに、そして少しでも具体的に伝わったほうがいい。

弾幕STGが人を引き付けるのは「一見回避が難しそうな弾が画面いっぱいに広がっていて、これをクリア出来たら全能感が凄いだろうな」と想像させる力があるから

逆にクソゲーと呼ばれがちなSTGは「一見避けやすそうなのに全然避けられない弾が飛んできて、この程度も避けられない自分無能だと感じさせてくる」ってパターンがかなり多いわけよ。

ゲームってのは元々はTRPGテーブルRPGサイコロ遊びと指輪物語ごっこノート迷路を足したようなの)みたいなごっこ遊びに端を発したものであり、ゲームソフトはGMゲームマスター(語り部ディーラーぐらいの意味))としての役目があるわけなんだからさ、そこはちゃんと「今、こういうことをしています。この遊びはこういう所が楽しいよ」ってちゃんと伝えてくれなきゃ。

なんか手抜き感満載のグラフィックな上にそれぞれがどういう役割を持ってるのかも伝わらず、結局やってることがシックリ来ないし、どう楽しいのかも伝わらないならそんなゲーム評価はやっぱ下がるよ。

思い切って文字だけで表現するとか、諦めて汎用フリーグラフィックを使うとかで誤魔化してもいいから、少しでも自分ゲームがどういうものかを伝える努力をすることにエネルギーを使うべきなんだって

グラフィックに頼らないことで奥行きのあるゲーム性が引き立つ」とか中二病みたいなことは絶対に考えちゃ駄目なんだよね。

コミュニケーション放棄してくる奴の話なんて誰も聞かないか

2024-07-27

anond:20240725142420

これは弥助問題元ネタ論文でも何でもない可能性が高いので,論文ちゃんと読んでください。

っていうか,こういったテーマについては,藤田みどりアフリカ発見」――日本におけるアフリカ像の変遷』(岩波書店2005年)っていう研究書がちゃんと出ているので,ネット上でかしましい皆様におかれてはまずはそういった文献もあたってみてください(ちなみに,この研究書のもとになった博士論文国立国会図書館デジタルコレクションで読めます)。

以下,当該論文について解説します。

そもそもこれは何の論文

注をよく見てみましょう。おや? 日本語の文献が引用されていませんね。日本語の文献を引用せずに日本研究ができるんでしょうか? これは問題ではないのですか?

はい問題ありません。なぜならこれは,タイトルアジア人黒人あいだでの人種人種観の利用――日系・アフリカアメリカ人場合からも分かるように,日本史の論文ではなくアフリカアメリカ人主題にした論文からです。

論文にはどんなことが書かれているの?

要するに何の論文なの?

これはどう読んでも,アメリカ黒人日本人観および日系人との関わりについてカリフォルニアを中心に調査した論文,つまりアメリカ黒人歴史に関する論文であって,ロックリー氏や岡氏がこれを読んでいないと断言することはできませんが(誰しも専門分野外の本や論文を読むことだってあるでしょう),わざわざこれを「元ネタ」にするなどということはとうていあり得そうもないことです。彼らがこの論文を参考にして立論しているのでは? などというのは,馬の心肺機能に関する研究が『ウマ娘 プリティーダービー』を参考にしているのでは? と言っているようなものです。ジャンル違いすぎるわ! あとドリームジャーニー引けなくて凹むわ! っていうか今回のLoHは千直だから荒れそうって言ったの誰だよ! ふつうに安定して英雄譚取れたから拍子抜けしたわ!

こういうときは注を見て,どんな文献に基づいてこの話をしてるのか?  っていうのをチェックするんですよ。弥助が出てくる部分の出典は,第一にMichael Cooper, comp. They Came to Japan: An Anthology of European Reports on Japan, 1543-1640 (Berkeley: University of California Press, 1965)っていう本の66ページで,これはまあ当時のヨーロッパ人日本について書いたものをまとめて英訳した,っていうやつですから,多分日本語でも同じコンセプトの本はあると思うのでそれを探せばいいでしょう。第二は,Gary P. Leupp, Images of Black People in Late Mediaeval and Early Modern Japan, 1543-1900, Japan Forum 7, no.1 (1995)っていう論文で,ペイウォールの向こうに行ければ読めますhttps://doi.org/10.1080/09555809508721524)。要するに,著者のデイヴィド・ライス氏(カリフォルニア大学バークレー校所属)は日本語読めないので,英訳された史料英語で書かれた論文典拠にして,本題に入る前のマクラとして弥助についてちょろっと書いたということでしょう。

仮に彼が日本史の研究者なら日本語を読めないのは問題外ですが,論文の内容から察するにあくまアメリカ黒人史の研究者なので,それならまあ日本語の論文読んでないのも仕方ないかなという感じ。なんだろう,アーサー王伝説のものについて研究するなら,古い時代英語とかウェールズ語とかの史料が読めないといけないけど,「日本人がどんなふうにアーサー王伝説を受容したか」という研究なら,『Fate/stay night』が読めれば十分で,アーサー王については日本語の本を参考にしてても構わないじゃないですか。この論文もそんな感じです。

なので,ふつう日本中世史研究者が,この論文典拠として用いることはまずないです。だって普通に考えて,こんなの典拠にならないっしょ? 中世ヨーロッパ史の研究者が論拠として『Fate』を参考にするなんてあり得ると思います そりゃ絶対あり得ないとは言えないけど,そういう蓋然性が薄い推測をわざわざするならもっと直接的な証拠(本の中でこの論文引用してるとか)を持ってきてもらわないと……

(もちろん,最近中世ヨーロッパ史の研究者が日本におけるヨーロッパ表象研究に手を出していたりするので,そういう研究で『Fate』を史料として用いるのは全然あり得るっていうかもうやってる人はいたはずなんですが。そのへんの研究動向は,たとえばhttps://doi.org/10.34382/00003197とかhttps://doi.org/10.34382/00003198とかの論文を読んでもろて……あ,話がズレた)

この論文表象研究としてはまあ手堅いので,弥助論争に巻き込まれて変な受け止められ方をするのは気の毒だと思いました。ただそれはそれとして,日系サイドの話もアフリカ系の新聞に基づいて書かれているきらいがあるので,論文タイトルからアジア人」「日系」を外して黒人についての論文だと明確化するか,あるいは日系人についてもちゃんと彼らの出してた新聞を読み込んで「日系から見たアフリカ系」を調査しないとダメなんじゃないかなぁ,とは思います。まあ,当時の日系人が出してた新聞って日本語で書かれたやつがいっぱいあるので,単純に読めないのかもしれませんが,だったらなおさら「これは2つのマイノリティについての話です(キリッ」と謳うんじゃなくて,「これはあくま黒人史の話でっせ」という断りを入れた方がよいような。日系人歴史黒人史の添え物とちゃうねんで。

結論

論文ちゃんと読みましょう。

ちゃんと読むっていうのは,この論文テーマは何で,どういう史料を使っていて,という,基本的なことを確かめながら読むことです。そうすれば,どれが話のマクラに過ぎず,どれが本題なのか,っていうのがわかって,「アメリカ黒人史の論文日本中世史研究者の元ネタだったんだよ!」なんていうアホな主張をすることもなかったはずなので。

2024-07-06

30年近く同居している祖母精神疾患があると知った日

10年以上冷戦状態だった父親喧嘩した。ら、タイトル通りのことを知ることになった。今後振り返ったときに実際に起こったことだけを認識できるよう残しとく。ただの喧嘩の記録。

当然だけど、精神疾患に対する批判偏見の話ではないことだけは記しておく。不快になる方がいたら本当にごめんなさい。

喧嘩きっかけは、30年近く続く父方の祖母被害妄想暴言が、ここ数年痴呆が進んだことでさらにひどくなり、毎日のように「10年間の生活費1000万と盗んだ着物を返せ」と母に言うようになったこと。また、ここ1週間は、「〇〇(私)がメル◯リで私の着物を売ったからないんだ」と独り言を言うようになっていた。

同居して30年近く経つのになぜか期間はいつも10年間で、金額が日によって300万になったり700万になったり、そもそも生活費を出していたのは父なのになぜ母に言うのか、着物に至っては祖母が着ているのを誰も見たことがないし、というか祖母着物自体、家で見たことがないので本当に存在するのか?という感じ。完全なる被害妄想

数年間取り合わないようにしていた母の堪忍袋の緒が先月から切れ始め、母も言い返すようになり、朝晩問わず大声で言い争うようになっていた。ここまでヒートアップする前に父が祖母に訳のわからんことを言うのはやめろと話したことも一度あったが、結局次の日には祖母は何の変化もなく母に暴言を吐き、父も何の変化もなく部屋に閉じ籠った。

どんなに2人が言い争っても部屋に閉じこもって我関せずの父が私は理解できず、病院に連れていってほしいと話したこともあるが鼻で笑われて終わった。

それでもこの連日のヒートアップする論争を私が聞くだけ、止めるだけでは何の意味もないし、この現状を知っていても我関せずの父への苛立ちが爆発し、父の部屋に突撃した。

「なぜこの状況をスルーできるの?この声が聞こえてない訳ないよね?なぜ祖母病院に連れて行かないの?」と聞いた。

父は「声なんて聞こえてない。そもそもお前の偉そうな言い方はなんなんや」と怒鳴り返してきた。確かに今思えばちゃんと段階を踏んで辛抱強く話せばよかった。このとき私自身苛立ちが収まらず、「じゃあ扉開けたから聞こえるよね。今私が話したいのは私の話し方ではなくて、なぜこの状況を我関せずでいられるかなんだけど」と返した。

私に文句を言いながら父は論争中の母と祖母がいるリビングに向かい祖母に対し「頭のおかしいことを言うのはもうやめろ」と言った。祖母が聞き入れるわけもなく、「この人が金を盗んだのになんでそんなことを言うんや」みたいなことを返したと思う(ここはちょっと覚えてない)。

そしてすぐ部屋に戻ろうとする父に更に苛立ち、「なぜ病院に連れて行かないの?それが理解できない」と聞いた。「なんでお前はそんな偉そうな口聞くねん」と父が論点をずらそうとしてきたので、「いや、私は病院に連れて行かない特別理由があるのか知りたいの」と聞いた。父は明らかにその話をしたがらず、はぐらかそうとしていた。でもこんな状況になってるのに引いてたまるかと、何度もやりとりを繰り返して、何度も聞いた。

「前、祖母に向かって気◯いだと言ってたのも聞いた。自分母親普通状態じゃないとわかってるのになぜ何年もスルーするの?」と聞くと、「そうや、このひとはもう気◯いや。気◯いの言うことなんかスルーしろ」と祖母を指差しながら返してきた。

自分母親を堂々と差別用語で指す父親に引きながらも、「なぜ頑なに病院に連れて行かないのか、それを知りたいだけや」と再度言うと、糸が切れたように、「そうやずっと病気やこのひとは。30年以上前精神科に3回入院してるからな」と言った。30年以上前、となると祖母の同居前どころか父母の結婚前になる。

初めて聞く話にびっくりして、「そんな話全く聞いたことなかった。なんで今まで話さなかった?」と聞くと、「みんな知ってることや。知らんのはお前だけ」と。

「みんなって誰?母も知ってるの?」と聞くと、そばで話を聞いていた母が「待って、そんな話は聞いたことない」と呆然としてた。父は「俺と妹(私の叔母)は知ってる」と言い、「それのどこが"みんな知ってる"なの?」と私は呆れ返った。

「なんで今まで話さなかった?というかそもそも結婚前とか同居前に母に話さなかったの?」と父に聞くと、「何も聞かれなかったから。今までお前にも母にも聞かれてもないから、話さなかっただけ」と平然と言った。そんな言い分が通ると父が思ってることにもびっくりして、しばらく何も言えなかった。その間も祖母はずっと母に対し妄言を言い続け、母の腕を叩くこともあり、母が痛がっていて、見てるのが辛かった。

父に「なんの病気なの?もしかして〇〇?」と聞くと「そう。だからおかしいねんこの人は。そもそも病気やって普通わかるやろ。なんで自分たち2人は聞き流せないわけ?」とのこと。なるほど、父の頭の中では私と母が悪いんだなと妙に冷静になったことを覚えてる。父は終始、私と母がなぜ祖母妄言に苦しんでるのか理解できない(したくない?)様子だった。

私が、「いや、子どもの時からずっとこうだったから、学生ときまで元からこう言う人なんだと思ってた。でも、ここ数年はあまりにも様子がおかしい。病気だろうというのは予測はしてた。だからなぜ病院に連れて行かないのか理解できなかった」と話すと、「病院に連れて行っても意味ない。入院したら落ち着くけど出てきたらまた元通りなだけ」と。

「だからといって症状があることを知った上で30年以上放置するのは理解できない。痴呆も明らかに進んでるし病院には行って欲しい。あなたが連れて行く気がなさそうだから私が近々連れて行こうと思ってた。地域相談センターにも電話して相談もしてた」と父に言った。実際、この喧嘩の数週間前にセンターの人が家を訪問し、祖母状態確認しにきてくれていた。部屋に引き篭っている父は知らなかったけど。

すると父は、「なんでそんな余計なことするわけ?受け流したらいいだけ。なぜそれができない?」と言うので、私と母で「もう何年も我慢してる。これからもこの人は病気なんだから我慢しろってこと?」と言う。「我慢じゃなくて受け流せって言ってる」と父は当たり前のように言うので、「その場を離れてもついてきてまで言われることもあるのに?こんな状況はもう限界」と返した。

「じゃあ病院に連れて行ったらいいな。それで文句ないな」とうんざりした様子だったので、「できるだけ早く連れて行って、その検査結果も必ず伝えて欲しいし、そもそももっと早く病気のことを伝えてくれてたらこんなことにはならなかった」と言うと、「何十年も問題なかったやろ。こんなふうになったのはここ数年の話やろ」と言うので、それにもびっくりした。祖母妄言で母や親戚とトラブルになるのは私が子どもの頃から度々あったから。部屋に監視カメラがついていると言ったり、テレビから電磁波が出てると大騒ぎしたり、好きな野球選手結婚することになったから出て行くと言い出したり。皇室手作り人形を送りつけ、返送されることもあった。

私は子どもの頃に「お父さんとお母さんが離婚したらどっちについていきたい?」と祖母に笑いながら聞かれたりしたこともあった。「あんなお母さんいややなあ。かわいそうやなあ」と言われることもあった。小学生だった私は「なんで私にそんなことを言うんだろう」と思っていたが、その真意に気づいたときには父に頼ろう、相談しようと思う気持ちがなくなってた。だから母だけに話していた。

が、この際言ってしまおうとそのことを父に言うと、「そんなこと言われるのはお前個人に対してなにか野次ってやりたい気持ちがあるからやろ」とのこと。「祖母は私を嫌ってるってこと?6歳の頃から言われてたけど私がなにかをして、だから嫌なこと言ってやろうと思ってるってこと?」と聞くと、「そうなんじゃない。俺は知らんけど」と言われた。加えて、「それに、こんな母親でかわいそうっていうのは俺も思ってる」と母の前で平然と言った。

その姿を見て、なんだか自分の中で、自分父親って本当にこういうひとなんだなと諦めがついた。

今思えば「なんでこの人が自分母親なんだろうって思ったことはないけど、なんでこの人が自分父親なんだろうって高校生くらいか毎日思ってるよ」くらいは言ってやればよかったけど。

この後も偉そうだとか、なんで今更そんなことを言われなきゃいけないのか理解できないとか父に言われたけど、私は子どもの頃からあなたのこと信頼できない人だなと思ってたし、相談しようなんて今まで考えもしなかったからと伝えたら黙り込んでた。最後は「もういい」と部屋に戻って行った。

父親の60年の人生の総括みたいなもの今日のやりとりに詰まってた気がして、口論最後には目の前の父をすごく哀れに感じた。自分父親を哀れだと思う自分自身も少し嫌だったけど。

ただ、今日のこと、もっとこう話せばよかったと思うことはあっても、そもそもさなければよかったと思うことはなさそう。

振り返りながらこれを書いている今、強く感じたのは、10年近く避けていた父はこんなにも小さく、情けなく、自分プライドを守ることしか頭にない、どうしようもない人間だったこと。そして、心のどこかで恐れてた父にここまでぶつかれるようになっていた自分が頼もしかたこと。

もし父母が離れることになっても母のことは私が守りたいと思う。母は自身の両親が要介護になり、その2人の介護を1人でしつつ、家に帰っても姑の被害妄想に巻き込まれ、それでも私の前では明るく振る舞っている。一番しんどいはいつも母だ。

なんで増田に書いたかと言うと、こんな状況の人が周りにおらず(そもそもこんな状況を人に話せるわけもなく)、こんな情けない家うちくらいだろって、ずっと何年も1人で考えていたから。

同じような状況のひとに「自分の家だけじゃないんだ」って思ってもらえたらいいなーと。

そして、駄文をここまで読んでくれた人がいたら、本当に本当にありがとう。友人に話を聞いてもらった気分だ、救われます

(追記)

ネットの海に流れていくだけだと思っていたので、コメントまでしてもらえるなんて思っていなかった。感想を教えてくれた人、どう動くべきか教えてくれた人がこの世界にいるっていう事実が、私にとって本当に救いになってくれている。もちろん読んでくれただけでも十分すぎる。なんてありがたいんだろう。はてなビギナーすぎて、コメントの返信方法がわからず、この形でごめんなさい。

そして今日カウンセリングに行って相談してきた。カウンセリング中に思い出したこともあったので、少し加筆してます

カウンセラーの方には、「母と共に、それが難しければあなただけでも逃げるべき」とアドバイスをもらった。本当にそうだと思う。父が祖母病院に本当に連れて行くのか確認しつつ、次の手を考えたい。

そして、カウンセリングでびっくりしたのが、「あなたのお父さんは残念ながら世間一般で言う毒親です。だから離れてください」と言われたこと。世の中には親に虐待されたり、人格否定されたりしたひとがいるんだから、私の父なんてまだまだ序の口で、こんなことで参ってる私は甘いなあなんてどこかで思っていたから。

これを読んでくれた人は、私の父をどう感じただろうか。

2024-06-28

社会不適合者の弱者男性に一丁前の性欲があることを想像すると本当におぞましい

人としてちゃんとしてないのになんでそこはちゃんとあるんだよ

2024-06-19

恋だ

ほぼ毎日同じ電車に乗る子がいる。タイミングが合わなくて一緒にならないこともあるが少なくとも週に一度は一緒だ。

勉強の話や雑談など他愛のない会話を繰り広げる。今年で知り合ってから6年目の同級生だ。

最近なんだかその子と話をするのが楽しみで仕方がない。明日は何話そうかな?何話すのかな?そう考えるだけでも心が躍ってしまう。

あぁ恋してるのだな。でも相手からすれば同級生なんだよな。そこはちょっと悲しい。

異性として見られるように努力はしている。でも実るかどうかは判らない。

はぁ、明日も話せるかな。明日も話したいな。

2024-06-17

コロンブス擁護派が、執拗MV解釈にこだわるのはコミュ障って感じる

どういう意図で作られたか?ではなくて、どう受け取られたか?が重要で、それによってレーベルタイアップ企業イメージがどうなると予想されるか?が問題本質でしょう?

それなのに、見る側の解釈のせいにしたり分析力のせいにしたりする人を見かける

それってどうでもいい細部にこだわっているだけのように見える

たとえばラーメンを見せれば糾弾される社会があり、そこでうどんの絵を描いたらラーメンと誤認され糾弾された、としよう

そこにラーメンを見せたいという意図がなかったことが分かっていたとしても、ナルトメンマチャーシュー乗せたうどんの絵を描けば、そりゃあ批判は免れないでしょ、ってなるのが普通だと思う

現実、多くの人がラーメンと誤認したわけだから、それが本当はうどんだったかどうかなんて関係ないよね、って

でも、現実今回のコロンブスの件で擁護している人たち (擁護ではなく事実論理的説明だ、という表現もあるが) は、なぜか麵の太さを執拗解説するような姿勢を見せている

論理的解釈すればうどんでありラーメンではない、と

まあそれはそうかもしれないし、そこは否定しない

でも、その主張に対する素直な感想としては、うどんなのはそうかもしれないけど、じゃあナルトメンマチャーシュー乗せずにかまぼこ海老天くらいにしとけばよかったよね、って思う

だって絵のうどんラーメンを見分けるポイントってそういう記号的なものから来る印象でしかないのが現実から

から、印象を超えた厳密な解釈なんて世の中では広く受け入れられることはない

今回はその記号にあたるのが、コロンブスと猿だった


残念ながら世の中には不文律があって、ここまではOKだけどこれを表現したらアウトね、っていうルールがなんとなく存在する

そのルールを参照したときに、違反に該当すると思われたものは、公には存在できないのがこの世の中の慣習

それがいいかいか議論があると思うし、全面的にいいとは思わないけど、それを言ったところで世の中は変わらないんだから仕方ない

公に、っていうのは、大きな企業複数絡み、社会イメージを良好に保ちたい人たちが大勢関わっているときに、という意味合い

アーティスト個人レーベルで、表現に自信や信念がある場合、その表現を取り下げたいと願う関係者が存在しないことから問題ある表現も取り下げる必要はなく存在できる

でも、今回の件は、アーティスト個人問題ではなく、所属レーベルコカコーライメージも絡んでいる

「厳密な解釈では差別意図がないのは明白」だとしても、それを主張し続けるよりも企業イメージを優先したいのは当然

からあのMVは、今の世の中であの形では存在できない

シンプルにそれだけの話だ

実際彼らは最短で取り下げ謝罪し、ダメージを最小限に抑える正しい振る舞いをしたわけだ

誉められていいと思う


結局のところ

あのMVが公開され続けるべきか否か?という問いに対しては、ステークホルダーイメージダウンを懸念する以上存在できない、一般人はその判断に関われない、が答えとなる

じゃあそのイメージダウンに関して、あのMVは本当にイメージダウンにつながるか?という問いに対しては、一定割合直感的に問題のある表現と感じた以上はイメージダウンはある、というのが答え

で、そんなわかりきった事実に対して、きちんと解釈すればどうこう、ってのは、正直この問題の本筋から完全に外れた遊びとしか思えない

まさに、解釈なんてどうでもええやん、解釈本質ちゃうやんって話

本当にそんなにMVの内容解釈にこだわりたいのなら「公開され続けるべき」とか「批判者の解釈は正しくない」とかとは離れた文脈で、フラットに「こういう解釈が正しかろう」という文学的解説であるべきだ

もちろん批判者側も、センシティブイメージを想起させるMV内の表現のみに対してアウトを表明する権利があるだけ

アーティスト音楽性そのもの批判するのはもちろん違うし、それどころか人間性や知性について言及するのは完全に間違っている

こはちゃんとわきまえなきゃいけないのはわかってほしいところ

2024-06-04

anond:20240604220331

なるほど、「差別」と「敵意」の区別がないんだな。そこはちょっと面白いかもしれない。言語コミュニケーション能力自体が低いんか?

anond:20240604215824

なるほど、「差別」と「敵意」の区別がないんだな。そこはちょっと面白いかもしれない。言語コミュニケーション能力自体が低いんか?

2024-06-02

セフレ子供産んでオッパイデカくなってたw

結婚出産子育ての三連コンボで全然会えてなかった、

というかもう会うこともないだろうな、と思ってたセフレから連絡あり。

なんでも、ずっと頑張って頑張りすぎてるから、たまにはどっかで羽根を伸ばしておいで、

って旦那さんが送り出してくれたらしい。

で、俺のところに連絡があった、と。

相変wらずヒドイ女だ。

で、そいつオッパイがかなりデカくんなってる。

Gカップくらいあるじゃない?って勢い。

母乳も出るよー、って遊んでくるんだけど、そこはちょっと引く。

ちゃんとしたセックスひさしぶりだよお、ってちんこにしゃぶりついてくるのはかわいい

4回した。r

また会おう、と約束したけどたぶんもう会えないだろうな

2024-04-17

産休クッキーの件

私は子無し既婚だけど

貰ったら「可愛いー!」って思うよ

配慮配慮って...

自分と人は違う人間なんだから

こはちゃんと分けないと

それに相手事情相手しかから

自分だって人を知らないうちに

傷付けてるかもしれない

そりゃある程度の配慮必要だけど

人に求め過ぎるんじゃなくて

自分が人に配慮することを心掛ける

それが平和だなーと思う今日この頃

2024-03-20

anond:20240320204301

化粧も脱毛もしてないデブモサ(かつ結婚適齢期)って時点で、性格的にかなり難があると思う。

社会人としての身だしなみ、最低限人を不快にさせないマナーもできてないのに、性格が良いってことはありえない。

たぶん友達もいないし、年相応の社会経験も積んでないよね。少なくともこじらせてて卑屈なのは確定じゃん。

男も女もルッキズムの話で「ブサイクだけど性格がいい」ってパターンをすぐ出してくるけど、ブサイク性格がいい人は服装とか身だしなみみたいな最低限のとこはちゃんとしてるよ。

2024-03-02

anond:20240302171629

2個上の増田だがその通り。西ローマ系と東ローマ系は明確な違いがある。十字軍にしてもほぼ西ローマ後継文化圏が行った。ビザンツ帝国に至ってはキリスト教(オーソドックス)なのに十字軍攻撃されてる。

キリスト教文化圏ってのはアジア史観の雑な分類でしかない。

追記日中韓儒教のとこはちょい違和感あるな。中国日韓ほど儒教儒教してないな。日韓・中が適切かもな。

2024-02-21

anond:20240221174631

仮にNaoyaタイマン対談するとなったときは前提条件の置き方次第で議論の進め方変わってくるな

双方が近い規模の事業者として業務提携するケースを想定すれば、技術者側の経営マーケティング等への無理解はよくないのでそこはちゃんと技術者勉強すべき

労使関係ないしは会社個人事業委託のようなケースなら、技術者側に必要なのはビジネス感覚というより労基まわりの知識で、事業全体の調整主体受託側よりも委託側なので、この場合ビジネス側によりしっかりした技術への理解をもとめたいところ

2024-02-11

俺の知ってる日本茶紅茶専門店

ちょっと前に俺が感じたのと似たような記事ホッテントリに上がってた。

コーヒーってシングルオリジンとか盛り上がって専門店結構あるけど日本茶って見ないな」と思っていろいろ探した。

探したらコーヒー専門店程ではないが、結構ある事に気付いた。

というわけで、俺が知ってる日本茶紅茶を楽しめる店を挙げていこう。

殆どは俺が行ったことあるところだけど、行きたいけどまだ行ってないところも含めてる。

紅茶は1店舗しか行ったことないけど、探せば普通にいっぱいあると思うので全国どこでもいいからいいところあれば教えてくれ。


日本茶煎茶ほうじ茶玄米茶

福岡日本茶専門店 茶舗ふりゅう(https://www.chahofuryu.com/

日本茶専門店を探し始めたときにはじめて知った日本茶喫茶メニュー提供してくれる店。

俺が行ったときコースメニュー的な感じで、ちょっとしたお茶請けと一緒に煎茶急須で「茶葉が開ききってない状態」、

ちょっと茶葉が開いた状態」、「完全に茶葉が開いた状態」と三煎ぐらい提供してくれた。味の違いを直接感じられて楽しめた。

福岡の店だから当然八女のお茶もあるけど、結構いろんなところからシングルオリジンの茶葉仕入れてるっぽい。

福岡市と久留米市に店があるっぽいが福岡市の方にしか行ったことない。福岡市の店は入り口めっちゃ分かりにくいし

店もそんなに広くないけど、「コーヒー専門店みたいに日本茶を楽しみたい」って人にはお勧め

俺が味わった日本茶コースメニュー的なヤツの値段については、上は結構な値段のヤツあるけど、1000円前後からあると思う。

最近物価高騰の影響があるかどうかは知らない。これ書いてて思い出したのでそのうちまた行こうと思う。

福岡】 XINFUCHA Shop & Salonhttps://www.xinfucha.jp

ここは日本茶だけじゃなくて台湾茶も売ってる店。

俺が行ったことあるのは既に閉店しちゃったソラリアプラザにあったテイクアウトと茶葉売ってた店の方なんだけど、

ここで好きなのは結構高めの茶葉の1回分をラミネートパックで小分けにしてお手軽に売ってくれるところ。

何度のお湯で何分淹れてね、ってパッケージに書いてあるのもいい。

パックだと個人的には手が出ない高い台湾鉄観音とかその他いろんな烏龍茶日本茶なんかを茶葉で小分けで売ってくれてるのでお試ししやすい。

喫茶メニュー体験してみたいけど行ってないのでそのうち行こうと思ってる。

ティーバッグも売ってる。

福岡】 茶料 山科https://www.instagram.com/saryoyamashina/

ここは行きたいと思ってるけど、値が張るのと予約必須っぽい感じにビビっていけてないところ。行ってみたい。

日本茶とそれに合わせたデゼール?をセットで4000円とかで出してくれるガチの高級専門店っぽい。

行ったことないので味とか体験についての情報は無し。行ってみたい。

京都/東京】 一保堂茶舗https://www.ippodo-tea.co.jp/

俺が行ったことあるのは東京の方。

これも値段はちょっと高めだが、抹茶玉露煎茶ほうじ茶玄米茶といろいろ提供している。

俺が行ったときインバウンド客が多かった。

お茶急須で出してくれるので3杯ぐらいは楽しめたはず。京都本店の方にも行ってみたい。

日本茶専門店玄米茶メニューとして出してくれるところって意外と少ないのでじっくり楽しんだ。

ここは抹茶もあるが、抹茶はあまり好きではないので味は知らない。

金沢加賀棒茶 丸八製茶場 一笑(https://issho.kagaboucha.com/

金沢旅行したときに見つけたほうじ茶専門店

席に着くと、まず茶葉にお湯を少しかけて蓋で冷めないようにしたうえで香りを楽しみつつメニューが選べる。

俺の隣に座ったインバウンド客は「え?ナニコレ?まだ注文してないけどこれ飲むの....?」的な戸惑いを見せて店員が止めて説明してたのが面白かった。

頼んだお茶急須で入れてくれ、お茶請けのお菓子とセットで楽しめる。

日本茶の中でもほうじ茶専門店ってのが珍しくて行ってみたけど凄く楽しめた。

金沢旅行する際は行ってみるといいよ。値段的にはそんなに高いって訳でもなかったと思う。

金沢兼六園 時雨亭(https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/sigure.html

メインは抹茶なんだろうけど、煎茶も出してくれる。俺は煎茶頼んだ。

こはちょっと特殊な店で、俺が行ったときシネコンの入れ替え制みたいな感じだった。

最初メニュー選んで支払い終えると待合室で兼六園庭園を見ながら待って、準備が整ったら席に案内されて、お茶提供される。

お茶飲みながらゆっくり兼六園庭園を楽しめる。兼六園いから、ここでゆっくり出来るのはいいね

畳に上がるのもインバウンド客は喜びそう。座る椅子は用意されてるから正座で足がしびれるとか胡坐かくのはちょっと...って心配不要

カジュアル日本茶抹茶日本庭園が楽しめる。兼六園一休みするにはいいと思う。

紅茶

広島紅茶のお店linden(https://linden0128.thebase.in/

なんとなく入った店だったけど、メニューの茶葉の種類がガチで多くてびっくりした。

おじさんが一人で入ると場違い感ハンパなかったけど、紅茶はおいしかった。

店の入り口銀行ATMの脇にある階段を上がったところで「ホントにここ?」って思いながら店に入った記憶がある。

2024-02-03

脚本家の密談:文字起こし改定版 1



黒沢

 こんばんは

 脚本家たちの深夜密談です

 今週はちょっと先週からの予告を変更しまして

 急遽セクシー田中さんの話をしたいと思っております

 と言いますのもですね

 やっぱり脚本家の深夜密談ということで

 脚本家名前を返している以上

 ちょっと脚本家立場からこの話をして

 ご理解していただきたいところもあるなというところから

 はい急遽決めました

 なかなか勇気のある決断だったので

 私たちだけでは心もとないので

 40年にわたってテレビドラマ活躍されている

 伴一彦さんに急遽ゲストとして来ていただきました

 伴さんどうかよろしくお願いいたしま

 伴さんのお話

 お伺いしたいと思います

 お伺いする前に

 一応ちょっとここまでの経緯を

 簡単にお伝えしますと

 まずこの件の発端というのが

 12月24日に脚本家の方が

 そして今月の26日に原作者である芦原妃名子さんが

 それぞれなぜセクシー田中さんの9話と10話を

 原作者である芦原さんが書くに至ったのかという経緯を

 SNS投稿されるんですね

 それを受けてニュースWebニュースなどでも取り上げられたり

 SNS上で大炎上

 で当初は9割方脚本家を攻めるような

 原作クラッシャーだのと酷い攻撃があがっておりまして

 28日になって原作者の方が攻撃たかったわけではなくてごめんなさいというツイートを残してアカウントを消されてるんですよね

 その段階で私自身も伴さんにこの話したいんだとお願いしてはいたんですけれど

 やはり当事者の方がもう触れてほしくないのかなというツイートアカウントを消されてるってことは

 もう取り消しにしたいのかなというので触れない方がいいのかなと考えたりもしていたんですけれど

 今日になって芦原さんがお亡くなりになったというニュースが届きまして

 やはりここはちゃんと取り上げて

 脚本家ドラマに関してですね

 この件に関して私たち当事者ではなくて

 あくまでも報道SNS上ご自身たちの発信で知ったことが全てですので

 憶測ものも言いたくないですし

 業界関係者から新たな情報確信もなく確認することもなく

 手に入れてお話しするつもりもありません

 あくまでも今分かっている事実に基づいて

 ドラマ作りなどあるいは脚色の仕方など

 どんなことを脚本家がしてどんなトラブルこれまで起こってたのかなどを

 お伝えできればなと思っております

 はいということなんですけれど

 伴さんもこれまでの経緯をかなり

 チェックされたりされているかと思うんですけれど

 

 はい

 僕もツイートポスト化したんですけど

 原作者脚本家両方がお互いの意向というか意思を知らないで

 進んでしまってるのが一番の原因かなと思ったんですよね

 そこはだから僕は全く原作者とは違っているんですけど

 僕は揉めたことなくて

 そうですね

 お友達になって飲みに行ってっていう方の方が多いんですけどね

 その時もだから別に責めるっていうか

 番組って脚本家自由に書けるわけじゃないじゃないですか

 監督勝手に取れるわけだから

 やっぱりプロデューサーが全ての責任を負うんですよね

 番組方向性だとかどういう本にするとか誰に書かせるとか

 そういうのは全部プロデューサー仕事なので

 僕の見えないところで原作者といろんな交渉をして

 ドラマを成立させてくれたんだなとは今振り返って思っててね

 つまりトラブルをなくすのが

 プロデューサー仕事という風に思ってるんで

 ただ原作者意図とか分からない時に

 話し合いをしたいとこっちが言ってるけれども

 間に入る編集者とかプロデューサーがそこは合わせない方がいいと思ったのか

 お互い忖度してくれてるのか

 合わず

 話が進んじゃう

 最後打ち上げか何かでお会いした時には

 記者会議記者会見の時かお会いした時には

 面白かったですって言ってくれたりみたいなことがあったので

 もっと早く、まぁ多忙作家さんだったんで

 会う時間がなかったのかもしれないけれども

 何かあったら直接会って話すっていうのは一番誤解もとけるし

 やりたいことも再確認できるしいいんじゃないかなと思います

 

黒沢

 そうですよね

 私もテレビに限らず映画なんかでもそうなんですけど

 やっぱり私の感覚からすると

 脚本家原作者ってやっぱり作家同士ですのでね

 性質上どうしたって対立したりするしがちっていうか

 私はしがちですけどね

 私はして当然だと思ったりするところもあるんですよね

 ただそんなに何だろう

 トラブルになる

 トラブルが全くなかったってわけではなく

 やっぱりこちらで書いたもの

 原作者の方からこういう要請が来ましたみたいなことは結構あります

 そこで意見がぶつかって

 ちょっとうちで話しましょうみたいな

 呼びつけられて

 あなたって本当に私の原作のこと全然わかってないわねみたいなことを言われてたこともありましたけど

 ただ基本的に直接脚本家原作者の方と会うってなかなかないですよね

 それはやっぱりですよね

 だからそんなのを合わせたらお互い対立するに違いないみたいなこともあったり

 プロデューサーが間に入り調整した結果

 だから原作者要望10聞くのではなく

 5聞くことにして5は原作者の方に納得していただいて

 持ち帰った5だけはこちらが説得されて直すとか

 そういうことで仕事をしてきた経験があるので

 やっぱりツイッター上でX上でね

 脚本家原作を全部変えているみたいな発言を見ると

 とっても心が痛んだんですよね

 で伴さん経験上ご自身勝手

 このキャラクターこっちに変更しまからって言って通るって

 どれぐらいの確率であります?

 

 いや僕の場合結構そういう意味では原作から変えてることが多いんですよ

 例えばツイッターにも書きましたけど

 クリカンとか

 原作歴史小説家なんですけれども

 それも辞めて探偵事務所にして

 探偵助手がいるんですけど

 それも原作だと女性だけなのを2人男女にして

 あともう1人子供も加わってみたいなことまで

 ほとんど原作エピソードも使ってないんですよね

 でもそれに関して寺澤さんっていう原作者の方からは何もなく

 それをプロデューサー止めてたのかどうかもわからないんですけれども

 最後スタジオ収録の日

 最終回スタジオ収録の時にいらっしゃって

 僕はちょっとキドキしてたんですけれども

 本当に面白かったみたいに言っていただいて

 それから結構一緒に飲みに行くようになって

 あの演出家悪口を言ったりとかね

 みたいなことまで

 だしあと*****(不明)も原作ほとんど使ってないし

 多分ちょっと大分忘れてきましたけど

 犬がパートナーっていうのも

 あのこっちで作ったやつだと思うんですよね

 あの国際の森本とかが書かれても

 あの森本昌子さんっていう方が原作者なんですけれども

 あのそう何回目か進んだ時にスタッフルーム

 手書き漫画付きのファックスをいただいて

 それが参りましたみたいなね

 本当に面白いこういう漫画を書きたかったみたいなことまで書かれてたんですよ

 

黒沢

 なるほどね

 そのお二人の原作

 入る時にですよ

 その仕事を受ける段階でプロデューサーから

 原作ってどれくらい変えていいですよみたいな説明ってありました?

 

 いやあ 特になかったと思います

 これをやるんだったらこうしたいとかね

 こうしましょうみたいなのを企画会議でやって

 で大体そこでまとまったら

 そういうのをやったと思います

 

黒沢

 やっぱりそれは企画会議っていうプロデューサーさんとの会議を経て

 なんか決定することですよね

 そうでその企画会議でいやいやこれは原作通りにやってくださいって言われた時に

 伴さんであったとしてもなかなか変えられるものではないですよね

 

 えっと原作通りにやれっていうことですか?

 

黒沢

 まあまあ会議

 つまり伴さん一人の力で変えられるものなのかなっていう

 

 まあそれはもちろん同意がないとできないですもんね

 できないですよねっていう

 あの僕がやる時は大体プロデューサーと一緒に本を作ることにしてて

 で監督は後から入ってくるんですよ

 出来上がったもの

 

 でただ****の場合はもう現場の周りもすごい面白監督なんで

 現場で思いついたことを入れてきたりとかね

 まあやったんですけどそれもまあ僕のシナリオからはみ出してない

 原作からははみ出してると思ったんですけれども

 それも面白がってくれてたんですよね

 

黒沢

 あの原作者の方の中にはやっぱりなんか2種類いるなと思っていて

 まあ一つはね原作原作映像化は映像化で全く別物なので

 もうご自由にどうぞ出来上がりを楽しみにしていますっていうタイプ

 原作者さんも少なからずいらっしゃる

 まあそういうタイプの多分今のね2ケースの場合は2ケースの場合は多分そういう原作者さんだったのかなっていう気もするんですけど

 その一方で特にあの

 初めて書いた本ですとか小説ですっていう原作者さんに多いのがやっぱり自分にとってすごくこだわりがあるので

 原作はなるべく変えてもらいたくないですっていうようなケースもありますよね

 まあ以前前々回かな深夜密談でもちょっと話題に出た柔らかい生活のね

 原作者さんも本当に思い出のある小説なのでっていうのが

 小説なのでっていうことでまあちょっと裁判になってしまったりとか

 

 いやいやでも僕東野圭吾さんってどっちタイプなんですか

 

黒沢

 私は東野さんやったことないのでよく分からない

 ただあの作家の方でも作品によるケースも結構あるんですよね

 この作品だったら自由にやってくださいでもこれはっていうのがあって

 だから私の場合原作企画ができた段階で原作者の方ってどれくらい変えていい方なんですかっていうのはまず聞くようにしてます

 そういうぐらいちょっと最近はやはりこだわられる方が増えてるのかなっていう以前よりも感覚として

 という感じは

 

 で実は東野圭吾さんが**賞を撮って放課後っていうのを脚本してるんですよ

 あの木曜ドラマストリートだったか

 それは高校舞台のやつだったんでもうちょっと青春よりな青春ものっぽいノリで書いたんですけど

 それに関しても東野さんと会ってもいないし

 なんか*****も聞いたこともないんですよね

 

黒沢

 うんうんうんそうなんですよね

 ただやはり今回の場合すごく実は特殊なケースだったんだなって後から分かったのが

 そのドラマ化を許可する段階の条件として原作通りにやってくださいという条件が出されていたっていうのが

 ちょっと今回の場合かなり特異なケースだなとは思います

 ただそれを受けてしまったというか伴さん可能ですかと思うんですよね映像化するにあたって

  原作まんまみたいな

 

  何をもってまんまっていうのかだってもう媒体が違うわけだから絶対同じものにはならないじゃないですか

 

黒沢

  同じものにはならない

  そうですね

  なんですけれどやっぱりそれをどこまでならないですよ

  だけどできる限り原作を生かす方向でいきますみたいな説明がなされたのかとか

  やっぱりそのあたりがまずどうだったのかっていうことと

  あとその点をどれだけ脚本家に伝えていたのかっていうこの2点が分からないので

 

  脚本家のインスタ見るとそれは全く伝わってない感じですもんね

  それは丸山雅樹さんが書かれたけれどもこれだから約束ごとの問題ですよね

  なんか良い悪いとかじゃなくてそこがちゃんと伝わってない

  両方が思ってることが違うっていう違ってたっていうことですもんね

 

黒沢

  こういうのって普通契約書みたいなのって交わすんですか?

 

  えっと僕とは多分交わしてると思うんですけど

  僕は一回も原作者と局が交わした契約書を見たことはないです

 

黒沢

  脚本化側が見れるものではないんですね

 

  どういう約束しまたかみたいなことは聞くことは可能かと思うんですけど

  僕は聞いたことはなくてそういう質問したこともないんですけど

  ただえっと

 **せ再びって

  筒井康隆さんの原作のやつをNHKでやったことがあるんですけど

  その時にはもうプロデューサー筒井さんにこういう風に変えたい

  なぜならこういう理由でみたいなことを愛を込めた文章メールを送られて

  そういったところから始まったみたいですね

  ***っていう黒人が出てくるんだけど(間聞き取り不明

  それはちょっとまずいかなぁって日本人に変えたんですね

  それもこういう理由でみたいな

  そういったことを言って多分テレビ化をOKしてくれたと思うんですよ

  筒井康隆さんの場合は本当に台本を隅から隅まで読んで

  原作者チェック以上にここはこのセリフは繋がってるかみたいなことまで毎回メールをいただいて

  それはプロデューサーが僕に直接見せてくれたんですよね

  でそれで直したまんま直したかちょっと忘れましたけれども

  そういうやりとりをやりました

  始まる前にちょっと原宿のお家にも挨拶というか説明に行ったこともありますけどね

 

黒沢

  いやだけどなんか伴さんの今の話を聞いてなんとなく問題点が分かってきたなって ちょっと感じたのがですね

  とある原作者の方がすごくドラマ化に当たってもめている最中にその原作者の方と

  あってお話する機会があったんですよ 私はかからなかったんですけど そしたらその原作者が言うには別に変えてくれてもいいんだけど

  変えるなら変えるなりの理由説明してもらいたいんだよっていう そういうあたりをふわっとしたまま変えられても納得いくわけないじゃないですか

  その方がおっしゃってて うんまっその通りだなと思ったんですよねうん こっちだってね他の方の原作を変えるには 変えた方がいいっていう確信がなかったら

  安易に変えてるわけじゃないじゃないですか でそれをどれだけねお伝えして納得していただけるかっていうのはやっぱり丁寧な

  プロセスだし時間必要なんだと思うんですよ だけどやっぱり最近テレビドラマ撮影スケジュールとか制作スケジュールを見る

  ともうそういうスケジュールを取る余裕さえないような状況で作られている場合と多いかなと思うんで なんかまあねー

 でもそこは時間かけるべきところですよねぇ

 

 佐野

  ほんとそう思いますねーどってそこに時間掛けなかったら その原作者にも意図も伝わらないし

  うーん脚本家にもにもう 何ですか原作者にも意図が伝わらないか

  結局、齟齬が発生してそのままずーっと行っちゃいますよね

 

黒沢

  そうなんですよだから不信感だけが募ってって ことなのかなってちょっとコメントいただいているので

  木村さん、芦原さんは最後の2話をご自身脚本を書かれていますが、全話ご自身脚本を書く話はなかったのかなと思いました

  いやそれは多分ご自身もなんか出ているニュースを読む限りは本当は書きたいよ 書きたくて書いたわけではなかったという

  うんでねえまあを推測はしないというは言いましたけど 多分最初約束として提示されていたんですってこれを憶測じゃなく事実として出てるん

  ですけれど 完結していないかドラマの完結するその話に関しては

  自分の通ストーリーを使ってほしいし、セリフもそのまま書いてくださいという条件を出していたんです

  企画の時に でただその最中ですごく加筆が多くて時間的なことも考えて自分で書いた方がいいん

  じゃないかって決断されたんだろうと思うんですよね だからやはり脚本脚本家最初のうちはきちんと任されていたんだろうと思います

  そんなになんか色んな要求をされていたわけでもないしいただ やはり

  何て言うんでしょうね その芦原さんには芦原さんのファンもいらっしゃる

  その脚本家さんには脚本家さんのファンもいるわけでそのファンの方々がそれぞれね自分の好きな脚本家さんあるいは原作者さんに期待するものが多いしその期待に応えたといと

  思うのってやっぱりそれはねお二人とも当然 じゃないですかだからあい説明に至っ

  たんだろうと思うんですよね でそれぞれのファンの方はそれ読んで納得

  すればそれで済むことだったのに そうじゃない人たちが

  なんかあまりにも攻めすぎなんじゃないのっていうのは

  ちょっと感じましたね

 

  まあね芦原さんの最後ツイートツイートっていうかポストがね攻撃たかってわけじゃ

  なくてって そうなんですよだからこれね

  **なんだから 脚本家の方に非難が集中してるけれども

  原作者非難っていうのは なんと僕見たことがないんですけど

  それなのに原作者がこういうことを書くっていうのはやっぱり

  あのSNS誹謗中傷

  心を痛められたのかなぁと思っちゃいますよね

  まあ 推察なんですけど

 

黒沢

  その辺りはあれなんですけれど

  そうなんですあのなんでしょうねやっぱり ここ最近本当に私自身がもういけない風潮だなーって

  やめてもらいたいなと思っているの がすぐに対立構造ものを語りたがる

  いうだからこれだって別に

  そうそこまで 本家さんと原作者さんが直接的に2人で

  対立したりしていた話ではなかったように思うんですよ

  まだわかりやすいか原作者バーサス脚本家みたいな

  なんかそれで脚本家が意地悪をしたとかねー

  原作者側につきますみたいな

  で 何かそういう対立構造

  語ってしまっているからこういう 原作者さんにしても胸を痛めるような

  なんか攻撃意図なんかないのにっていう

  になってしまったのじゃないかと思いますし なんか意見を言うのは本当にねまあ

  憲法保証されている 言論の自由みたいなものを重ねておっしゃる

  方もいらっしゃいますけど 匿名でそのドラマがどういう形で

  作られるのか先ほども言ったように脚本家1人の独断でなんて絶対改編できないのに

  そんなことも知らずに なんか脚本家が一人で

  な原作を変えたかのように決めつけ 避難するっていうそこはやっぱりしてはいけないことだと

  私は思いましたし それは本当に皆さんにお伝えしたいなと思って

  うーん今回時間を設けさせていただいているんですが

 


 

 つづく

  → https://anond.hatelabo.jp/20240203204953

 

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