STAFF INTERVIEWスタッフインタビュー

 
執行役員 マーケティング・システム管掌2006年入社
安井 透

Question 01現在の仕事
 新規事業やサービスの企画推進を行っています。アプリのサービス企画や制作、ファンクラブ、グッズ事業、会場やイベント等施設での各種サービス構築など、チケット販売事業とは異なるサービスやビジネスを作る役割を担っています。フェスアプリは2021年実績で10以上のフェスでご活用いただいており、コロナ禍におけるフェスの実現や、より便利なフェスの過ごし方に寄与できるような付加価値のあるサービスを提供できるよう積極的に取り組んでいます。
Question 02ミッション
 会社の全部門と一緒に付加価値を創造していくことです。社内外のニーズを確認しながら目標を設定しています。チケット以外のサービスをシステム化する際の企画や要件定義、取引先様との調整や社内各署の調整が主な役割です。また、各開発プロジェクトの進捗を管理し、アプリ等の成果物を生み出していくまでが主なミッションとなります。同時に開発コストの管理も重要な業務です。なお、開発だけではなく成果物を活用したオペレーション策定やコンサルもセットで重要な役割となっています。現場で一緒にオペレーションに参加して、サービスをブラッシュアップしています。
Question 03キャリア
 カスタマー対応部門に入社し、日々の電話やメールでのお問合せ対応、FAQの更新作業が主な担当業務でした。そこから派生して、お客様のお問合せをサービス改善に活かすVOC分析や改善提案する活動などをしていました。
 その後、音楽営業部門に配属となり、チケット仕入営業の業務を1から学びました。
 次に、演劇、クラシック、イベントを担当する営業部門へ異動し、音楽ジャンルと異なる文化に驚きつつも、演劇、クラシックの数々の案件を担当し、大きな刺激を受けました。この頃の成長領域であったライブビューイングを担当したこともエキサイティングでした。
 再び音楽営業部門に戻り、音楽フェスや個別のアーティストとの取組を意識的に強化。素晴らしい方々との出会いもあって、ロックフェス「VIVA LA ROCK」の立ち上げに参加させていただいたり、当時の新サービス「スマチケ」、メディア「SPICE」の拡大に注力。多くの取引先様にチケットの販売を任せていただき、サービスの拡大にご協力いただきました。チケット販売だけではない付加価値を感じてもらえることを強く念頭に置いて仕事していました。
Question 04「イープラス」での仕事のやりがいや喜び
 チケット仕入営業担当の時は、担当したアーティストの素晴らしいライブパフォーマンスを観たり、ブレイクしていく過程で微力ながら貢献できることに大きなやりがいを感じました。取引先様とはとても濃いお付き合いをさせてもらうことが多く、今の役割にも繋がっています。また、新たなサービスを活用してもらえたり、そのサービスの拡大が実感できた時が最も喜びを感じます。拡大しているサービスは誰かの役に立っていることとイコールなことが多く、これも仕事の大きなモチベーションとなります。ただ、新たなサービスやシステムを導入するにはとても勇気のいることで、ご協力いただける取引先様のご理解やご支援がないと成り立ちません。このようなパートナーの方々と良好な関係性を構築するとともに、パートナーの方々を増やしていくための営業活動にやりがいを感じます。
Question 05一番印象に残っている仕事
 サービスの導入や拡大という面では、ロックフェス「VIVA LA ROCK」です。幸運なことに立ち上げの初年度から参加させていただくことができ、その際にはじめて大規模フェスで電子チケットの導入を決めてもらいました。当時は他社と提携した電子チケットサービスでしたが、大規模会場では様々な課題がありました。フェスで導入してわかった課題や経験を生かして、「スマチケ」を開発することが決定。いくつかのライブやイベントでトライアルさせていただきつつ、翌年の「VIVA LA ROCK」で新たに開発した「スマチケ」で再度チャレンジして成功しました。これをきっかけに、多くのライブやフェスで「スマチケ」が活用される流れとなりました。当時、なんとしてでも自社で電子チケットを作ろうとする熱量をもって社内一丸となって取組んだことがとても印象に残っています。「VIVA LA ROCK」以外でも開発にアドバイスいただいたり、先んじてサービス導入を決めてくださった取引先様の印象が強く残っており、感謝の気持ちしかありません。
Question 06今まで一番大変だった仕事
 2021年の音楽フェスです。コロナ禍で開催が難しい状況でしたが、安全にフェスが開催できるようにイープラスの立場でどのような形で貢献できるのかということを必死に考えていたと思います。様々な制約下でも開催できる方法を模索し続ける中で、フェスアプリの開発や提供で貢献できないかと。しかしながら、開発にあたっては様々な課題に直面しました。それまでもイープラスのフェスアプリはいくつかのフェスで導入していただいていましたが、コロナ禍でフェスを開催するためにはどうしても追加の機能開発が必要でした。これがなかなかうまくいかず...途中で何度も諦めかけました。しかしながら関係者の皆様に励ましていただいたりしながら、なんとか間に合い、複数の音楽フェスで活用していただきました。開発の期間や実際に活用されるフェスの本番は、正直生きた心地がしないぐらいの緊張感がありました。残念ながら開催が叶わなかった音楽フェスもあり、とても悔しい思いもありました。
Question 07「イープラス」の社風や人
 言いたいことが言える環境で、風通しが良いと思います。また、いざとなったら助けてくれる頼りになる人がいます。仕事で困っている人を見捨てない風土があります。また、多くの人が“課題をITで解決できないか?”、“仕事やサービスの付加価値とは?”といったテーマを追い求めている点が、常に進化をし続けるための原動力になっていると思います。
Question 08プライベート
 ランニング、ジム、サウナ、ドラマを観ることです。健康のためにはじめたランニングは昨年から月100kmを目標にしていて、2021年は1200kmを達成できました。目標を達成するために逆算しながら走るペースや距離を決めたり、シューズを選定したりと試行錯誤するのが仕事にも通ずるところがあります。タイムが早くなったり、長い距離が走れるようになり、目に見えて成長を感じることができて楽しいです。 また、“泣ける”が自分のエンタメにおける重要な物差しなので、ドラマもライブもそのようなものを追い求めています。
Question 09仕事での“夢”
 根幹の役割であるチケッティングで貢献していくのは当然のことですが、チケット以外でも便利に思ってもらえるサービスや、クライアントの皆様と一緒に新たな収益を生み出すようなサービスや事業を作っていきたいです。それが結果としてエンタテインメント業界の活性化に繋がったり、これまでの仕事でお世話になったお客様、アーティストの方々や取引先様への恩返しになればと思っています。そしてエンタテインメントに関わる全ての方にとって必要とされる存在になることを目指しています。
Question 10入社希望の方へのメッセージ
 イープラスが考える価値とは、お客さまや業界にとって「必要とされる存在」であり、「ないと困ると思われる存在」であることを意味しています。そのような存在になるためには、常にイノベーションし続けることが重要です。変化を楽しんでチャレンジするマインドをお持ちの方、ご応募お待ちしています! イープラスでは現在やこれからのエンタテインメントに必要なことを幅広く学べるだけでなく、新たなサービスやビジネスを生み出すチャンスとフィールドがあります。そのような環境でご自身の力を思う存分発揮してください。

※内容は取材当時のものです。