2024.07.11

「どこまで上がるんだ?」…日本株、歴史的大相場で「過去最高の高値」目前の「最強モメンタム入り間近の11銘柄」を実名紹介

なぜか爆上がりした株価

心の準備も無いタイミングで、突然かつ謎の株高(by外国人買い)がまた始まった。「何でこんなに上がるの?」「誰が買ってるの?」…訳が分からん時ほど日経平均株価(以下:日経平均)というのは上がるもの。1-3月の上昇相場は凄まじかったが、その再現映像のような展開が6月最終週から襲来している。

5月中旬に日本企業の決算発表シーズンを通過。ここからの日本株が海外株を大幅にアンダーパフォームしたことで、「日本企業のコンサバ(慎重)過ぎる業績予想を海外投資家が失望した」という納得感あるような講釈も聞かれたが、あれは何だったのか…海外勢ガンガンに買うじゃないか!?

7月4日、ついにTOPIX(東証株価指数)が史上最高値を更新した。その翌日には、日経平均も3月22日に付けた史上最高値を更新。で…冒頭に戻るが、「何でこんなに上がるの?」「誰が買ってるの?」訳が分からん時ほど上がるのが日経平均である。理由が分からないうえ、スピードが速すぎる…こういう場面では随時“逆張り”でショート(空売り)のポジションが作られる。それが顕著なのも日経平均だ(レバETFの空売り、ダブルインバースETFの買いも含め)。

「最高値」というのは特殊な環境だ。買い方は全員含み益、売り方は全員含み損という両極端なゾーンである。このゾーンでは、圧倒的に「買い方有利/売り方不利」。そこを(仕掛けるようにであっても)上を買い上げる動きが続くと…短期の売り建玉が消えるまで、延々と買い戻しが入る格好になる。買うから上がる、上がるから買う(買い戻す)、そこに理屈は要らなくなる。

まさに今がそうだが、景気が上向いているとか、日本株が割安だとか、業績の上方修正が相次いでいるとか、目に見える買い理由は無い。こういう理屈抜き、「買い方有利/売り方不利」の需給要因で上がっている局面では、“上値メド”が無くなる。上値メドが無いから、含み損の売り方は怖くなり、ロスカットすることを優先して買い戻す。だから、「なんでこんな高値を買うの?」という現象は、日経平均が下がると思ってショートしていた投資家による買い(買い戻し)で発生することが多い。これを「踏み上げ相場」と呼ぶが、売り方の涙の結晶で付けた高値だったりもする。

SPONSORED