2024.07.08

「自宅リビングでSMプレイ」「ゾクゾクするね…」《ススキノ首切り》瑠奈被告に取り憑かれた父親の新証言「娘の心が壊れることが怖かった」

世間を震撼させた猟奇殺人事件。殺人などの疑いで逮捕、起訴されたのは田村瑠奈被告(30歳)とその両親だった。一家のいびつな親子関係についてはすでに報じられているが、さらには父親は瑠奈のSMプレイの練習台にまでされていた。

前編記事『《ススキノ首切り事件》【独占告白】田村修被告の父親が漏らした“懺悔”の中身「生きている限り、関わり続けることになる」』に引き続き、親子関係について報じる。

ゾンビ妄想で親子関係は破綻

2023年7月に、北海道・札幌のススキノで起きた猟奇殺人事件。

殺人、死体損壊の罪などで逮捕、起訴されている田村瑠奈被告(30歳)はナイトクラブで知り合った男性会社員Aさん(当時62歳)とトラブルになった末に、後日ラブホテルで殺害。その首を切断し、頭部を自宅に持ち帰り、皮膚を剥ぐなどして損壊。損壊した人体の一部を「作品」などとして、その様子を両親に撮影させていた。

父親で精神科医の修被告(60歳)、浩子被告(61歳)も、それぞれ逮捕、起訴されている。

逮捕起訴された修被告逮捕起訴された修被告

先だって6月4日に札幌地裁では浩子被告の初公判が開かれ、起訴内容を否認、無罪を主張した。

そして7月1日に行われた第二回公判には修被告が弁護側の証人として出廷、瑠奈被告との親子関係がさらに詳しく明かされた。

瑠奈被告は「熟女系風俗に売り飛ばせ」などと母親に対して暴言を発し、さらに「奴隷宣言」をさせ、その宣誓書はリビングの見える位置に飾ってあったという。瑠奈被告は両親には自らを「お嬢さん」を呼ばせ、修被告のことは「ドライバーさん」、浩子被告は「彼女」などと呼んでいた。そんな歪な家族関係が初公判で明かされている。

 

その一方で、両親は瑠奈被告のことを溺愛しており、幼少期から叱ることはなかったとも指摘されていたが、これには修被告がこう反論している。

「少なくともゾンビ妄想前はそれなりに躾けていたつもりです。言うべきことははっきり言ってきたつもり。ゾンビ妄想が始まった18歳以降は言えなくなった」

ゾンビ妄想によって、瑠奈被告は自傷やオーバードーズなどを繰り返すようになった。「これ以上生きていたくない」「早くお迎えが来てほしい」などと両親に訴えるようにもなった。

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