2024.07.12

実は40代に多い「妊娠中絶」…「子どもができました」と告白すると、公務員は逃げ出した!婚活アプリで出会った男の「非情な仕打ち」と「父の怒り」

実は多い40代の妊娠中絶

残念ながら、せっかく子どもを身ごもったのに出産をあきらめる女性がいます。

多くの人は、10代後半から20代前半にかけての若い女性にこのようなことが起きていると想像することでしょう。些細なことから彼氏と喧嘩になって別れてしまったり、まだ収入が少なく、貯金もなく、子どもを育てるのが経済的に厳しかったり、子の父親が既婚者で出産を反対されたり…。そうした例もたしかにあるでしょう。

しかし、妊娠中絶をするのは若い女性だけではありません。

中高年の女性に多い「妊娠中絶」 Photo/gettyimages
 

実は、40~44歳の中絶件数は約13万件(2020年。厚生労働省調べ)に達しています。彼女たちの年齢を考えると再度、妊娠できる保証はありません。

昨今、男女の出会いは婚活サービスが増えています。リクルートブライダル総研の婚活実態調査(2023年9月)によると婚活サービスを通じて結婚した人の割合は15%に達しています。

一方、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「マッチングアプリの利用状況に関するアンケート」(2021年12月)によると、マッチングアプリでトラブルにあった人のうち、10%は「(相手が)婚活ではなく性行為を目的としていた」と答えています。

アプリで出会う相手は、赤の他人。妊娠してもそのまま別れてしまうひどい男に出会う可能性もあり、決して他人事とは言えません。

筆者は行政書士、ファイナンシャルプランナーとして男女の悩み相談にのっています。今回は、妊娠した40歳の娘さんのことを案ずる広岡紘一さん(仮名・66歳)のケースを見ていきましょう。

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