高橋メアリージュンさんが出演するドラマ『スカイキャッスル』(7月25日よりテレビ朝日系毎週木曜21時~)。松下奈緒さん、木村文乃さん、比嘉愛未さん、小雪さんらとともに、高級住宅街の<スカイキャッスル>を舞台に、女性たちの壮絶なバトルが繰り広げられる“ドロ沼マウントバトル・サスペンス”です。
「セレブ人生において致命傷になりかねない過去」を隠す紗英(松下さん)をはじめ、5人の女性たちがそれぞれに抱える秘密、闇、苦悩――。スカイキャッスルで発生した謎多き事故を皮切りに、嵐の連鎖に飲み込まれる彼女たちの姿が描かれていきます。
ドラマ出演のオファーを受けた時の気持ちやメアリーさんの役柄についてお聞きした前編に続き、後編では子育てとお受験、マウントなどにまみれた“セレブ妻”の世界で演じて感じた「本当の豊かさ」を伝えます。
お受験に燃える母親の気持ち、役として理解しようとしています
『スカイキャッスル』では、夫の出世バトルに加えて、子どものお受験バトルも描かれます。ちなみに私のダンナさま役は、ドラマ『闇金ウシジマくんSeason3』でコセちんを演じていらした本多力さん。すごく面白く優しい方で、楽しく夫婦役を演じています。
子どものお受験については、正直まったく経験がないのでわからないことばかり。子育て中の妹などは「伸び伸び育ってほしい」と言っていて共感しますが、それぞれご家庭ごとに考えがあると思うので、「これが正解」というのはないのでしょうね。
ドラマの中で私は中学生の男の子の母親を演じていて、「あなたの塾代にいくら払ったと思ってるの!?」と言うシーンなどもあります。文字で見るとキツいセリフですが、役のキャラクターと関係性を意識して演じたので、文字で見るのとはまた違った印象になるかと思います。
ただこのドラマでは、母親側にそうしたい理由や事情があったりもするので、そうやって我が子を名門校に入れようと必死になる気持ちも、役として理解しようとしています。