山形美術館
荒廃した県民の心に潤いを-と、戦後いち早く美術館設立運動を始めた服部敬雄元山形新聞・山形放送社長の熱意で、昭和39年に県、山形市、グループ社が協力して創館しました。開館20周年を記念して昭和60年には新館が完成。グループ社が寄託したロダン、ピカソ、シャガールなどの作品や現代フランス作家50人の秀作、長谷川家寄贈の重要文化財「奥の細道図屏風」などの長谷川コレクション、吉野石膏寄託の印象派絵画など世界に誇る作品が展示されています。
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最上義光歴史館
山形美術館の隣接地に山形市が建設しました。現在の市街地の基礎をつくった戦国武将・最上義光をしのぶ数々の遺品や資料が展示されています。展示物の多くは山新グループが全国規模で収集し、寄贈、寄託しました。山形美術館とともに、一帯は都市公園として整備され、新しい名所になっています。
山形交響楽団
東北初のプロのオーケストラとして昭和46年に発足。社団法人山形交響楽協会が運営にあたっており、山新グループも支援しています。年間に定期演奏会をはじめ、青少年コンサート、テレビ、ラジオの出演など約200回の幅広い演奏活動を展開しています。活動範囲は県内だけでなく、東北各県や東京など全国にも拡大。県芸術文化会議賞など数多く受賞、東北の音楽文化を代表するオーケストラとなっています。
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日本ボーイスカウト山形連盟
健全な青少年の育成を目指す本県のボーイスカウト運動は、昭和5年に山形新聞が中心となって設立した山形少年団が始まりです。現在はボーイスカウト山形連盟の下に県内一円の各団で、大勢の団員が活躍しています。事務所は、山形メディアタワーにあります。
山形花笠まつり
山形のまつりといえば、なんといっても花笠まつり。毎年8月5日から3日間、山形市のメーンストリートを、さまざまな装飾をほどこした山車とともに県内外の数千人が「やっしょ、まかしょ」と踊り歩き、夏の夜を華麗に彩ります。まつりが始まってから40年あまりになりますが、山新グループは全面的に支援しています。フランス・ニースやブラジル・リオのカーニバルなどにも招かれ、日本を代表するまつりとして知られています。
山形県勢懇話会
政治経済情勢が激しく揺れ動く中、県内各界のトップに呼びかけて、昭和39年2月に設立しました。その後、庄内、置賜、最上にそれぞれ支部が発足し、県内全域をカバーする体制が整いました。例会では、政財界の実力者や評論家を招いて、当面する国内外の重要課題に関する講演を開き、意見を交換しています。第1回例会の講師は藤山愛一郎自民党総務会長でした。講演の内容は山形新聞紙上やYBCの電波で広く県民に伝わっています。
21世紀山形県民会議
21世紀に向け県勢発展を目指して行動を起こそうと、昭和52年から始めました。毎年、政府予算の大蔵原案内示直前に東京で開催。県内の政財界をはじめ各界代表が県関係国会議員と一堂に会し、当面する県政課題や長期展望などを討論し、実現に向けて運動を展開します。これまで、山形空港の2種格上げや山形大学医学部設置、山形自動車道の建設促進など県政重要プロジェクトが実現を見ています。
山新放送愛の事業団
民間主導の創造する福祉を目指して山形新聞、山形放などが設立しました。基金と県民から寄せられた善意を基に、毎年、地道な努力を続ける福祉団体などに援助し、福祉活動に貢献している個人、団体に「愛の鳩賞」を贈っています。タイ難民やコロンビアの噴火災害への救援金贈呈、国内では日本海中部地震、蔵王温泉旅館火災、阪神淡路大震災などに援助の手を差し伸べ、日本赤十字社から特別表彰を受けました。