「人差し指」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 人差し指とは

2024-09-03

祖母の好きなひと

わたしの母は実家が大好きな人で、子供の頃はよく泊まりに生かされたものだった。

母の生家(わたしから見た祖父母の家)は川の堤防沿いにあった。

そこは中々の田舎で、家にたどり着くまでの10m程の細道には雑草や低木が我が物顔で生い茂っていていたし、そこを歩く度に一枚の羽しかない黒胡麻の様な虫が何匹も脛にくっ付いた。

玄関を開けるとすぐ鏡張りの棚があって、そこには昔懐かしい黒電話どんと置かれていて時々けたたましく鳴り響くのが怖くて堪らなかった。

そして夜は最悪で、日本昔ばなしに出てきそうな古ぼけた畳の部屋に寝かされて、それだけでも嫌なのに遠くないところを新幹線が走るから中々寝付けなかった。

良いところなんて焼き魚を焼くと匂いに釣られた野良猫がにゃあにゃあ鳴きながら勝手口に集まってくるところぐらいだった。

わたしはそんな母の実家に泊まるのが嫌で嫌で泊まるのをよく嫌がったが、わたしが嫌がることを母は許さなかった。

「私はあの家で幸せに育ったんだから!」

「あの家には思い出がいっぱいあるんだから!」

これが母の口癖だった。

なんだか母はわたし実家より自分実家の方がずっと好きなようだった。

というより、父と母はお見合い結婚だったらしく仲も良くなかったから、ただこの家が全然きじゃないだけかもしれないとも思った。

わたし高校生の頃、祖父祖母が同時にボケた。

すぐに徘徊暴言が始まり祖母はいつも「家に帰りたい!」と泣きながら電話をかけてきて、祖父おむつを履かせてもゴワゴワすると言って勝手に脱いでは糞尿を部屋中に撒き散らした。

母は仕事をしながら、自宅から母の実家(祖父母宅)に通って二人の世話をした。

そのうち精神的に限界が来てわたし愚痴る様になったが、それでも母は二人のことを決して否定せず、相変わらず好きでいるようだった。

わたしは心が冷たい人間なので、母が同じようになっても愛せないだろうなあ、なんて思いながら愚痴を聞き流していた。

その後母は二人を施設に入れ、それからまもなく祖父が亡くなった。

葬儀には祖母も訪れ、自分名前も分からないぐらい全てを忘れてしまっていたはずだった祖母祖父遺体を覗き込んで「お父さん、今までありがとうね、すぐにそっちに行くからね」とボロボロ涙を流した。そんな祖母を見て母もボロボロ泣いた。碌に介護に関わらなかった母の兄はヘラヘラ笑って泣きすぎだ、と母を揶揄いながら、トイレに行くと言って廊下で静かに泣いていた。

それからまもなくして祖母が亡くなった。母は祖母火葬される瞬間獣の様に大声を上げて泣き叫んだ。施設なんかに入れてごめんね、家に帰りたがってたのにごめんね、と謝りながら泣いた。いつまでも泣いた。

そして祖母が骨になった頃ようやく泣き止んで、しゃくりあげ鼻水を垂らしながら骨を箸でつまんで骨壷に入れた。そして兄弟の中で一人だけ全く泣く素振りを見せないわたしを恨めしげに睨んで「やらんでいい」とわたしから箸を奪い、業者に止められるまで箸で骨を摘み上げ続けた。

それからすぐに母の実家リフォームすることが決まり、余分な物を処分することになった。何故か他の兄弟でなくわたしが付き合わされ、わたし実家味噌汁匂いがこびりついたお椀や傘や服など、売ってもお金にならなそうなものを集める係をさせられた。

何年かぶりにくる祖父母宅は記憶より随分と暗く静まり返っていて、ナフタリンと線香の匂いがする部屋の中、窓の向こうには昔と変わらず新幹線が轟音と共に走り去るのが見えた。

わたし新幹線が走り去るのを見送ってから祖母の古いドレッサーの整理に取り掛かった。

もうとっくに使用期限の切れていそうな化粧水やら髪の毛だらけの木の櫛やらをどんどんゴミ袋に入れていると、ドレッサーの鏡の部分がパカッと開いて収納スペースになっているのを見つけた。

そしてそこには古びた青いお菓子の缶があって、中を開けると手紙が数枚入っていた。

【⚪︎⚪︎トヨコ様】

トヨコ(仮名)は祖母名前だった。ひっくり返してみると愛媛の住所と知らない男の人の名前が書いてあった。

中を見たら、達筆すぎて読みにくかったけど、その男の人から祖母へのラブレターだとすぐに察した。

【たとえ引き裂かれようと、ボク達の愛は永遠です。貴方が誰と結婚させられようと、一生貴方を想います

数枚文の手紙の内容を纏めると、ざっくりこんな感じの内容が書かれていた。わたしはそれをゴミ袋にしまってやるべきか、それとも一応母に見せておくべきか迷って、結果後者を選んだ。

「ねえお母さん、おばあちゃんのドレッサー見たらラブレター隠してあったんだけど笑」

こんな感じで冗談混じりに見せると、母はパッと手紙を見てすぐに奪い取った。そして無言でクロックスを履くと外に出て、ポケットから取り出したマッチを擦って躊躇いなく手紙に火をつけた。

手紙燃えて黒い灰に変わっていく間、母は手紙の上部を人差し指と親指だけでつまむ様にして持って、燃え尽きる直前にパッと手を離した。

それを繰り返し、数枚あった手紙はあっという間に燃えて無くなった。

その間わたしは無言で母の丸まった背中を見つめていただけだったけれど、結局母はわたしに何も言わずに家に入っていってしまった。わたしも何も言わずに家に入った。玄関に入った途端気配を感じて振り返るとそこには未だ黒電話があって、黄ばんだ丸いダイアルがじっとこっちを見てる気がした。

いくら大人になってもわたしはやっぱりその電話が怖くて嫌いで、今まで散々怖がらされた仕返しとばかりに母に無断で捨てるもの用の袋に突っ込んだ。黒電話は半透明の白いゴミ袋に収納されてもなお黒い塊をここにあるぞと見せつけてきた。これだから嫌いなんだ、と思った。

その後あらかた片付け終え、帰ることになったわたしと母は玄関の外に出ていた。母は最後に一度振り返って、家の中に向かって手を合わせた。

「ごめんね、お母さん。愛媛に帰してあげれんかったのに」

母がそう小さな声で呟くのが聞こえた。愛媛祖母故郷だった。

帰りの車の中で母は無言だった。わたしも無言だった。母は遠くを見つめたままずっと何かを考えているようだった。

家まであと数kmのところまで来た時、踏切に捕まって車が停止した。カンカン遮断器煩い警報を聴いていると、母がふいに口を開いた。

「おばあちゃんねえ、好きな人がいたんだって

わたしは黙ったまま母の方を向いた。母は前を真っ直ぐ見つめて言った。

「でも親に無理矢理お見合いさせられて、それでおじいちゃん結婚したんだって

「へえ」

「でもね、きっと幸せだったんだよ、お母さん」

「うん」

「お父さん優しかったし、お母さんは愛されてたから」

「そうだね」

わたしはそれだけ相槌を打った。それしか言えなかった。遮断機が上がるとさっきより沈黙が耳に痛かった。

その後家に帰ってから、母がこの話題を出すことは二度となかった。

数年経って、母が父と離婚し、リフォームした母の実家に住んでいると兄弟から聞いた。わたしはもう母と縁を切ったので知らなかった。

私はもうリフォームしたあの家に訪れることも、あの日のことをもう一度聞くことも二度とないのだろうが、母の好きなひとたちはきっとそこにしかいないんだろうな、と思った。

2024-09-01

anond:20240901011831

2024/09/01

 初めて閃輝暗点を見た。これまでもたまに視野幾何学図形のちらつきが現れることはあったのだが、明確に視野が欠落するのは初めてだった。短い線分で構成されたカラフル三日月状のきらめきだった。最初は眼の異常かと思ったが、片目ずつ閉じても状況は変わらず、視野のもの問題と分かる。視野が欠けていると言っても、基本的には周囲の情報から補完されて見える。しかし、補完の困難なもの、たとえばその箇所だけ周囲と異なっている場所や、文章などに閃輝暗点を重ねると、補完に失敗してバグった光景が見えて面白い最初視野の中心にあった三日月は、時間が経つごとに視野の外縁へと拡大しながら後退してゆき、十五分ほどで消えてなくなった。閃輝暗点頭痛予兆であるという記事があったので身構えたが、少し頭が締め付けられる感覚があるくらいで、たいした痛みはなかった。

 今日も疲れていて特に何もしなかった。娘の相手をしていると1日が終わる。娘は最近差しを覚えて、行きたい場所や欲しいもの右手人差し指で指示してくる。なるべく応えてやりたいが、安全上つねにそうできるわけではない。私は人の頼みを断るのが苦手なたちなのだが、どうやら娘に対してもそうであるようで、それで精神的な疲労が重なっている。

 どうも私にとって、家庭や子供動機にならないようだ。娘のことは大事に思っているが、どういう人間になってほしいとか、成長した姿を見たいとか、そういう気持ち特にない。結局のところ自分とは異なる人間であって、その在りようを楽しみに思う心は私にはない。ではなぜ自分に娘がいるのかといえば、どっちでもよかったからだ。私は流されてここにいる。だから流れが止まってしまうことを恐れている。のだろうか?そんなこともないような気がした。

ホームポジションを今更覚える必要あるか

もう20年近く独自タイピングをしている。

具体的には右手ほぼほぼ人差し指オンリー。でもタッチタイピングできてるし、議事録レポート特に問題なくできていたしタイピング速度も割と早いほうだと思う

それが、ずっと使っていたキーボード故障してしまったので買い替えたら、めちゃくちゃ入力ミスするようになった。

恐らくキーボードサイズが変わったことで全然打てなくなってしまったんだろうとは思う。軸も軽いのに変えたせいもあるかも

たぶんしばらく使っていれば慣れていつも通り入力できるようになると思うけど、今更でもホームポジションや基本ルール入力するようにしたほうがいいのか、、迷う。ちょっと練習してみたけどすごくつらかった。

2024-08-30

足の小指の動かし方が未だにわからん。

親指と人差し指辺りが反るように力を込めると、なんか勝手に開く。

正確には反らし切った時点で更に力を込めた先に小指を開く感覚のようなものがある気がしないでもない。

でも決してそれ単体では存在せず、居間を通らないと寝室に辿り着けない間取りのように、親指辺りを反らす感覚と不可分に存在する。

2024-08-27

一見ハズレスキル『人差し指分離』右手人差し指を切り離して自由に動かすことができる

マジメくんのリーダー「それのどこが便利なんだよお前はいらないか追放するゾ!」

実は「切り離したあとすぐに次の人差し指が生えてくる」「操作範囲無限宇宙にもいける」「操作自由なのでどんな重さのものでも負荷に負けることなくひっかけて移動できる」「分離した後の人差し指処分として任意に爆破できる」「実は左手もいける」という最強スキルだった!

奴隷女「抱いて!」姫様「抱いて!」女幼馴染「抱いて!」元リーダー「戻ってきてくれ!」

なろうってこういうのでいいの?

2024-08-24

anond:20240824085953

1:人差し指を立てます

2:CDを嵌めます

3:もう片方の手でCDを回しま

4:目から光線を出して盤面をスキャンしま

5:口から音声出力しま

6:楽しんで♪

2024-08-23

anond:20240823182757

わざわざありがとうでも腱鞘炎なる前からマウスリストレストは使ってるし最近icleverのg05とクソ長リストレストを買ったし、そもそも箱コン派なんだよねマッキー人差し指が辛いか

腱鞘炎若い仕事でrpg3のエディタカーソル移動のために指で連打してた時に発症したんだよね

良くなった今でも連打とか長文打ち込みで負荷かけると腱が疼くの

今は莱卡恩、可琳、露西でやってるけどこのぐらいがサステナビリティ限界 莱卡恩も可琳もx押す間隔が長いから楽 露西は連携だけの役割だし

青衣はトレーニングやっただけであかんってなった 連打弱者には3段目の起動もおぼつかない感じだったよ

そんなわけで次は本でも使ってみようかな

まあ今の机は考え無しに買ったクソhightデスク椅子伸ばしきっても肘掛けがぎり届かないレベルから

今度買い換えるよ

わざわざ丁寧にありがとう

死刑制度なんてとんでも刑罰は要らない。けど代わりに

利き手の親指と人差し指を奪う」くらいの罰を作って欲しい。

人の命を刈り取るなんて行き過ぎた刑罰は要らないけど、指を奪うくらいはしても良いと思う。

っていうか、なんで人の命を奪いとるなんてめちゃくちゃな罰があるのに部分的に奪う罰は全然ないんだ?

何年間飼い続けても校正しないやつはしないし、いくら罰金払わせてもなんとも思わん奴は思わん。

でも利き手の親指と人差し指がなくなれば、少なくとも手軽に文字を書くことも、武器を持つことも出来なくなる。

凶悪犯罪者に対する罰としては良い罰だと思うんだけどなあ…

2024-08-17

デカい声の飯屋

デカい声で挨拶してくる飯屋ってあるじゃん

元気よく大きな声で、いらっしゃいませー!とかありがとうございましたー!とか

そういうとこで、バカかい声でごちそうさまでしたー!っていうのが最近の俺の中の流行

入店時には油断させるためにボソボソ話すのよ

一人ですも発声するんじゃなくて人差し指立てるだけ

お待たせしましたー!とか元気に言われても基本はぃってちっちぇー声でいうだけだし

なんなら頷くだけで済ます

これで店員に暗くて元気ない奴って印象付けるわけだな

でまぁメシは普通に食ってさ、帰る時になるわな

元気がいい飯屋っつってもさ、常に100パーじゃないわけよ

ちょっとはダレてくるし、さらに暗そうな俺だしな

のれんに腕押し感があるから店員もそこにリソース使いたくないのよ

そこに俺のバカでかごちそうさまでしたー!をぶち込むわけ

どうなると思う?

まぁ店員によるわな

ただ相手は油断してっから

ひるむんだよな

そこに変な間があくわけ

なんなら店員も笑っちゃったりしてさ

そしたらもう勝ちよな

ざまーみろって思いながら店を出てくんだ

その背中にでかくて元気なありがとうございましたー!を背負いながらよ

気持ちいいぜ〜

神様に会ったことがある

当時の俺は仕事で大きなミスをして、周りの目が痛くなって、自主退職せざるを得ない状況に追い込まれていた。

から仕事を辞めた。

そのことを当時付き合っていた彼女に話したら「何で事前に一言相談してくれなかったの?」って大喧嘩になってさ。

心の底ではそんな些細なことはどうでも良くて自分のことを第一心配してくれるだろうって、そんな考えがあった。

自分が完全に甘かった。彼女はずっと怒ってて、それが原因で彼女とは別れることになった。

体も心もボロボロで、ぼろ雑巾なんていう安易表現がぴったり当て嵌まるほどにはもう駄目駄目で、壊れかけていたと思う。

深夜、早朝と当てもなく彷徨い、意識ぼんやりしていて、夢と現実の境目をずっと彷徨っているような。

夜も全然眠れなくなっていた。

その日も徘徊していて、気付けばうっすらと周りが明るくなるぐらいの時間だった。

駅近くに、一軒の立ち飲み屋があったんだ。

何時までやっているのかは知らない。でも、その時開いてたんだ。外からも見えるような、戸口のない立ち飲み屋

俺は引き寄せれるようにふらふらとその店に入った。

残金がいくらあるか、もう既にお金が心許ないことが分かっていながら、吸い寄せられるようにその店に入ったんだ。

明け方のせいか客はまばらで、というか一人しかいなかった。

俺はたぶんビールか何かを注文したと思う。

ぼぉーっと突っ立って、ビールを受け取り、それをすぐに飲まずに眺めていると「兄ちゃん、元気ないな」と声をかけられた。

振り返ると隣におじさん一人が立っててさ、40~50ぐらいに見えるおっさん

俺は「はぁ」とか「はい」とか、そんな風に曖昧に返事したと思う。

おっさんは愉快にそうに笑って、「なんかあった?」って陽気に尋ねてくる。

ずいぶんご機嫌で、既に何杯も酒を飲んだ後みたいなテンションで。

俺はどちらかといえば人見知りするタイプだが、だからこそ初対面かつもう二度と会わないであろう他人には現状についてや心の内を吐露できた。

今は無職になって、彼女とも別れて、もうどうしていいかからなくて。

そんなことを言ったと思う。とにかく俺は弱っていたんだ。

おっさんは「良くある話だな」と俺の話を豪快に笑い飛ばした。

俺はおっさんを睨んだ。ふざけんなって言った。酒を大きく呷って、何処がよくある話だよって毒づいた。

おっさんはびっくりしたみたいに笑顔を引っ込めて、自分の酒を飲んだ。

無言。沈黙申し訳なくなった。

自分のあまりの惨めさがより際立って感じたし、おっさんに罪はないって分かってるのに八つ当たりしたことに対する自己嫌悪が湧き出てきて、やるせなさだけが募っていった。

今でもはっきり覚えている。そこで「神様なんて、この世にはいないんだ」と俺は呟いたんだ。

おっさんは隣で「おっ」と声を漏らして、次にくくっと笑った。

おっさんを見ると自分を指さしながら「俺、神様」って言うんだよ。

はぁ?ってなるだろ。そんなの酔っ払い戯言で、はいはいって流すのが普通

でもさ、おっさんはそこで俺が信じてないって分かったんだろうな。

髪を掻くように指を頭の上で転がしてさ、逆にはいはいって感じでその指を俺の目の前に持ってくるとパチン、と人差し指と親指で鳴らした。

途端、雨が降ってきた。スコールみたいな雨。さっきまで天気は曇りで、おっさんがパチンと鳴らしたタイミングで大雨が一瞬降って、それからすぐに止んだ。

そのときは夢の中にいるみたいな感じだった。

外には人通りは全くなくて、店内も人の気配はなくて。まるで俺とおっさんしかいないみないな、そんな雰囲気だったことを覚えている。

おどろいているとおっさんは唇に指を当てて、秘密なって言った。

それから「色々忙しくて手が回らんこともあるから、ごめんな」と言って俺に謝り、それから握手するみたいに手を差し出してきた。

俺は戸惑いながらも最終的には手を差し出し、握手をした。

不思議感覚だった。握った瞬間、全身が暖かくなって発光しているような、そんな不思議感覚だった。

お前の人生はこれから良くなるよ。保証する。

おっさんはそう言って握った手を離し、店を出て歩いて行きそうになる。

俺はすぐに声をかけた。

おっさんは足を止めて振り返った。

俺の言いたいことが分かっている様に先に口を開いて「10年。せめて10年ぐらいは、この話は秘密にしといてな」と言ってくくっと笑い、後は振り返らず行ってしまった。

あのときおっさん言葉を信じて、俺は出来るだけ、時には精一杯頑張って、今日までなんとか生きてきた。

今は真っ当な職に就いているし、幸いにも奥さん子供もいる。

仕事は大変だけど、それなり…といったら怒られるぐらい、自分には勿体ないぐらい幸せな日々が送れていると思ってる。

なぁ、あのときおっさん。あれから10年が経ったよ。

ちょうど10年前の今日のことだ。

約束通り、今日まではこのことを口外するのをずっと我慢したよ。

そしてあのとき言えなかった言葉を送りたい。

ありがとう

俺はきっと、神様に会ったんだと思う。

2024-08-16

anond:20240816134720

それくらいなら無視すればいいし広告ブロックできるから可愛いもんだ

やべーのは、【稲妻速報】 ( http://inazumanews2.com/

記事中でもスクロールがすげー必要ホイールを動かす人差し指が疲れる

しかも、画像ではなく文字から広告なのか関連記事なのかが全然わからん

2024-08-10

ロリコン幼女少女で興奮する感覚など一切分からないが同情を禁じえない

自分一般的には熟女好きの括りに入るのだと思う


中学1年のとき23~35歳の範囲女性に対してとてつもなく性的興奮していたし

大学1年のときは30~42歳、

30歳の今では40~55歳といった感じで、

自分の加齢にほぼ比例するかたちで女性対象年齢も上がっていっている。

実際、

私の初体験は19歳のときバイト先の41歳パート(バツイチで息子が私と同い年)女性だった。

深夜0時頃無事に脱童貞完了させたとき、照明の当たり度合いやあるいは疲労のためか分からないが、その女性が今まで見たことないほど目ジワやほうれい線が深く刻まれ、顔全体にやつれたように影が出て、別人のような顔になっているのに気づいた時は「ああ…熟女ってなんて最高なんだ…」と異常に興奮したものだった。

今の彼女(やはりバツイチ子持ち)は今年50歳になる。

加齢や子育て等の人生経験から、時折どうしてもオバサンくさいリアクションが出るときがある。

ニコニコと鼻先を人差し指でつーんとタッチしてきたり、

行為が始まったとき勃起したチンコを色気のない母性溢れる笑顔でさすりながら「立派ね~」と微笑ましげに讃えるところとか。

そういうのに私は本当に興奮する。



でも、この性癖や好みが許されているのは、それ自体健全からではなく、単に社会がそれを許すよう後付けでルールや風潮を形成していったからに過ぎない。

ロリコンこそ健全で、年上熟女好きは問答無用鬼畜で引き回すべき異常者なのは言うまでもない。これに疑問を呈する人間社会は許すべきではない」

という社会だってありえたかもしれない。

想像しただけで耐えられない。

でも世のロリコンはまさにそんな不自由のなか生きているんだよな。


こういっちゃなんだけど筋金入りの熟女好きでほんと良かったと思う。

2024-08-01

最近の子パソコンを使えない

最近若い子たちはデジタルネイティブからPCなんてバリバリ使えると思ってたけど、実はそうでもない。

スマホで何でも済ませられるから、逆にPC触ったことがないって子が結構多いんだよ。

うちに入った新卒の子もまさにそんな感じで、これまで最低限しかPCを触ったことがなく、キーボードの打ち方も人差し指だけでポチポチするような感じ。

俺はその子教育係になったから、今は彼にPC基本的操作を教えているんだけど、なかなかスムーズはいかない。

先日も「このフロッピーアイコンクリックすると保存だから」と説明したら、彼が「フロッピーって何ですか?」と聞いてきた。

そうか、この世代フロッピーを知らないのかと思って、「フロッピーだよ」と説明すると、「ああ!」と彼は意外にもすぐ納得し、「あのカエルのやつですよね」って言うからわず「それはケロッピー!」と突っ込んだ。

こんな調子で、少しずつPCの基本操作を教えているけど、毎日が新鮮でちょっと面白い

先日は「Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vでペーストだよ」と教えたら、彼が「え、これって魔法みたいですね!」って目をキラキラさせて言うもんだから、俺もつい「そうだよ、オフィス魔法だ!」って答えて二人でクスクス笑ってた。

なんだかんだで楽しい日々だ。でも、こういう若い子たちを見ていると、時代の流れを感じるなぁと思う今日この頃

2024-07-31

anond:20240731051318

ホームから手を離して人差し指から薬指のどれかで押してる民か?他に同時押しするもんなければ小指で押せるだろ

2024-07-22

anond:20240722212330

あ、ブログも見た

これ、親指はいいとしても、人差し指から小指は分厚くてキッツいなぁ、、、

アルペジオできる自信が、、、いやできるけど、滑らかが難しそう

2024-07-20

PC指紋認証

右の人差し指だけしか登録してない。

まあ、いいか

間違って指を落とすような仕事をしてるわけでもないし。

2024-07-19

嫌いなものは嫌いといえばいい。

嘘の理屈をつけるから、見破られてバカにされる。

邪魔になるもの邪魔になるといえばいい。

嘘の理屈をつけるから、見破られて恥をかく。

自分を見つめ直せよ。

まずは鏡の前で人差し指から

2024-07-09

曲、作っても作っても似た曲ある

凡才宿命!!!!!

子どもおもちゃピアノを買ったら自分がそれを使って曲を作るのにハマってしまい、子どもたちの寝かしつけが終わってから遊んでいる。

作ると言っても人生音楽を履修したことがないのでコード意味も分からないし楽譜も書けない。なのでLINEの1人グループの部屋に音階を書いて貼り、演奏アプリ編集アプリもまったく分からないのでおもちゃピアノ人差し指ぽちぽち弾いたメロディを録音しているだけである

誰に公開するでもなく(強いて言うならごくたまに配偶者か親に聞いてもらっている)、ただの趣味しかない。

本当はニコニコYouTubeにサッと上げてカッコよく決めたいがいかんせんとてもひとさまに聴かせられたものではない。

というのも理由ではあるが、本当のところを言うと、タイトルの通り作っても作っても聴いたことあるようなメロディばかりで、「私が書きました!」なんて言ったらパクリ間違いなしなシロモノしか出来ないかである

作れたと思ったら好きな曲に激似、これ作ったんじゃなくて下手くそ耳コピじゃん...なんてことはもはや日常、聴いたことない(気がする)曲が出来ても安心できない。Google鼻歌検索オリジナリティをチェック、整合率(?)7%とか10%とかの曲しか出てこなくて安心...かと思いきやその7%とか10%の曲が不思議と良く似ているのだ。自分が作ったと思っている曲に。もう全部模倣だ。無意識に。

から売れ線の曲を作って世の中を盛り上げてるアーティストは改めて本当に本当にすごい。今ならYOASOBIさんとか米津さんとかだろうか。全部聞いたことない上にキャッチーメロディ。すごすぎる。

増田はそんなのできないしこれからも誰かに聞かせられるものを作るのは難しそうだけど、でも思いついた短いフレーズちょっとずつメロディ足していってきちんと曲のカタチになっていくのは楽しいし、あと趣味としても全くお金からなくてリーズナブルだし(笑)、飽きるまではおもちゃピアノに付き合ってもらおうと思っている。初期投資ランニングコストもかからずに楽しめるので、はてなー諸兄にもオススメしたい。

2024-06-25

ブクバカ、ついに陰謀論に堕ちる...

segawashin 陰謀論に与する気もないけど、親指と人差し指で輪っか作ったらピッタリサイズ隕石がスポッと通り抜けていったぐらいのすっごい偶然だなという感じはする。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4755373101201747648/comment/segawashin

https://archive.md/a7qdt

donovantree 不可解だった「どうなってんだ、この国」の叫びが俄然意味を持ってきそうな展開になってきたような。続報を待ちたい。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4755373101201747648/comment/donovantree

https://archive.md/kvnjI

新鮮な陰謀論者はこちからどうぞ!

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/dot.asahi.com/articles/-/226152

はてなブクマカ陰謀論にハマる素養がある

永田町ひき逃げ事件犠牲者イトマン事件でも名前が出た「バブル紳士」だった

https://dot.asahi.com/articles/-/226152?page=1

これのブクマコメント

「不可解だった「どうなってんだ、この国」の叫びが俄然意味を持ってきそうな展開になってきたような。続報を待ちたい」

陰謀論に与する気もないけど、親指と人差し指で輪っか作ったらピッタリサイズ隕石がスポッと通り抜けていったぐらいのすっごい偶然だなという感じはする。」

「なんか怖いなぁ、財務省って国民から嫌われている上に自賠責保険の金をかっぱらってたりして結構な悪さをしている印象有るので頭脳犯的なずる賢い人が居ても不思議じゃないと考えてしまう。怖いなぁ」

こんなコメントスター集めてて草。陰謀論信じてるのもいれば俺は陰謀論なんて信じないけど偶然が重なりすぎてて信じたくなりそうとか

俺は引っかからないぜ?とか引っかかる可能性あるから気をつける、とか言ってもこのザマよ

いずれ盲信的に信じて破滅しそう。まー少なくとも周囲の人間や他のブクマ増田には迷惑かけんなよ。これだけの証拠(偶然の一致)があるのに関係ないわけない!闇がある!とかSNSで堂々吹聴しないでおくれ頼むから。できればID削除して消えてほしいけど

2024-06-09

[]2012.4

https://anond.hatelabo.jp/20240609080249

https://web.archive.org/web/20170710071211/http://ashihara-hina.jugem.jp/?month=201204

陳さん

2012.04.30 Monday06:30

というわけで。(前回からの続き)

お肉(その他)どーーーーん!

     

赤坂鉄人・陳さんのお店。

メインは麻婆豆腐でしたよ。

山椒がっつりきいてて、旨辛!

私は辛いモノ平気なので平然と美味しく頂きましたけど。。。(冷え性だしね。)

隣で友人が汗だくで顔真っ赤にしてました。おいしかった~♡

最後に陳さんが、まかないチャーハンを出してくださいましたよ。

とってもスパイシーで美味しかった。

やっぱ中華は、大勢で行くと楽しいな!

陳さん、顔ちっちゃかった。

杏仁♡

1

ごはん---

増血!!

2012.04.28 Saturday23:56

テニスに誘われたけど、ラケットがありません!

カビちゃったんですよねえ。。。。

前のお家、古くて湿気がすごくてですね。しばらく使わなかった

テニスラケットを納戸に保管してたら、カビたんですよ。

嫌になっちゃますよ。

靴も10足くらいカビました!しかも、良い靴から順に!!ずるい!!

そんなわけなので、仕方なくラケットを買いに行きました。

「むかーし軟式をやってたけど、硬式はほぼ初級者です!

しか腱鞘炎持ちです!!」と、訴える私にお店のおじちゃん

用意してくれたのが。。。

このラケットシャラポアと同じのだって

プロが使うのより、勿論ずっと軽いけど。

軟式やってた人は、どうしても手首でかえそうとして痛めちゃうんですよねえ。

軽すぎると手首使っちゃうからダメ。重すぎても負担かかるからダメ

これは軽過ぎず重過ぎず。

しかも、軟式打ちの癖がある人でも、ボールが綺麗に飛ぶんだって

へえ~~~~~~。よく分からないけど、なんかすごいのでこれに決めました。

その分野に詳しい人の薀蓄聞いてるの楽しい

ボール、おまけで貰っちゃった。やった♪

なにやらアグレッシブな気分を引き摺りつつ、ちょっとこじゃれた

漢方のお店に行ったんですよ。友人の誕生日プレゼントを買いに。

年上の友人に「滋養強壮セット」を見繕って、ケケケケ!とか

思ってたんですが。。。

ラッピングして貰ってる間、暇だったので「血圧・血流チェック」をしてもらう。

お店のお姉さん:「体の不調とかありますか?」

私:「全然元気です!」

正常な人は「スワン型」というのに、なるらしい。

で、私の結果、コレ 「乏血型」

お店のお姉さん:「血が足りてないですね!貧血!!低血圧!!冷え性!!」

2012042821540000.jpg 2012042821530001.jpg

ぎゃっ!!「老人」て書くの、やめてーーーーーーっ。

お店のお姉さん:「ばったり倒れたりすることないですか?」

私:「立ちくらみとかはありますけども、、でも、ヤバいなと思ったら

   すぐにしゃがむので、倒れたことないです!(お酒飲んでない時は!)」

お姉さん:「じゃあ、大丈夫ですね♡」(あっさり)

解決しちゃった。でも老人。。。

貧血も低血圧も、子供の頃からなので、特に今更不調感じない。

高校生の時、学年で一番血圧低かった輝かしい過去が。

512人中、1番!

そういう意味では、若いから体質変わってない!

大丈夫!退化してない!!

肉食べよう。お肉。

いや、レバーかな。

テニスもしよう。

1

日記---

ライブとか、堕落とか。

2012.04.23 Monday00:24

スカパラライブ横浜BRITZ

2012042221360000.jpg

体力的に弾かれそうなので、2階席取ったけど。。汗だく。

熱いわ~~楽しかった♪

いつもそこそこ体温低めに生きてるので、

熱気に慣れるまでに、多少時間がかかるのだけれども。。

たまに体育会系な事したくなるな。

精神衛生上、とても良い気がする。

ネームをしなきゃいけないんだけど、なかなか集中出来なくて

進みません。南国気分、抜けきらない。

すんごい楽しかったけど、堕落するなあ~南国。

環境って、オソロシイな!

(と、日本にいても元々堕落気味の私が言ってみる。)

南国でネット環境整えて、バカンスの合間にネームすれば

良いんじゃないの??今の時代、何とでもなるよね??とか

一瞬夢見たけど。。絶対仕事手につかない自信があるよ。

毎日、呑んだくれて、肉食べちゃうよ。

確実に、作風変わるな。

南国調サスペンス風味ラブ漫画??。。とか、ネーム滞ると

わからんこと考え出して、脳みそ混乱中。

ヨーロッパ美術館巡りにも行きたいです。

ゴシック建築が好きです。

そんでもって、毎日スウィーツ三昧で、堕落したい。

大丈夫です。

仕事も好きです。

1

日記---

おさかな天国

2012.04.17 Tuesday16:52

どーーん。

  

  

 

入れ食い状態

私の水中デジカメは、水につける前にぶっ壊れてしまったので、

全て友人のデータ拝借他人ふんどしで何とやら。

れいでしょ~癒された~~~ @南国ですヨ!

遊び倒したので、お仕事しなきゃ。

1

日記---

Piece 」 vol.17

2012.04.07 Saturday14:14

次号のベツコミは、4/13発売ですよ~。

5月号。「Piece」も載ってます

神戸、水帆がうっかり燃えたとこからまりますヨー。

やんちゃな男女が勢ぞろいです!

あと、FC 8巻は、6月末発売予定です。

こちらは、もうしばらくお待ちくださいませ!

そんでもって。。しばらく旅に出ます

さないでください(浮かれてる)

飛行機乗るのだいすき!!(浮かれてる)

1

お仕事---

ぱっくり

2012.04.03 Tuesday22:02

今日、大荒れでしたね。嵐だ。

お出掛けしたかったけど、お家でおとなしくあれこれ雑用してたら、

収納棚の重い扉に左手人差し指はさんで、

第一関節あたり、ぱっくり割れて、血がダラダラ。

い、痛いよ痛いよ!!号泣(T_T)

いつかやると思ってたんだよ。。この扉。。

気を付けよう・・右手じゃなくって良かった・・けど、大丈夫なのコレ。

自分可哀想になったので、前からしかったコーヒーカップを、

ネットポチッと押してしまう。(なんでやねん。)

あとは、「ガタカ」を レンタル観。

遺伝子の優劣によって、社会階級をぱっきり分けられてしまう、

やたら遺伝子工学が進歩した、「そう遠くない未来」の物語

人間が、「より良い遺伝子を残す事」を本能的にプログラミングされてるのなら、

完璧遺伝子を追求したい願望を持つことも、寧ろ自然な気もしてしまいまして。。。

自分の中のそんな感覚が、ちょっとコワイ。

SFだけど、宇宙服とかギラギラしたメカとか出て来ない、

終始「遺伝子を超えた可能性」がチラつく、熱い人間ドラマでしたよ。

ジュード・ロウ男前過ぎて、「何もそんなラストを選ばんでも、、、!!」と

泣き崩れたくなる乙女心。(←無理矢理)

面白かった~~~♡

あとは漫画

岡崎京子さんの「ヘルタースケルター」。

有名過ぎて、ちゃんと読んだ事ないのに大体のあらすじは知ってたんですが。。

映画化にあたって、書店にズラリと並んでたので、思わず

欲望と、好奇心探究心の境目が、未だよく分かってないです、私。

バランスの取れた人の欲望は、暴走しないでおりこうさんでいられるん

だろうな。きっと。

沢尻エリカさんがハマリ役過ぎて、何だかんだで実写気になる。

検事役に大森南朋さんか。(反応)

ゆびがいたいよー!

2024-06-06

anond:20240606172421

いや、それも来る というか来た

ぱっと見は一本指打法じゃないんだけど、よく見たら手がパーになってるだけで人差し指しか使ってない

そんで手元見ながら打ち込んでるんよ

そりゃ遅いわ

2024-06-05

ニアミス効果

原始時代より前を想像する…人間祖先が樹上生活をしている。若い個体果物を取ろうとするが、足場の先にあって少しだけ届かない。手を思い切り伸ばすと、人差し指の第二関節まで触れた!あと少しだ、もう一度!……

今はかつての時代よりはるかに複雑になっていて、知らなければ容易に絡め取られる罠がそこかしこにある……スロットマシンの当たるか否かはレバーを引いた瞬間に決まっているのが当然だ……これはプログラミング経験からそうだと思っている……回っている途中で決めるなんて複雑すぎる……つまり、当たりと演出は別である

そう考えてなければ、演出が当たりへの道筋に見える。

2024-06-01

両頬叩いて首振りながら両人差し指を前に向けるだけで売れていたと思い込んでいる人より

そんな人間でもちゃんスターであるかのように見せてくれる舞台装置の人々の方が感謝される

から俺ははてなには感謝してるのさ

2024-05-21

anond:20240521212815

まりにも簡単だと意図せず死んでしまうかもしれないから、パンを尻に挟んで右手人差し指でハナクソをほじりつつ左手ボクシング素振りをしながら「南無阿弥陀仏!」と叫んだらポックリ死ねるようにしよう

(大爆笑投稿ネタ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん