弓はマスケット銃より便利なのに、どうしてナポレオンは弓兵を使わなかったの?【海外の反応】

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翻訳元







  1. スレ主

  2.  弓はマスケット銃と比べてたくさんアドバンテージがあるんだ。
     弓兵は一分間に12本の矢を射ることが出来るんだ。マスケット銃はリロードするのにすごく時間が掛かるんだよ。
     それに弓兵は直射する必要がないから、仲間の戦列や壁が前にあっても撃てるんだ。

     弓が放棄されたのは、マスケット兵の方が弓兵より簡単に育てることが出来るし、マスケット銃が敵の鎧を貫通出来るからだと聞いたよ。
     でも1700年~1800年代の兵士は鎧を着ていないマスケット兵だよね。そして鎧を着ていないなら200パウンドも張力のあるウォーボウを使わなくとも、50パウンドの弓でクマを殺せるんだから、人間もそれで十分殺すことが出来るよ。
     マスケット銃がライフルに変わるまで弓兵を使うべきじゃないかい?

     銃兵が陣形を組むと撃てる人が少ない

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     弓兵ならもっと陣形に追加することが出来る。

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     弓兵が全く使えないとは思えないんだけど、1700~1800年代に弓兵を使ったっていう話を一度も聞いたことがないよ。
     この時期に西洋の軍隊で弓兵を使ったところはあるのかい?もしないならどうしてなんだい?上の画像みたいなフォーメーションは役に立たないのかい?
     それから弓兵とマスケット兵が戦場で出会ったらどうなるだろうか?協力した場合と敵対した場合ではどうだい?
     もう長い事気になっているんだ。助けてくれると嬉しいね!

  3. 海外の反応

  4.  マスケット銃の方が弓より良いからだよ。
     よく特定の要素を誇張して弓は優れているっていう人がいるけど、結局マスケット銃の方が優れているんだよ。

     1.一分間に矢を12本撃てるというけど、射程はどうだい?5秒毎に撃つとして一体どれくらい持続力があるんだい?マスケット銃にはそういう問題はないよ。

     2.天気:雨はマスケット銃と同じくらい弓も駄目にするよ。さらに弓は風の影響を受けやすいね。

     3.なんでそのフォーメーションを見て弓が強いと思ったのかさっぱり分からないよ。まず50パウンドの弓で熊を倒すことは出来ないね。たぶんロングボウの記事を読んだんだろうけど、あれは凄い誇張されているんだよ。マスケット銃の方が射程が長いし、弓より貫通力があるんだ。

     4.士気:これは全然誇張ではないよ。銃撃は恐ろしいんだ。

     訓練に関してはよく誇張されているね。弓兵は的に命中させる訓練が必要なんじゃなくて、斉射の訓練が必要なんだ。そしてマスケット兵は装備の技術な側面を深く学ばなくてはならないんだよ。
     そしてそうだね。もし銃を持った西洋の軍隊が銃を持っていない軍隊と戦ったら勝つ傾向にあると思うよ。

  5. 海外の反応

  6. >>2
     一つ見逃しているね。弓には銃剣を付けることが出来ないんだ。
     これは騎兵の突撃を受けたら弓兵はお終いということだね。
     それから好きなだけ速射できるとして、一体矢はどれくらい持つんだい?

  7. 海外の反応

  8. >>3
     別に弓の方が凄いと思っているわけじゃないけど、一応議論のために言っておくと、騎兵の突撃が来るまでどれくらい時間があるんだい?
     銃剣は陣形を素早く切り替える時なら役に立つけど、弓兵だって弓を落として近接武器に切り替えることが出来るよ。
     そのためには余分に武器を持って行く必要があるけど、そこまでディスアドバンテージなわけではないと思うね。
     まぁ単に自分が銃剣の良さを分かってないだけかもしれないけどね。

  9. 海外の反応

  10. >>4
     マスケットは射程の長い頑丈な武器で、銃剣をつければ短槍として使うことが出来るんだよ。そして槍は最小のトレーニングで簡単に使うことができて、騎兵に対して有効な武器なんだ。
     もし弓を持っていたら、それはつまり槍を持つことができないということだよ。別の武器を携帯するとしたらダガーかショートソードになるだろうけど、そういう武器は槍ほど騎兵に有効ではないんだ。

  11. 海外の反応

  12. >>5
     それにマスケット銃は銃剣なしでも良い近接武器になるからね。
     
  13. 海外の反応

  14. >>5
     いやその場合は槍兵を連れていけば良いだけだよ。
     どうして弓兵を槍兵にする必要があるんだい?騎兵に陣形を組んだ槍兵をぶつければ良いだけだよ。

  15. 海外の反応

  16. >>7
     そうだけど、その場合は弓兵とパイク兵の両方が必要になるよ
     もしこの二兵科がバラバラになったすごく脆弱になるんだ。
     マスケット銃と銃剣ならみんな遠距離でも近距離でも戦えるんだよ。

  17. 海外の反応

  18. >>3
     マスケット兵は銃剣が出る大分前から使われているよ。
     wikipediaによると銃剣は17世紀に発達したけど、マスケット銃は15世紀からあるね。

  19. 海外の反応

  20. >>2
     50パウンドの弓でもクロクマを殺せるよ。(70以上の方が安定するけど)
     銃弾と矢の大きな違いは殺し方だと思うね。
     銃弾は肉体を破壊して致命的なショックを与えるエネルギー伝達装置だけど、矢は鋭く広くターゲットを貫くんだよ。
     矢は出血させるようにデザインされていて、ターゲットを出血死させることが出来るんだ。
     例え熊や人間の肺や重要な組織に矢が達していなくても、全く効いていないなんてことはないんだよ。





  21. 海外の反応

  22. >>10
     現代の弓は昔の弓とは違うんだよ。今のはより安定した弓になっているからね。
     そして例え今の弓を使ったとしても熊を即死させることは出来ないと言うことを自分は言いたいんだよ。

  23. 海外の反応

  24.  色々と重要な要素がコメントされているけど、簡単な答えを言おうか。
     「銃を装備した軍隊は何度も銃を持っていない軍隊を倒している。」

     例えば戦国時代の日本では、織田信長が長篠の戦いでマスケット銃を賢く運用して相手を倒しているよ。
     1500年代後半に日本が朝鮮を侵略した時も、大きなアドバンテージの一つが朝鮮軍や中国軍が持っていなかったらヨーロッパ式のマスケット銃を持っていたということだね。

  25. 海外の反応

  26. >>12
     「他の装備はいいから、可能な限り銃を持て。全ての兵士、全ての侍に銃を持ってくるように厳命せよ」~浅野幸長、1598年
     wikipediaで見つけたものだけど、良いセリフだと思うね。

  27. 海外の反応

  28.  関連して聞きたいんだけど、ヨーロッパの軍隊が最後に弓兵やクロスボウ兵を戦場で運用したのはいつなの?

  29. 海外の反応

  30. >>14
     イギリスは1642年だけど、オスマン帝国は1870年代まで弓兵を使っていたね。まぁオスマンはヨーロッパじゃないけど。

  31. 海外の反応

  32.  簡素な弓兵隊でもマスケット兵より遥かに長い時間訓練しなくてはならない。
     イングランドのロングボウ兵とモンゴルの弓騎兵は子供の頃から戦弓を引けるように訓練しているんだよ。
     一方でマスケット兵は数週間トレーニングするだけでいいんだ。
     「フランスの歩兵隊は2、3週間の基礎訓練で組織することが出来る」 2008年、Richard Podruchny

  33. 海外の反応

  34.  鉄鋼、木材、鉛、硫黄、硝石、炭、熟練した職人がいれば安定して銃を供給することが出来る。
     一方で弓はその辺の木ならどれでも良いと言うわけではない。100年戦争でイングランドが遭遇した問題の一つがロングボウの供給不足だよ。
     マスケットの弾丸を生成するのも機械化しやすいけど、矢はそうでもないんだ。

  35. 海外の反応

  36.  トータルウォーは良いソースにはならないよ。面白いゲームだけどさ;)

  37. 海外の反応

  38.  射程について言及していないね。
     マスケットは60ヤード以上有効射程があるけど、弓は50ヤードもないよ。
     マスケット銃を使う兵士は普通80ヤード先のターゲットに当てられるように訓練しているんだ。
     (1ヤード=0.9m)








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コメント

長篠の戦いは追撃戦の方が戦死者が多い定期

育成コストの違いかな
銃もある程度の習熟が必要とはいえ弓の熟達に必要な時間とは比べ物にならない
戦争も極論すればお互いの経済力の削り合いなんだから
一人前の兵士を早く安く用意できる方がいいわな

1ターンに養成できる戦力の問題だろうな
昔の国家が精鋭(弓兵含む)3人と民兵10人で軍を成していたところ、
近代以後は民兵10がそのままマスケット兵に転換できるようになった

熟練の精鋭弓兵10人より急造なんちゃってマスケット兵100人の方が強い
マスケット兵に精鋭が5人もいたら大儲け

銃が発達するまで、人間はクマや虎の頭蓋骨を貫徹出来なかったと読んだことがある。

> マスケット銃を使う兵士は普通80ヤード先のターゲットに当てられるように訓練しているんだ。

第1次世界大戦前は、お互いのマスケット兵が
ノコノコ歩いて約30mまで近づいて
一斉射してたらしいから
こんな静物の的に当てる技能は意味がない。

徴兵で連れてきた兵隊に税金で買った鉄砲を持たせる。いわゆる無尽蔵の血と鉄。国民国家に封建国家が勝てない時代の幕開けなわけさ。
練習が必要な弓より鉄砲よ。

弓を扱うにはそれなりの修練が必要だが、銃はそれほどの修練が必要ないからだろ。
ロングボーが弓よりも優れているとか言われているが、実際は戦争当初は弓が勝っていた。
ロングボーが勝ちだしたのは、戦争が長期化して弓の熟練者が戦死してしまったからだと言われている。

銃は誰が撃っても同じ威力、同じ射程だから指揮官が射程把握し易いやん?
弓の場合射手の技量に左右されるからどっからが効果的な有効射程か分からんしベテラン死んだ時の換えが効かない、矢は弾より嵩張るから兵士の携行数とか輸送にも影響するやろ

結局のところどっちが便利かだわな
いくら単独では初期のマスケット兵より腕のいい弓兵のほうが強いとしてもその差は覆らない

ロングボウ部隊はそもそもイングランドとウェールズの鬼調教の賜物じゃん
農作業以外ひたすら弓練習しとけや!とかエゲレス民の負けず嫌いと島国根性なくちゃ産まれんで

まあモンゴル帝国が領土拡大できたのも馬に乗りながら弓を連射できることだったよな

戦車だってドイツ戦車より弱いが規格化され生産性の良いアメリカ戦車の方が結局は有利。

聞いたことないっていうけど
18世紀以降の西洋対東洋の戦争は大体東洋側に弓兵いるで。
インド対イギリスとか清対フランスとか。
それで西洋側が圧勝してるんだから結果出てるでしょ。

>>14
インドや清までヨーロッパの軍がどう移動したと思う?そうだね、戦艦だね。

ま、普通に、銃の方が弓よりはるかに「殺傷能力」が高いからだろうな。
弓の矢というものは、当たっても中々死なない。まあ、当たり所が悪ければ一発でも死ぬかも知れないが、さもなければ、何本の矢を撃ち込まれてもピンピンして戦った逸話は多くある。「弁慶の立ち往生」のように数十本の矢を撃ち込まれてもマダ倒れなかった豪傑もいるぐらいだ。
しかし、銃の弾は違う。当たれば多くが即死、即死でなくても完全な片輪になる。
それが理解できなかったために、あの長篠の戦いでは、武田の騎馬武者が「あんな小さな鉄砲玉の何が怖い?w」とばかり、撃たれても撃たれても突撃を繰り返したのだ。

イギリス軍が最後にロングボウを運用したのは1943年のジャック・チャーチルだろw

過去スレにすまん。詳しくは『戦争における「人殺し」の心理学」を見ればわかるんだけど、当時は殺傷能力においてマスケット銃より、弓の方が優れていた。しかしマスケット銃の方が音という点で優れていた。彼らは同じ人間を喜んで殺したくはないだろう。だからこそ、音で威嚇している。よく闘う男が雄叫びを上げるなんて映像を見たことはないだろうか?あれと同じで、音を発することにより、闘わずして勝ちたかった。と言うのが一つの理由である