大和コネクト証券
口座開設・手数料・新NISA・銘柄数などまとめ

大和コネクト証券は、スマホでの利用に特化した証券会社で、ポイント投資やクレジットカード積立などの便利な機能を備えています。最初に、大和コネクト証券の基本情報を確認しましょう。

大和コネクト証券では、dポイントやPontaポイントでポイント投資ができます。

ポイント投資の対象商品は、国内株式を1株から購入できる「ひな株」・米国株式を1株から買える「ひな株USA」・投資信託を少額から積立できる「まいにち投信」の3種類です。ポイント投資は、特定口座またはNISA口座で行えます。

保有しているポイントは、1ポイント＝1円相当として使用可能。使用上限は1カ月に30,000ポイントです。商品を購入する際、ポイントと現金は併用できますが、dポイントとPontaポイントは併用できないため、両方のポイントを持っている人は使用タイミングに注意しましょう。

大和コネクト証券では、大和ネクスト銀行との連携で自動入金が可能です。

大和ネクスト銀行には、大和コネクト証券との口座間を自動で資金移動できる入出金連携サービスがあります。大和ネクスト銀行の専用口座に入金すると、大和コネクト証券の口座に自動で振替えられるのが特徴です。振替に手数料はかかりません。

大和ネクスト銀行の専用口座は、大和コネクト証券の口座と同時に自動開設されます。口座開設に、個別の手続きは不要です。

大和コネクト証券の口座開設手続きは、口座開設アプリを使えば最短2分で完了します。アプリをインストールしていない人は、公式サイトからも申込可能です。

申込時は、公式サイトまたはアプリで必要情報を入力し、マイナンバーカードと運転免許証などの本人確認書類をアップロードしましょう。手続き後は、最短3日で大和コネクト証券アプリへのログイン情報が届きます。ログイン情報を使ってアプリにログインし、取引を始めましょう。

なお、口座開設アプリと取引に使う大和コネクト証券アプリは異なるため、混同しないよう注意してください。

大和コネクト証券では、1株から国内の有名企業へ投資したり投資信託を少額から買付したりと、さまざまな方法で投資を行えます。以下では、大和コネクト証券の取扱銘柄をチェックしましょう。

大和コネクト証券では、単元未満株である「ひな株」で、約420銘柄の国内有名企業に少額から投資できます。

単元未満株とは、取引単位が100株に固定された通常の株式とは異なり、1株から売買できる株式のことです。本来の100分の1の金額で銘柄を購入できるため、資金が少なくても投資を始めやすいでしょう。

大和コネクト証券のひな株では、日本マクドナルドホールディングスやオリエンタルランド・トヨタ自動車のような、有名企業の株式を多数取り扱っています。さまざまな業界の銘柄を少しずつ購入すれば、分散投資も可能。リスクを抑えつつ有名企業に投資したい人は、大和コネクト証券のひな株をチェックしてみてください。

大和コネクト証券では、大和証券が運営管理機関として提供する「ダイワのiDeCo」に申込めます。ダイワのiDeCoで投資できる商品は、厳選された22種類。投資初心者や上級者といったレベル別や、株式やREITなどの投資対象別に銘柄をチェックし、自分に適した商品を選べます。

Web完結で申込可能で、運用管理機関手数料は0円です。運用開始には1〜2カ月程度かかるため、気になっている人は早めに申込みを行いましょう。

大和コネクト証券のIPOは、指定された条件を満たすと、抽選で優遇を受けられます。販売数量の70％を完全抽選で配分し、残り30％の再抽選では、申込者の条件達成に応じて当選確率がアップする仕組みです。

優遇条件は、39歳以下やNISA口座の開設など計5つ。完全抽選で外れた人は抽選券が1枚もらえるのに加えて、条件を達成した人は達成数に応じて抽選券を受け取れます。抽選券の枚数が多いほど、当選確率がアップするシステムです。

優遇条件の詳細は、大和コネクト証券の公式サイトで確認できます。条件達成は抽選日の前営業日時点で判定されるため、当選確率を上げたい人は早めに条件を満たしましょう。また、銘柄の取扱スケジュールや過去の取扱銘柄も大和コネクト証券の公式サイトで見られるため、あわせてチェックしてみてください。

大和コネクト証券の利用を検討する際は、パソコンのWebサービスや入出金方法も押さえておきましょう。以下では、大和コネクト証券で使えるツールやサービス・サポート内容について詳しく解説します。

大和コネクト証券はスマホ専業の証券会社ですが、パソコンのWebサービスでも一部サービスを利用できます。

Webサービスでは、保有残高や信用建玉の確認・取引残高報告書や年間取引報告書のPDF印刷などが可能。システムトラブル時や通信状況が悪いとき、スマホの破損・紛失時などに重宝します。Webサービスを利用するには、大和コネクト証券の公式サイトにアクセスし、IDとパスワードを入力しましょう。

なおWebサービスでは、まいにち投信の積立設定や投資情報の閲覧・NISA申込みなどの各種手続きができません。スマホ専業の証券会社なので、基本的にはスマホアプリをメインに利用するとよいでしょう。

大和コネクト証券の入金方法は2種類、出金方法は1種類です。以下では、大和コネクト証券の入出金方法を詳しく見ていきましょう。

入金方法は2種類から選択可能

大和コネクト証券の入金方法は「入金専用口座への振込み」と「口座振替サービス」の2とおりです。

入金専用口座への振込みの場合、利用者ごとに用意された専用口座に入金すると、大和コネクト証券の口座に自動で反映されます。振込元の金融機関によっては手数料がかかるものの、スピーディに入金したいときに便利です。

専用口座は、大和コネクト証券アプリで「マイメニュー」＞「メニュー」の入出金＞「入金」の順番に進むと表示されます。入金が反映されるタイミングは曜日や時間帯によって異なり、平日の8時30分から17時59分に入金すると即時反映です。土曜・日曜・祝祭日に入金すると次の平日の8時30分頃に反映されるなど、即時反映されないこともあるので注意しましょう。

また口座振替サービスを使うと、普段利用している金融機関の口座から直接入金できます。入金できるのは毎月1回のみで、入金日も毎月13日の3営業日後と決まっていますが、振込手数料が無料なので、毎日決まった金額を投資したい人にはおすすめの入金方法です。

口座振替サービスの利用には、大和コネクト証券アプリで「まいにち投信」＞「銀行口座自動引落し（手数料無料）」から申込みを行いましょう。

出金する際は好きな口座に移動できる

出金時は、登録した金融機関の口座に振込みが行われます。振込手数料は、一部の金融機関を除いて無料です。

出金手続きは、大和コネクト証券アプリの「マイメニュー」＞「メニュー」の入出金＞「出金」から行いましょう。出金予定日と出金額を指定し、メールで送付される認証コードと暗証番号を入力すると、指定の金融機関に出金される仕組みです。

出金反映のタイミングに当日を指定すると、平日の8時30分から15時29分なら即時反映。翌日以降を指定した場合は、指定日の8時30分に反映されます。

売却約定日当日の出金はできないため、各商品の受渡日以降の日付を指定しましょう。ひな株を含む株式の受渡日は、約定日の翌々営業日です。投資信託は、銘柄によって約定日や受渡日が異なり、売り注文をした日の4～7営業日後が受渡日に設定されます。

大和コネクト証券への問い合わせには、チャットまたはメールを利用しましょう。

チャットは、WebまたはLINEで受けつけています。Webから問い合わせる場合は、大和コネクト証券の公式サイトにアクセスし、サイトの右側に表示されるチャットサービスを利用しましょう。LINEを希望する場合は、大和コネクト証券の公式サイトからともだち登録を済ませ、LINEアプリで質問します。チャットは24時間送れますが、オペレーターが対応するのは平日の8時30分から16時30分の間です。

メールで問い合わせるときは、大和コネクト証券アプリの「マイメニュー」＞「サポート（FAQ／お問い合わせ）」を選びましょう。名前やメールアドレス・質問内容などを入力して送信すると、原則として翌営業日にメールで回答されます。なお大和コネクト証券では、投資相談や注文指示・株価照会などのサポートは行っていないため注意してください。