五皇子の妃・顧青梔は、夫に一族を皆殺しにされた恨みを抱えながら、毒をあおって自害した。 だが、目を覚ますと、顧青梔は郡主の沈羲和として蘇っていた。それと同時に、嗅覚が鋭敏になっていることに気がつく。 父の命令で都へ向かう道中、繍衣使や富豪、大理寺少卿を名乗る男たちが現れるが、彼らからは皇族がまとうような高貴な香りがした。まさか、身分を詐称しているのか?しかし、その目的が分からない。 疑問を抱えながらも、沈羲和は固く誓う。顧家の惨劇を繰り返してはならない。必ずや沈家を守ってみせる、と。 渦巻く陰謀と政治的駆け引きの中、沈羲和と沈家は生き残ることができるのだろうか…!?
転生郡主のやり直し