フラグシップ (ゲーム会社)
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
540-0037 大阪市中央区内平野町3丁目2番8号 |
設立 | 1997年4月24日 |
事業内容 | ゲームソフトの企画、開発 |
代表者 | 山下佳文(代表取締役社長) |
資本金 | 7000万円 |
発行済株式総数 | 1400株 |
純資産 | 2億1400万円(2006年9月30日) |
総資産 | 3億2500万円(2006年9月30日) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社カプコン(100%) |
関係する人物 | 岡本吉起 |
株式会社フラグシップ(FLAGSHIP Co., Ltd.)は、かつて存在したコンピューターゲーム開発会社。シナリオ制作を中心としたゲームソフトの企画・開発を行っていた。
1997年4月24日に、当時、株式会社カプコンに在籍していた岡本吉起によって設立された[1][2]。カプコンの子会社で、当初は任天堂やセガなども出資していたが、後に資本を引き上げ、カプコンの完全子会社となった。
カプコンが手がける『バイオハザード』シリーズなどのほか、任天堂の『ゼルダの伝説』シリーズや『星のカービィ』シリーズなど、カプコン以外のタイトルにも携わっている。制作には、東映の特撮に関わった脚本家やデザイナーが多く関わっていた。ゲーム以外でもシナリオ執筆を手掛けたことがあり、岡本によれば映画『バイオハザード』(シリーズ1作目)は、クレジット上はポール・W・S・アンダーソンが脚本を手掛けたことになっているが、実際にはフラグシップで脚本を書いたという[3]。
2007年6月1日に、カプコンに吸収合併される形で解散した[4]。
主な開発参加作品
[編集]- バイオハザード2(1998年、カプコン)
- エルドラドゲート(2000年、カプコン)
- 鬼武者(2001年、カプコン)
- ゼルダの伝説 ふしぎの木の実(2001年、任天堂)
- バイオハザード CODE:Veronica(2001年、カプコン)
- バウンティハンターサラ ホーリーマウンテンの帝王(2001年、カプコン)
- デビルメイクライ(2001年、カプコン)
- クリティカル バレット 7th TARGET(2002年、カプコン)
- バイオハザード0(2002年、カプコン)
- クロックタワー3(2002年、カプコン)
- ガンサバイバー4 バイオハザード HEROES NEVER DIE(2003年、カプコン)
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣(2003年、任天堂)
- 鬼武者タクティクス(2003年、カプコン)
- 星のカービィ 鏡の大迷宮(2004年、任天堂)
- 探偵 神宮寺三郎 KIND OF BLUE(2004年、ワークジャム)シナリオ
- スーパーロボット大戦MX(2004年、バンプレスト)構成・脚本制作協力
- ファイアーエムブレム 聖魔の光石(2004年、任天堂)
- A3(2004年、ガンホー・オンライン・エンターテイメント)イベントシナリオ
- ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし(2004年、任天堂)
- TANTRA(2005年、ガンホー・オンライン・エンターテイメント)イベントシナリオ
- 星のカービィ 参上! ドロッチェ団(2006年、任天堂)
主なメンバー(現在、過去含めて)
[編集]脚注
[編集]- ^ BUSTERS GAME NEWS 岡本吉起氏の魅力に迫るVOL.1
- ^ BUSTERS GAME NEWS 岡本吉起氏の魅力に迫るVOL.2
- ^ 『ストII』『モンスト』の岡本吉起氏は「お前はクビだ!」と宣告されたアウトローすぎる新人だった…!? “天才”にも見える同氏が持つ「誰よりも勉強する」というストイックな信念 - 電ファミニコゲーマー・2023年2月14日
- ^ 株式会社カプコン プレスリリース 平成19年4月17日 連結子会社の吸収合併に関するお知らせ
- ^ ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡の取扱説明書とエンディングスタッフロールに表記。