緊急予告! 9月14日夜 iPhon14、iPhone14 Proの実機レポート記事を公開予定です。お楽しみに!
3年ぶりの「スティーブ・ジョブズ・シアター」開催
今年も、新しいiPhoneのシーズンがやってきた。
コロナ禍の影響で過去2年間はオンラインでの新機種発表が続いていたが、今年は3年ぶりに、アップル本社の「スティーブ・ジョブズ・シアター」内で開催され、筆者も現地で取材する機会に恵まれた。
写真上:発表会場は、3年ぶりに「スティーブ・ジョブズ・シアター」に。コロナ禍以前と変わらぬ混雑ぶりだった 写真下:発表はシアター内で動画を見るかたちで行われた
重要なポイント
今年のiPhoneは「14」。小型のminiがラインナップから消え、大型と中型の機種がそれぞれ「スタンダード」ラインと「Pro」ラインに存在する、というかたちになった。
写真上:発表動画再生前に壇上で挨拶したティム・クックCEO 写真下:発表会後には、実機を使ったハンズオンイベントも
だが、筆者としては、今年の発表の軸は、単純に「iPhoneが出た」ことではないように思える。「万が一の事態にも備えられるデジタル機器」という側面を、アップルが強く意識していることが重要だと感じているからだ。
それはいったいどういうことなのか?──新製品の特徴をひもときながら説明していこう。