三流浪人の霍奴(かくど)の手に引き取られ、共に生活をすることになった善柔と師兄弟たち。 自ら子どもたちの師匠となったは霍奴は、危険な仕事をしながら善柔たちを育てていく。そんな霍奴の背中を見ながら、早く大人になりたい善柔。 霍奴は仕事のことで遠くに旅立つこととなり、善柔は大師兄として兄弟を守ることになった。師兄弟の関係を結んだ子供たちは、不慣れながらも武功と歩法の修行をしながら、それぞれの夢を描いていく。 霍奴の帰りを待っていたある日、善柔は命をかけて、何者かに追われる女性を助けた。女性は助けのお礼として少しの武功を教え、とある指輪を善柔に渡す… 大師兄として大切なものを守る、一人の男の物語!
大師兄善柔