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透明人間の骨 4 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版

4.7 5つ星のうち4.7 92個の評価

私はどうすれば幸せになれたのかな――消えてしまいたい そう願った少女・来宮花の辿りつく場所とは――透明人間の骨、完結。
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B079Y5NNK5
  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2018/3/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/3/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 28382 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効になっていません。
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ 有効になっていません
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 92個の評価

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荻野純
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
92グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後日談というか最近でたイラスト集にふたりのえっちな関係があり、無事幸せで甘々な日々を送っていると断言できます。読んでよかった
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
居たくない気持ちと連動する透明化、
綺麗に纏まっていて最高の作品だと思います。
2022年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何度読み返しても本当に良すぎる
登場キャラたちみんなの暖かさ
花の心境の細かい描き方
日常の小さな幸せを見つけて全力で楽しむことが出来るまでの過程が丁寧に描かれていて身に染みる最高の作品
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公の最後の学生生活を冗長と思う人もいるみたいだけど、個人的にはこの淡々とした生活の描写は必要だと思う。作詞が完成し、友達と年末年始を過ごす。普通の人にとっては当たり前の行事が主人公にとって、かけがえのない宝物であったという事。そういう思ってしまう主人公が悲しい。

祖父に告白するあたりは何故、あのような父親が生まれたかという背景の描写かと。モンスターがモンスターを育てたというだけ。あと、ここで父親が医者であった事も判明した。あそこまで傲慢で自分勝手でどうして社会人として成立していたか、謎だったが納得。そうでなければ社会で叩かれて、ああはならない。業態にもよるけど、医師は医療の世界では君臨しているものだから。

自首した結果はないが、それは読者の想像に任せるという事だろう。状況を考えると、それほど重い量刑にはならないかなと。犯行当時は15歳か16歳、一年間も何も無かったという事は刺したナイフか包丁のは指紋とかの物証が無いという事。(保険金もあるし、動機の観点からも家族は確実に調べられているはず)

透明化は実証出来ないので、警察が信じない可能性もある。立件されても日常的な精神的な虐待から正当防衛、物理的な母に対する虐待から助け出す緊急避難もありえる。情状酌量の余地は極めて大きいし。ある意味、父親の自爆に近いかなと。

読んでいて、淡々とした演出で北野監督の「HANABI」を思い出した。

物語はフィクションだけど、酷い親は実際にいるしもっと酷い状況にある子供も現実にいる。もう一度、自分の周囲を考えてみると家族には恵まれているなと思う。うん、家族を大切にしようと改めて思った。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
じつは最初に読み終わったとき「花の後日談が欲しい」とまず思いました。
どのような形であれ、例え十年後であれ、来宮花がその後をどう生きたのかを、見たかった。
そういう意味で、物足りない、と。

けれどしばらく経って思い返すと、このラストが、物語にあるべき姿なのではと思いました。
花の罪は決して救われるものではなく、彼女の最後の「ここに居たい」という言葉が、罪に対する答えではないか、と。
本書を購入してしばらく時間が空きましたが、度々思い返すのがこの切ないラストシーンであり、
物語として相応しい着地点だったのだと思います。

素敵な物語をありがとうございました。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月23日に日本でレビュー済み
かなり思春期的な作品だと思います。
家庭環境や親殺しを経て、心を閉ざす理由があった普通の少女が心を開いていく漫画であって、ミステリーではありません。
実際のテーマは殺人でも異能でもなく、罪悪感を持ち自己評価の低い少女が、親殺しを機に新しくなった人間関係の中で行う自己発見です。
そしてある意味幼い倫理観を持つ普通の少女の青春ものであると思います。

「どんな理由であれ殺人をしたので心の底から罰されなきゃいけない」というのは、母親を殺しかねない父親がいた家庭環境を思えば、幼い思考です。
その小さい視点を理解するかどうかは読み手の趣味になるんじゃないかと思います。
罰されたい理由は色々と想像できます。殺人を犯した時の感触への嫌悪感や、親への罪悪感、汚れた自分が許せない潔癖性、日常的な道徳観を守ることで自我を保ちたい気持ち、罰することで正当化したい気持ち、など痛みを伴う罰を欲する理由は色々とあるのかなとは思います。単純に良い子ちゃんだというのもあるでしょう。
潜在的に生きることに希望を見出していて、普通の日常を過ごしたいから、罰を欲したのかもしれません。
とはいえ境遇を考えると、「何が悪いの?」と開き直ることも出来そうなのになとは感じます。
この自罰的な性格に関しては、物語を着地させるためのギミックかなと勘ぐる部分もあります。

余韻を残す結末ではありますが、警察に行ったところでまず不起訴ですよね。犯行は映像に残ってるから、事情は聞かれて興味は示されるけれど、証拠不十分でしょう。
家庭環境に同情されつつ、再犯予防に監視はつくかもしれないけれど、次の事件が起こらない限りすぐに外さるでしょう。
平穏な日常を取り戻すし、能力も失う。環境的には被害者である彼女が自分の罪を許せないという時点で、彼女はとても普通の子です。漫画的な非現実に巻き込まれなければ、自分なりの贖罪を模索しながら、友人を大切にして穏やかに生きるのでしょうね。

深いオチもどろどろした心情も、読み手で感じ取ってねというような、ライトにもディープにも読める作風。
なんとなく好きか嫌いかを感じる程度で丁度いいと思います。

まあきっとそんな感じです。ストーリーの落ちは最初から見えているし、心情の説明も乏しい。友人たちの良い人っぷりもご都合感を読者に感じさせるのは否めないかも。
逆にそれも味であり作風なのだと思います。評価が分かれそうな作品ですね。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
珍しいタイプのファンタジー?でした。登場人物の心の動きの描写がなかなかうまい。ただ、ラストはちょっと結末を変えてほしかった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美しい物語をありがとうございました。そして週31ページの過酷なスケジュール……お疲れ様でした!!
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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