九州でおすすめな場所はどこ?
家族旅行をする際、0歳の赤ちゃんがいると場所や移動手段に悩んでしまうでしょう。いつ頃から旅行をしていいのかも不安になります。
まずは、泊りがけではなく日帰り旅行をしてみることで、赤ちゃんだけでなく大人もコツが分かるかもしれません。そこで、0歳が日帰り旅行できる時期や理想的な移動手段・持ち物・注意点をご紹介します。参考リンク...福岡バスツアー日帰り
0歳の赤ちゃんと旅行をする場合、何ヶ月から可能という決まりはありません。しかし、首がすわる3ヶ月頃までは控えるのが望ましいです。0ヶ月~1ヶ月の赤ちゃんは室内で過ごすのが基本とされています。まだ、体の免疫機能や体力が十分ではないため、感染などのリスクが高いからです。
また、日光に当たり過ぎるのもよくなく、室内で過ごして徐々に外気浴で慣らします。1ヶ月健診の後は出かけてもいいとされていますが、一般的には近場での買い物や公園のみです。里帰り先が遠い実家の場合、1ヶ月~2ヶ月頃に新幹線や飛行機で帰る時もあります。
ただし、赤ちゃんの負担にならないことを第一に考え、寄り道しないのが一般的です。3ヶ月を過ぎて首がすわると、抱っこ紐やチャイルドシート・ベビーカーでの移動がしやすくなります。数時間の移動もできるようになるため、この頃から日帰り旅行を検討するといいでしょう。
ただし、それぞれの赤ちゃんや母親によって、体調や機嫌は異なります。よって、大人の都合だけで日帰り旅行を強行するのは避けましょう。
日帰り旅行の移動手段は車や電車・バス・飛行機などですが、車での移動が理想とされています。その理由として、車なら多くの荷物を載せることができ、赤ちゃんが泣いても、他人の視線が気にならないからです。公共の交通機関で赤ちゃんが泣くと、他人に迷惑をかけていないかと焦り、旅行を楽しめない人もいます。
また、0歳の赤ちゃんは、おむつやおしりふきだけでなく、ミルク用品や着替えも必要です。万が一のトラブルを想定して、予備を持っていく場合もあります。
つまり、使わない持ち物も持っていく可能性があり、多くの荷物を載せられる車が理想なのです。
自家用車がない場合は、日帰り旅行の日だけレンタカーを借りるのもいいでしょう。電車やバス・飛行機でも多くの荷物を持っていけますが、持ち物は自分で持たないといけません。荷物が重すぎると気持ち的に余裕がなくなる可能性が高いです。
予備の荷物も最低限にするため、何かのトラブルがあった時に焦ってしまう場合もあります。電車やバス・飛行機での日帰り旅行の場合、予備の荷物を持っていくことも重要ですが、「現地で調達してもいい」と気持ちに余裕をもって出掛けましょう。
0歳の赤ちゃんがいる日帰り旅行では、保険証や母子手帳は必ず持っていきます。もし、具合が悪くなったり、怪我をしたりした場合は、旅行先の病院に行くケースが多いです。その際、保険証や母子手帳が必要になります。
また、おむつやおしりふき・ミルク用品・離乳食なども多めに持っていくことが大切です。日帰り旅行の場合、おむつは5枚~10枚、おしりふきは1パックで十分でしょう。ただし、環境の変化で下痢をする場合もあるため、バッグに余裕がある時には多めに持っていくのも手段です。
おむつ替えはおむつ交換台だけでなく、車の中で交換する場合もあります。よって、使用済みおむつを入れるための袋も数枚持っていきましょう。0歳は授乳や離乳食が必要になります。母乳の場合は授乳ケープを持っていくのが望ましいです。
旅行先ではどこで授乳するのかはっきりしないため、車の中でも授乳できるようにケープを持っていきましょう。ミルクを飲んでいる場合は、あらかじめ必要なミルクの粉をミルカーに入れておくと効率がいいです。ミルカーから哺乳瓶に入れれば、ミルク作りの手間が減ります。
また、ミルク用のお湯を水筒に入れて持っていくといいでしょう。熱湯が入った水筒とぬるま湯が入った水筒の2つを持っていくのがおすすめです。外出先でお湯をもらえる可能性もありますが、基本的には持参したお湯で作るのを心掛けます。
6ヶ月を過ぎると離乳食を食べ始めるため、それ以降の日帰り旅行では離乳食の準備が必要です。手作りの離乳食を食べている場合は、手作りのものをお弁当で持っていっても構いません。ただし、傷みやすいため、市販のレトルトパウチ離乳食を食べさせてもいいでしょう。
服装では、予備のシャツとロンパースなどを各2枚ずつ持っていきます。また、赤ちゃんの気分転換になるおもちゃも必需品です。公共の交通機関を使う場合は、ぬいぐるみや絵本など大きな音が出ないおもちゃを持っていきましょう。
車での移動では、音が出るおもちゃの方が泣き止みます。例えば、音が出る絵本やカチャカチャと鳴るおもちゃが最適です。
混雑が予想されるゴールデンウィークや年末年始は、公共機関や高速道路・レジャー施設が混んでいます。渋滞や混雑を避けるためには、混雑日ではなく、平日や長期休暇以外が望ましいです。ゴールデンウィーク中に日帰り旅行をしたい場合は、最終日は比較的すいています。
また、大型のサービスエリアは混んでいるため、小型のパーキングでトイレを済ませるのもいいでしょう。
事前に授乳室やお店の有無を確認し、行先の計画に入れておくのが理想的です。例えば、ミルクを飲む場合、お湯を提供してくれる授乳室を事前に調べておき、そこへ30分前後立ち寄る計画を立てておきます。近くのドラッグストアやショッピングモール・病院なども調べておけば、万が一の時に焦りません。
おむつ替えや授乳室・コンビニがあるサービスエリアも調べておくと、車移動での休憩場所も決めやすいです。
季節に合わせて持ち物を考えることが大切です。夏は汗をかくため、着替えのシャツや汗とりパッドが必要になります。紫外線対策として、日焼け止めや水遊び時はラッシュガードがあると便利です。虫が多い時期は、虫よけや刺された時のかゆみ止めも持っていきます。
秋から冬は防寒対策として、ブランケットや羽織れるものを持っていきましょう。
0歳と日帰り旅行をする時には、必要なものや立ち寄る場所などを事前に調べ、紙に書き出しておくといいでしょう。
必要なものリストや授乳室一覧があれば、スムーズに日帰り旅行の準備ができ、計画も立てられます。当日は時間や気持ちに余裕を持ち、赤ちゃんの体調や様子を最優先することが大切です。これを参考に、赤ちゃん連れの日帰り旅行を楽しんでください。