「人生は選択の連続である」とはシェイクスピアの言葉だが、この男に言わせればこうだ。
人生は冗談の連続である---。
ご存じ、シマジこと島地勝彦・72歳が、テレビドラマの主人公になりました!!
「全身編集長 ~文豪から学ぶオトコの生き方~」
NHK BSプレミアム 2013年11月27日(水) 22:00~22:59
<伝説の雑誌を作り上げた男たちの物語>
「バーカウンターは人生の勉強机」「男はいくつになってもロマンティックで愚か者」・・・。肉食系の思いに溢れた言葉の数々。語るのは島地勝彦・72歳。かつて100万部を売り上げた怪物雑誌、『週刊プレイボーイ』の元編集長だ。
1982年に『週プレ』の編集長となった島地は、グラビア、自動車、ファッションなどの情報で、"男の欲望"を刺激する一方で、開高健をはじめ一流の文豪を口説き落として『人生相談』を連載。「グラビアと純文学」という、相反するモノを同居させて新風を巻き起こし、業界トップの100万部を達成する。しかし、膨れ上がった怪物雑誌はやがて島地たちを大きな波乱の渦に巻き込んでいく・・・。
日本中が燃えていた80年代バブル前夜。伝説の雑誌を作り上げた男たちの物語をドキュメンタリードラマで描き、復活にかけるこの国へエールを送る。
かつてシマジは敬愛する今東光大僧正に「人生とは何ですか」と訊いた。すると即座に次のような答えが返ってきたという。
「人生とは冥土までの暇つぶしや。だからこそ、上等な暇つぶしをせなあかん」
11月27日(水)21時~、あなたも、シマジの、上等な、いや、冗談のような"暇つぶし"に付き合ってみませんか?
【プロフィール】
島地勝彦 (しまじ・かつひこ)
1941年、東京奥沢に生まれる。4歳で岩手県一関市に疎開。一関第一高等学校を卒業。一浪一留で青山学院大学を卒業後、集英社に入社。『週刊プレイボーイ』『PLAYBOY』『Bart』の編集長を歴任。広告担当取締役、編集担当取締役を経て、集英社インターナショナル代表取締役を10年間勤め上げ2008年11月に退任。現在は作家・コラムニストとして活躍中。Web連載に『乗り移り人生相談』『Treatment & Grooming At Shimaji Salon』。著書に『甘い生活』『乗り移り人生相談』『知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者』『アカの他人の七光り』『迷ったら、二つとも買え!』など。