なぜ民主党は政権を失ったのか。再び、民主党は国民の信頼を得ることができるのか。そのためには何をすべきなのか。

 なぜ民主党は政権を失ったのか。再び、民主党は国民の信頼を得ることができるのか。そのためには何をすべきなのか。現代ビジネス、BLOGOS、JBpressの三媒体合同特別企画にて募集した有識者からの叱咤激励のコメントを紹介します。

 

飯田 泰之氏(明治大学准教授)

1975年生まれ。東京都出身の経済学者、エコノミスト、明治大学政治経済学部准教授。株式会社シノドスマネジング・ディレクター。財務省財務総合政策研究所上席客員研究員。専門は、経済政策・マクロ経済学。内閣府経済社会総合研究所客員研究員(2003年5月~2005年3月、2007年4月~ )、参議院事務局特別調査室客員研究員(2004年4月~2005年3月)、駒澤大学経済学部現代応用経済学科専任講師/准教授(2003年4月~2013年3月)を経て、明治大学政治経済学部経済学科准教授(2013年4月~ )。

「民主党は、マニフェストに掲げた政策を押し通す政治的な決断を下すことができなかった。政治的な決断は、どのようなものであれ批判・非難を伴う。その反発を恐れない強い党になる必要がある。」

池田 信夫氏(経済学者)

1953年生まれ。経済学者。東京大学経済学部を卒業後、NHK入社。93年に退職後、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)教授、経済産業研究所上席研究員などを経て、現在は株式会社アゴラ研究所所長 SBI大学院大学客員教授 青山学院大学非常勤講師 学術博士(慶應義塾大学)。主な著書に『ウェブは資本主義を超える』『ハイエク』『なぜ世界は不況に 陥ったのか』『希望を捨てる勇気』などがある。

「今の日本は幕末のように、正社員を頂点とする身分制度が社会の停滞と格差を生んでいる。彼らの特権を守る労組と縁を切り、労働者が自由に動ける「開かれた社会」をめざすべきだ。」

宇佐美 典也氏(元経産官僚)

1981年生まれ。暁星高等学校、東京大学経済学部を経て、経済産業省に入省。 企業立地促進政策、農商工連携政策、技術関連法制の見直しを担当したのち、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)にて電機・IT分野の国家プロジェクトの立案およびマネジメントを担当。 2012年2月に開設した「三十路の官僚のブログ」(現在は「うさみのりやのブログZ~三十路の元官僚のブログZ~」に改称)では、自身の給与や官僚生活を赤裸々に公開して大きな話題を呼んでいる。Twitter:@zettonu

「建設的な野党として支持団体でもある連合や自治労といった既得権益に切り込む政策を提案してほしい!」

川島 博之氏(東京大学大学院農学生命科学研究科准教授)

1953年生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科准教授。77年東京水産大学卒業、83年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得のうえ退学(工学博士)。東京大学生産技術研究所助手、農林水産省農業環境技術研究所主任研究官、ロンドン大学客員研究員などを経て、現職。主な著書に『農民国家 中国の限界』『「食糧危機」をあおってはいけない』『「食糧自給率」の罠』など

「20世紀は「労使」対立の時代だったが、21世紀は「老青」対立の時代だ。自民党が「老」の代弁者であるなら、民主党には「青」、言い換えれば失われた世代の代弁者になって欲しい。」

駒崎 弘樹氏(フローレンス代表)

1979年生まれ。日本の社会起業家、病児保育に関するNPO法人フローレンス代表理事。2008年、福田政権において「社会保障国民会議」の委員に就任。2010年よりNHK中央放送番組審議会委員に就任、現在にいたる[1]。鳩山内閣のときは内閣府非常勤国家公務員を務めた。2012年より休眠口座国民会議呼びかけ人。

「世界一子育てしやすく、世界一起業しやすく、世界一男女関係なく活躍でき、世界一「私は幸せ」って人の多い国になってほしい!だから反対ばかりせず、超党派で政策実現を!」

山崎 元氏(経済評論家)

1958年生まれ。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員。一橋大学商学部国際経営戦略研究科非常勤講師。2010年、獨協大学経済学部特任教授。専門分野は、ファンドマネジメント及びコンサルティングなどの資産運用分野。

「有能な人材には、経済効率と自由を尊重しつつ、富の再配分を同時に重視する「リベラル」勢力の形成を期待したい。ただし、今の民主党の枠組みと看板では無理だろう。」



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