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コモロ旅行へ行く前に確認するポイント

Union des Comoros

画像の出典元: istockphoto.com

正式名称コモロ連合
人口約67万人
首都モロニ
国コードKM
言語フランス語・アラビア語(公用語)、コモロ語(スワヒリ語に近い)
国番号(電話用)269

コモロまでは飛行機でおよそ----時間で行くことができます。コモロの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なコモロ旅行を楽しみましょう。


コモロはインド洋にある国で、グランドコモロ島(ンジャンジャ島)、アンジュアン島(ンズワニ島)、モヘリ島(ムワリ島)の3つから成り立っています。海を隔てて西側にはモザンビーク、南東にはマダガスカルがあります。

日本からコモロへの渡航について

直行便と飛行時間

日本からコモロまでの直行便は就航していません。マダガスカル・アンタナナリボまたはレユニオン、ナイロビを経由していく必要があります。2カ国乗り継ぎ、所要時間は約22時間です。

日本との時差

日本とコモロの時差は6時間です。サマータイムはありません。

コモロにおけるビザ・入国手続きについて

■ パスポート残存有効期限

ビザ申請時、6カ月以上有効なパスポートを用意しておきましょう。

■ ビザ

入国にはビザの取得が必要です。日本にはコモロの在外公館が設置されておらず、到着した空港でビザを取得可能となっています。

■ コモロ入国の流れ

1.入国審査(Immigration)

空港到着後、「Arrival」に従って入国審査のカウンターへ。パスポートなど必要書類を提示してください。
入国に必要なツーリストカードの購入代金はこちらで支払います。

2.荷物の受け取り(Baggage Claim)

搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい

3.税関

タバコや酒類は持ち込み可能ですが申告が必要となっています。
なお、5,000ユーロ相当額以上の外貨を持ち込むまたは持ち出す場合にも申告が必要です。

■ コモロ出国の流れ

1.チェックイン(搭乗手続き)

各航空会社のカウンターで、持ち込むもの以外の荷物などを提出してください。

2.出国審査

係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。

3.手荷物検査

手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。

※実際の空港施設と入国・出国の流れが異なる場合があります

コモロの気候について

コモロの気候は熱帯湿潤気候に属し雨季と乾季に分けられます。雨季は12~4月、乾季は5月~11月。雨季の3月が最も暑く雨が多い月にあたり、平均最高気温は30度以上。湿気が多く蒸し暑いでしょう。乾季は涼しく、特に8月は平均最低気温が18度と過ごしやすい陽気。雨も少なく観光シーズンです。

コモロの免税について

必要最低払い戻し購入額
VAT税率 15%
払い戻し率
税関スタンプ受領期限
免税書類申請期限
免税条件
必要な税関スタンプ
特記事項

コモロの通貨とチップ

コモロの通貨とチップ

画像の出典元: 

通貨について

コモロでの通貨はコモロ・フランが使われています。500,1000,2000,5000,10000フランの紙幣25,50,100フランの硬貨が流通してます。

チップについて

コモロではチップの文化はありません。しかしいいサービスを受けた際には渡してもよいでしょう。

旅のお役立ち情報

コモロの電圧とコンセント

コモロの電圧とコンセント

コモロの電圧は220Vです。日本の製品を使う場合は変圧器が必要です。プラグはC/Eタイプとなります。日本のコンセントと異なるため変換プラグが必要です。

コモロのネット環境

コモロのネット環境

ホテルにて無料Wi-Fiが利用できます。

コモロの飲料水

コモロの飲料水

コモロの水道水は飲めると言われていますが、ミネラルウォーターの購入をお勧めします。

文化・宗教・マナーについて

コモロの文化

コモロは世界で一番シーラカンスの生息が多い国です。アンジュアン島で1954年12月20日にシーラカンスを捕獲した事にちなんで、12月20日をシーラカンスの日としています。 コモロの主な産業は漁業や農業です。また、イランイランやバニラなどの香辛料や香水の原料を輸出しています。 イランイランは世界で最も有名な香水の1つ<シャネルN°5>に使われます。1921年、ココ・シャネルが「女性の香り」を備えた花を求めてたどりつきました。この香水に使われる原料のうちの10%がイランイラン。しかし、イランイランの栽培農園はここ数十年開発が進んでおらず、花の摘み手が減り、さらには森林伐採も進んでいるため「栽培の危機」と言われています。今回の危機に対して、シャネルはコモロの公正な賃金確保と労働環境向上に取り組んでいます。

コモロの宗教

1886年以来フランス領でしたが、1975年に独立したコモロ。現在は多くの人がイスラム教を信仰していますが、マヨット島に限り、キリスト教を信仰する人が多くなっています。

コモロのマナー

コモロの車は左ハンドル、道路は右側通行です。国内にバスや電車といった公共交通機関はありません。そのため移動方法は近距離移動用の場合は乗り合いのタクシーが主流です。長距離を移動する場合は小型トラックに乗ります。この場合も乗り合いです。

コモロの食文化

コモロの食文化

画像の出典元: 

コモロの主食は米、プランテーンといわれる調理用バナナ、パンの実、キャッサバなどです。それらに合わせるおかずとしては、魚の素揚や手羽先の炭火焼、ココナッツミルクとスパイスで味付けした煮込み料理が一般的となります。また、サンブーサというアラブやインドの影響をうけた揚げ巻きのようなものがポピュラーです。
コモロの首都モロニには大きなマーケットがあり、新鮮な魚が多数販売されています。魚介類の中でも人気があるのはタコ。年間を通じてフルーツが安価に手に入り、種類も豊富です。しかし南アフリカから輸入しているりんご・ぶどう・メロン・スイカなどは輸入品とだけあって価格は高価です。

コモロの主要観光地と世界遺産

コモロの主要観光地と世界遺産

画像の出典元: 

コモロの主要観光地

コモロの主要観光地は、大きなシーラカンスのはく製が飾ってある<モロニ国立博物館>、オールドフライデーモスクともいわれる白亜の美しい<グランドモスク>、火口を臨むことができる<カルタラ火山>ノスタルジックな雰囲気が人気のある<フライデーモスク>などがあります。コモロ自体が観光業に力を入れていないため、のんびりゆっくり観光することが可能です。

コモロの世界遺産

コモロには現在登録されている世界遺産はありません。

コモロのお土産について

コモロでは香水の元になるイランイランの精油の原産国です。花を水蒸気蒸留法で抽出させ精油を取り出します。香りはジャスミンアブソリュートとアーモンド油を混ぜ合わせた香り。そのほかバニラの木も自生しており、バニラエキスの産地でもあります。コモロの工場で作られた香水はマーケットで安価で販売されており、お土産としても人気があります。

コモロ旅行 よくあるFAQ

Q:日本からコモロに行く主なルートは?

A:日本からの直行便がなく、複数ヵ国を経由する必要があります。
成田から韓国の「インチョン国際空港」へ、インチョンからエチオピアの「ボレ国際空港」へアクセスします。アディスアベバからコモロの「モロニ プリンス・サイード・イブラヒーム国際空港」へ訪れることができます。

Q:コモロへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?

A:コモロは群島国で、島ごとに空港があり国内は空での移動が可能となっています。最大の空港は国際空港である「モロニ プリンス・サイード・イブラヒーム国際空港」です。

Q:コモロの主要都市はどんなところがありますか?

A:コモロの首都はグランドコモロ島にある「モロニ」です。

Q:コモロでは英語は通じますか?

A:ホテルなどで英語が通じる場所があるだけで、主にアラビア語、フランス語が使われています。

Q:コモロのベストシーズンは?

A:コモロの観光は乾季である5月から10月がおすすめです。