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中央アフリカ共和国旅行へ行く前に確認するポイント

Central African Republic

画像の出典元: flic.kr

正式名称中央アフリカ共和国
人口約453万人
首都バンギ
国コードCF
言語フランス語、サンゴ語。大都市でも英語は通じません。
国番号(電話用)236

中央アフリカ共和国までは飛行機でおよそ----時間で行くことができます。中央アフリカ共和国の気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適な中央アフリカ共和国旅行を楽しみましょう。


アフリカ中央部にある国で、スーダンやカメルーン、チャドなどといった国々との国境線に接しています。国土面積は日本と比べると約1.6倍。フランスの植民地という歴史を持ち、1960年に独立を果たしました。

日本から中央アフリカへの渡航について

直行便と飛行時間

日本からの直行便はなく、バンギへは乗り継ぎで行くのが一般的です。所要時間は経由地によって異なりますが、およそ22時間かかります。主な経由地はパリやケニアのほか、バンコクやナイロビ、カサブランカなど。

日本との時差

日本との時差はマイナス8時間です。サマータイムは導入されていません。

中央アフリカにおけるビザ・入国手続きについて

日本人が中央アフリカに入国する場合、訪問の目的にかかわらずビザの取得が必要です。発行日から2か月間有効、最大30日滞在可能です。前もって駐日領事館などで申請するようにしましょう。入国審査では機内で配布される出入国カードと往復航空券、パスポートのほかにビザおよび黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示が必要です。 なお、中央アフリカの政情は大変不安定であり、外務省より全土に対し退避勧告が出ています。そのため、いかなる理由であっても中央アフリカへの渡航は見合わせてください。

中央アフリカの気候について

中央アフリカは南部と北部で季節が異なり、中央部から南部にかけては熱帯多雨気候となっています。首都バンギの年間平均気温は26℃前後で、7月~9月が雨季、11月~3月までが乾季にあたります。

中央アフリカの免税について

必要最低払い戻し購入額
VAT税率 18%
払い戻し率
税関スタンプ受領期限
免税書類申請期限
免税条件
必要な税関スタンプ
特記事項

中央アフリカの通貨とチップ

通貨について

通貨単位は、CFAフラン。10,000・5000・2000・1000・500フランと、紙幣には5種類あります。硬貨は8種類で、500・100・50・25・10・5・2・1フランとなっています。

チップについて

基本的にチップは必要ありません。ですが快いサービスを受けた際や無理を通してもらった際には、気持ち程度のチップを渡しても良いでしょう。

旅のお役立ち情報

中央アフリカの電圧とコンセント

中央アフリカの電圧とコンセント

中央アフリカの電圧は220V/50Hz。日本の電化製品では場合により電化製品が必要です。停電が発生しやすいため、電子機器を使い場合は小まめに保存をしたり、バックアップするよう心がけましょう。プラグ形状はB3型とBF型、C型、SE型なので変換プラグの用意も必要となります。

中央アフリカのネット環境

中央アフリカのネット環境

中央アフリカのネット普及率は全体4%と大変低く、ホテルに泊まる際にも入る前にネットが使えるかの確認を必ずした方がいいでしょう。また、ネットが使えたとしても通信速度は期待できないでしょう。

中央アフリカの飲料水

中央アフリカの飲料水

水道水は濁っているので飲料には適しません。ミネラルウォーターの購入をおすすめします。氷にも注意が必要です。最悪、水道水を飲む際は必ず沸騰させて飲むようにしましょう。

文化・宗教・マナーについて

中央アフリカの文化

中央アフリカではバンツー系の住民が大半を占めており、バヤ族、バンダ族、サラ族、バカ族、フラニ族などの民族が暮らしています。森林資源のほか、ダイヤモンドや金、ウランなど鉱物資源も豊富なこの国は、ピグミーが存在することでも有名です。なお、1960年にフランスから独立して以来多くのクーデターなどを経験しており、現在も政情は不安を抱えています。

中央アフリカの宗教

国内における主な宗教の割合はカトリックが約25%でプロテスタントが約25%、伝統宗教が約24%となっています。そのほかにも少数ではありますが、イスラム教などが信仰されています。

中央アフリカのマナー

マナーではないですが、中央アフリカに行く際は必ず黄熱とマラリアの予防接種を受けて行きましょう。また、エイズの感染率も高いため注意が必要です。加えて、外に洗濯物を干すとハエに卵を産み付けられる恐れがあるので、洗濯物は室内に干すようにした方が安全です。

中央アフリカの食文化

中央アフリカの食文化

画像の出典元: upload.wikimedia.org

内陸に位置することで19世紀ごろまで他国の影響をほとんど受けずにきた中央アフリカには、伝統的な料理が今でも受け継がれています。唐辛子やピーナッツを潰してペースト状にしたものやフフという餅を思わせる食品が好まれているほか、代表的な料理にカンダ・ティ・ニマと呼ばれる、オクラの入ったミートボールにピーナッツのソースをかけた料理があります。また、芋や雑穀などの生産が多く、様々な芋料理がみられます。なお、タンパク源としてシロアリの空炒りなど、虫を食す文化も存在しています。

中央アフリカの主要観光地と世界遺産

中央アフリカの主要観光地と世界遺産

画像の出典元: dososhin.com

中央アフリカの主要観光地

中央アフリカの主な観光地としてはバンギやボガンダ国立博物館、マノヴォ=グンダ・サン・フローリス国立公園、ザンガ=ンドキ国立公園などがあります。マノヴォ=グンダ・サン・フローリス国立公園は、サバンナなどの豊かな自然と多くの動物たちが生息している点が見どころといって良いでしょう。さらに、ザンガ=ンドキ国立公園には多くのゴリラが生息し、ニシローランドゴリラの密度は世界最大級として知られています。また、入村料を払えばロバエ地区周辺にいるピグミー・アカ族の村を見学することができるほか、ボアリにあるボアリ小瀑布などもおすすめの観光地のひとつです。

中央アフリカの世界遺産

中央アフリカにおいては2件の自然遺産が登録されており、いずれも観光地として多くの人が足を運ぶスポットとなっています。登録されているサンガ川流域の3か国保護地域のうち、中央アフリカが有しているのはザンガ=ンドキ国立公園です。また、マノヴォ=グンダ・サン・フローリス国立公園は密猟の横行や環境悪化の懸念から危機遺産にも登録されています。

中央アフリカのお土産について

中央アフリカのお土産には質の良い木彫りや細工物の民芸品、コーヒーなどが多く選ばれています。値段が付いていないものは言い値では買わず、値段交渉でお得に購入することをオススメします。