小次郎講師のボリンジャーバンド解説その7、「スクイーズによる仕掛けシグナル!」

2、エクスパンションの仕掛けポイント

□ということを確認して本日はエクスパンションを学ぶ。 ■エクスパンション? zu1バンド幅が広がっていく状態をエクスパンションと呼ぶ。 ■ボージとの違いは? □ボージはエクスパンションによりバンド幅が最大に広がっている状態。エクスパンションは主にスクイーズからバンド幅が広がっていく状態を表す。そしてそのスクイーズからのエクスパンションが最大の仕掛けポイントとなる。 ■スクイーズからのエクスパンションが仕掛けポイント?
【仕掛けポイント】 ・スクイーズ状態からエクスパンションしていくとき
□さて、小次郎講師流テクニカル分析は意味を理解するというのが最大の目的。「スクイーズからのエクスパンションが仕掛けチャンス」と聞いて、そうなんだと思っただけではだめ。 ■つまりその意味を理解しろと・・・。 □そのとおり。スクイーズとはどういう状態だった。 ■バンド幅が最小になった状態、つまり・・・過去20日の価格変動がほとんど無かったという状態。 □そうだね。そこからエクスパンションが始まる。一体何が起こったんだ? ■何が起こったかはわかりませんが、何かが起こったということはわかります。 □ムサシ君、最近なかなかやるねえ。そこを理解出来るかどうかがポイント。で、どっちに仕掛ける?買いか売りか? ■お褒めにあずかって恐縮です。動きがないところから動きが出てきたとしたら、その動きに追随します。
【仕掛けポイントの意味】 ・スクイーズにより、値動きがない状態を確認 ・エクスパンションにより、新しいトレンドが発生したことを確認。 ・発生した新しいトレンドに追随する
□正解!その仕掛けポイントが+2シグマ、-2シグマのバンドタッチ。 ■バンドタッチ? □+2シグマに価格が触れたら、上昇トレンドが発生と見て買いで仕掛ける。-2シグマに価格が触れたら、下降トレンドが発生と見て売りで仕掛ける。
【ボリンジャーバンドの代表的仕掛け】 ①スクイーズを確認 ②エクスパンションを確認 ③バンド上限(+2シグマ)タッチで買いエントリー、バンド下限タッチで売りエントリー
■なんと。世間一般の浅い理解の真逆ですね。世間一般のボリンジャーバンドに対する理解は「+2シグマを超えたら売る、-2シグマを割れたら買う」というものなのに今の仕掛けは「+2シグマを超えたら買う、-2シグマを割れたら売る」ですね?むむむ。