花傘鉾 青田巡る 中津、きょうまで祭り

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田園地帯を巡行する花傘鉾
田園地帯を巡行する花傘鉾

 中津市の代表的な夏祭り「 鶴市花傘鉾つるいちはなかさぼこ 祭り」が24日、同市相原の八幡鶴市神社で始まった。例年、色とりどりの紙の花で飾った花傘鉾やみこしが約35キロを歩き「日本一長い距離を歩く祭り」と言われるが、今年は熱中症対策のため行程は約12キロに縮小された。

 平安時代に山国川の せき 造りのため人柱になったという母子、お鶴と市太郎の霊を慰め、五穀 豊穣ほうじょう を願う伝統行事。市内各地区の花傘鉾19台とみこし1基が列を作って巡行する。

 今年は花傘鉾7台だけが12キロを巡行し、ほかの花傘鉾は各地元を回った。金手沖代地区では、苗が青く伸びた水田の道を、華やかな花傘鉾がお 囃子はやし に合わせて巡っていた。

 鶴市花傘鉾保存振興会事務局の松下太さん(72)は「楽しみにしている人も多い。開催時期も含めて対策を考えたい」と話した。

 最終日の25日は午後4時から、同神社で花傘鉾や囃子方の競演会があり、夜は山国川河川敷で花火大会、みこしの川渡りなどがある。

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