住民ら経路など確認 津波想定浸水域外へ 「防災の日」久慈で避難訓練 

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避難場所の県立久慈東高校に続々と避難する住民ら(1日、久慈市で)
避難場所の県立久慈東高校に続々と避難する住民ら(1日、久慈市で)

 「防災の日」の1日、久慈市で津波避難訓練が行われた。住民ら約1670人が参加し、避難場所までの経路を確認した。

 県が2022年に公表した新たな津波の浸水・被害想定で大きな被害が予想される同市では昨年、津波避難計画を改訂。避難場所に向かう途中で、いち早く浸水域外に脱出するための目印となる「避難目標地点」が新たに盛り込まれ、昨年から同計画に基づいた訓練が行われている。

 この日の訓練では、午前7時半に県沖を震源とする震度6強の地震が発生し、沿岸部に大津波警報が発表された想定で行われた。避難場所に指定されている県立久慈東高校には、100人の住民らが自宅などから坂道を上がり続々と避難。災害発生時に命を守る行動を確認していた。

 小中学生の息子2人と初めて参加した同市門前地区の会社員女性(45)は「今年は全国各地で大きな地震が発生しているので、改めて子どもたちに避難場所を知ってほしいと思った。防災グッズを持って避難することも心がけたい」と気を引き締めていた。

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