7日(日)は非常に危険な暑さ 関東内陸を中心に40℃超えおそれも
7日(日)はもう一段強い暖かい空気が東日本に流れ込むため、関東や東海を中心に非常に危険な暑さとなりそうだ。最高気温は埼玉県秩父市で39℃が予想され、関東の内陸部では40℃超えるおそれもある。熱中症の危険が極めて高くなるため、不要不急の外出は控えた方がいいだろう。なお、関東や東海は週明け8日(月)にかけても危険な暑さが続く見通しだ。
6日(土)も体にこたえる暑さに
4日(木)の最高気温は静岡で39.3℃、5日(金)の最高気温は三重県松阪市粥見で39.7℃と2日連続で39℃超えの暑さとなり、6日(土)も梅雨が明けたかのような体にこたえる暑さが続いている。日差しや平年より暖かい空気が流れ込んでいる影響で、6日(土)午後3時までの最高気温は、高知県長岡郡本山町本山と徳島県美馬市穴吹で37.6℃、名古屋は35.5℃を観測するなど全国124地点で35℃以上の猛暑日となり、全国236地点で今年これまでで1番の暑さを更新している。
7日(日)は今年最多の猛暑日予想 40℃超えおそれも
7日(日)はもう一段強い暖かい空気が東日本に流れ込むため、関東や東海を中心に非常に危険な暑さとなりそうだ。最高気温は埼玉県秩父市39℃、前橋・埼玉県熊谷市・静岡・名古屋38℃、宇都宮・さいたま・岐阜37℃、東京・千葉・横浜36℃などが予想されている。全国約180地点で35℃を超える見通しで、今年最も猛暑日になる所が多くなりそうだ。
場合によっては関東の内陸部で40℃を超えるおそれがあり、熱中症の危険が極めて高くなりそう。暑さを避け、不要不急の外出はできるだけ避けた方がいいだろう。また、昼夜問わずエアコンを適切に使用し、のどが渇いたと感じる前に水分補給を行いたい。 なお。週明け8日(月)の最高気温は静岡38℃、東京都心37℃などが予想され、関東や東海では週明けにかけても危険な暑さが続く見通しだ。
熱中症の疑いがある場合の対応例
万が一、自身や周囲で熱中症の疑いがある場合はどうしたらよいのか。環境省によると、もし「めまい」「吐き気」「高い体温」や「意識の障害」など体に異常が生じた場合、すぐに風通しのよい日陰、できれば冷房の効いている室内などに移動する必要があるとしている。その後、衣類をゆるめて体を冷やし、水分・塩分を補給するといいそうだ。 また、改善しない場合はすみやかに医療機関を受診し、意識がない場合やまっすぐ歩けない場合などは救急車を呼び、到着までの間は積極的に体を冷やすよう呼び掛けている。 (気象予報士・鈴木悠)