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【開催見解】金沢競馬(2024/7/13・15)

金沢

2024年07月12日競馬情報

 2024年度第8回の金沢競馬は前半週が終了。残すは7月13日(土)、15日(火)の2日間。 

 

 13日(土)のメイン11Rは「犀川大橋架橋100周年特別」(A1-2・1400m)
 1番 フラッグアドミラル 堀場裕充
 2番 ジェイケイミリミリ 吉原寛人
 3番 ファントムルージュ 柴田勇真
 4番 グランフォロミー 甲賀弘隆
 5番 オートヴィル 魚住謙心
 6番 カイジンウェーヴ 加藤翔馬
 7番 アリアージュ 吉田晃浩
 8番 フィードバック 中島龍也
 9番 カイザーレオン 田知弘久
 バリバリのA1馬が少ない組合せ。ここ2走よりメンバーが楽になるフィードバックに奮起してほしいところ。転入初戦A2を圧勝した後はA1で4着→3着だが、その時の相手を思うと随分と今回は楽。試行錯誤の最中とはいえ、気性やレースぶりを思うと1400mに距離短縮もプラスに出そうな感あり。
 強い連勝でA1入りジェイケイミリミリも今の走りなら通用していい。前2頭が飛ばす展開も良かったとはいえ前走は余裕の勝ちっぷりで好時計。忙しい1400mになる点がプラスと言えない点がどうかだけ。
 使いつつ良化を辿って適距離1400mになるファントムルージュも面白い。前走と同じくアリアージュとの先行争い、そしてフィードバックの出方が鍵になりそうだが、ハナにはこだわらないはず。転入後初の追い切り消化にも注目を。
 今季2連対の1400mならアリアージュも先行争い一つ。ベテランのフラッグアドミラルは向くとは言えない速い流れへの対応に尽きる。同距離の前走は2着と0秒3差だったカイジンウェーヴも圏内。

 

 15日(月)のメイン(最終12R予定)は「山代大田楽特別」(A1-1・1700m)
 ダイヤモンドライン(回避の可能性あり)、ソーラーフレア、フェイマスダンディ、ノブノビスケッツ、テトラルキア、セブンダートオー、ナムラアラシ、が出走予定。(登録のあったエイシンギアアップ、ハクサンパイオニア、コパノプランシス、エイシンアンヴァル、ロジローズは回避予定)
 できるだけ中1週は避けている感あるテトラルキア、ダイヤモンドラインだが、共に出走となれば前開催同距離との再戦に。その前回は内から先頭に立ったダイヤモンドラインをテトラルキアが差し切ったものの、他馬が加わって展開が変われば結果も違っていいし、ほぼ互角評。どちらかが回避となると出走した方は俄然チャンス大となる。
 ソーラーフレアは目標だった日本海スプリント小差4着後に1開催休んでの臨戦。この顔ぶれなら力上位は間違いないが、前々走ダイヤモンドラインに完敗など昨夏以降1700mで勝てていない点や暑くなってきての状態が鍵に。
 フェイマスダンディは昨夏以来となる1700mの対処、前走大敗からの復調度が鍵に。本来なら上位候補のノブノビスケッツも4月以来となる臨戦過程で半信半疑。

 

(競馬カナザワ 大井 明洋)

カナザワ