【大井】第14回優駿スプリント競走のレースコメントについて
令和6年7月10日
TCK特別区競馬組合
(大井競馬場)
1着馬 ティントレット号
優勝騎手コメント 矢野 貴之騎手
(距離短縮でしたが)
今回はそこ(距離短縮)がテーマだと思っていました。東京ダービーで初めて乗せていただいたときに、スピードはあるなという印象を受けました。失礼な言い方かもしれませんが、思っていた以上にいい馬だなという印象があったので、ペースに対応できれば結果もついてくると思っていました。
(スタートの感触は)
周りも早い馬ばかりで、スタートした瞬間は頭ひとつ出遅れたようなかんじでしたが、二の脚が思っていた以上にスピードがありました。
(道中はスムーズに追走できましたが)
いいペースで行けたと思います。
(直線の手応えは)
まだ集中しきれないところがあるので不安ではありましたが、最後までよく頑張ってくれました。
(短距離で結果がでましたが)
楽しみが増えました。
(管理する荒山調教師にとって900勝のメモリアルでしたが)
最近はよく乗せていただいていて、このように結果をだせたことは非常に嬉しく思います。こういうところに乗せていただいて非常にありがたく思っています。
(ファンヘメッセージを)
いつも南関東競馬を応援していただきありがとうございます。僕たちはお客様に競馬でいいレースをお見せすることしかできないので、そこにひたすらこだわって関係者一同頑張っていきますので、また応援していただけたら嬉しく思います。今日はありがとうございました。
優勝調教師コメント 荒山 勝徳調教師
(通算900勝 今のお気持ちは)
900勝というのは正直意識していなかったので、周りの方に言われてそうなんだという感じでした。
(初の1200m レースを振り返って)
ダービーの時、あとは距離だけという感じだったので、急でしたが距離を短縮して路線変更してみようと思ったのが正解だったということですね。
(直線の攻防戦をどのように見ていた)
クラッシックの時もですが、4コーナーでいいポジションに居ても疲れてしまうレースが続いていたので、それがよぎりましたけど、今日は最後までしっかりやってくれました。
(今日までの調整や今日の様子は)
雰囲気はいつもと変わらずで、追い切りもすごく動く馬なのでもしかしたら1200mが合うかもしれないと思っていたのですが、やはり馬にとっては一生の1回のクラシックレースなので、途中まではそっちの夢も捨てきれずに居たんですけれども、路線を切り替えて良かったです。
(次走の予定は)
馬の様子を見ながら、オーナーとも相談して今後の予定を決めていきたい。
(900勝を達成された 先生自身の今後の目標は)
ここまできたら大台の1000勝に早く届くように、スタッフ共々努力して、1つでも勝てるように頑張っていきたいと思っています。
(ファンへメッセージを)
今日は新しいティントレットの一面を皆様にお見せ出来たと思います。これからは短い路線になると思いますが、強い馬になってくれるように努力していきますのでこれからも応援してください。