帝王賞 (JpnI) 2024|特集
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<出演>
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(楽天競馬"ポッ"イントもらっちゃおう娘) - 守永 真彩さん
(楽天競馬"ポッ"イントもらっちゃおう娘) - 辻 三蔵さん
(レーシングライター)
ウィルソンテソーロ
所属:美浦
性齢:牡5歳
父:キタサンブラック
母: チェストケローズ
調教師:小手川 準
騎乗予定騎手:川田将雅
注目ポイント
ダートグレード競走戦線に現れた新星は昨年GI/JpnIを2戦2着、今年3月のドバイでも4着と躍進。王座戴冠の時迫るか。
キングズソード
所属:栗東
性齢:牡5歳
父:シニスターミニスター
母: キングスベリー
調教師:寺島 良
騎乗予定騎手:藤岡佑介
注目ポイント
昨秋のJBCクラシック[JpnI]馬のその後は4・5・5着とやや消化不良。思い出の大井で反撃へ。
グランブリッジ
所属:栗東
性齢:牝5歳
父:シニスターミニスター
母: ディレットリーチェ
調教師:新谷功一
騎乗予定騎手:坂井瑠星
注目ポイント
今年4月の川崎記念[JpnI]2着など、牡馬に混ざっても力負けはなし。JpnI初勝利を期待するファンも少なくないはずだ。
セラフィックコール
所属:栗東
性齢:牡4歳
父:ヘニーヒューズ
母: シャンドランジュ
調教師:寺島 良
騎乗予定騎手:D.レーン
注目ポイント
3歳で古馬重賞・みやこS【GIII】を制するなど実力のほどは十分にアピール。3度目の地方馬場でJpnI勝利をつかむ。
ディクテオン
所属:栗東
性齢:セン6歳
父:キングカメハメハ
母: メーデイア
調教師:吉岡辰弥
騎乗予定騎手:横山和生
注目ポイント
昨年ダートグレード2勝の実績を持ち、今年の川崎記念でも4着。さらに上位を狙うべく乾坤一擲の走りを。
ノットゥルノ
所属:栗東
性齢:牡5歳
父:ハーツクライ
母: シェイクズセレナーデ
調教師:音無秀孝
騎乗予定騎手:武 豊
注目ポイント
今年すでにダートグレード競走2勝と輝きを戻す走りを見せている。改めて2度目のJpnIタイトルVへ意欲。
メイショウハリオ
所属:栗東
性齢:牡7歳
父:パイロ
母: メイショウオウヒ
調教師:岡田稲男
騎乗予定騎手:濱中 俊
注目ポイント
2023年/2022年の帝王賞2連覇中。ここが国内初戦となるが実力は疑うべくもなくいざ3連覇へ。
サヨノネイチヤ
所属:大井
性齢:牡5歳
父:ダノンレジェンド
母: オムスビ
調教師:坂井英光
騎乗予定騎手:西 啓太
注目ポイント
デビューから14戦、連対率100%を誇り南関東重賞を3連勝して大舞台へ乗り込む。JRA馬打倒へ向け先陣切る一頭。
マースインディ
所属:大井
性齢:牡9歳
父:カジノドライヴ
母: ミヤビアルカディア
調教師:阪本一栄
騎乗予定騎手:藤田 凌
注目ポイント
今年はまだ目立った活躍ないが、夏場に調子を上げる傾向。厳しい戦いとなりそうだがまずは自身の走りに徹して。
バーデンヴァイラー
所属:川崎
性齢:牡6歳
父:ドゥラメンテ
母: ヴィートマルシェ
調教師:内田勝義
騎乗予定騎手:森 泰斗
注目ポイント
南関東移籍後の前走は2着と結果残す。ダートグレード競走2勝実績の実力馬が再び強豪馬へ挑戦状。
ライトウォーリア
所属:川崎
性齢:牡7歳
父:マジェスティックウォリアー
母: スペクトロライト
調教師:内田勝義
騎乗予定騎手:吉原寛人
注目ポイント
今年の川崎記念[JpnI]を制し待望のGI(級)ホースに。鞍上継続も心強く勢いそのままにJpnI連勝を狙う。
トランセンデンス
所属:高知
性齢:牡6歳
父:トランセンド
母: タントタント
調教師:田中 守
騎乗予定騎手:安藤洋一
注目ポイント
昨夏に南関東から高知へ移籍し再び大舞台にチャレンジ。3歳時には羽田盃も制した大井コースで再び上昇気流をつかむ。
ヒロイックテイル
所属:高知
性齢:セン7歳
父:スクリーンヒーロー
母: パーソナルレジェンド
調教師:田中 守
騎乗予定騎手:矢野貴之
注目ポイント
前走・名古屋グランプリ[JpnII]では2着に入り波乱演出も、元々はJRAのオープン戦V実績。ここでも激走を披露したい。
■人気別(2014年以降)
【2番・3番人気馬軸視】1番人気馬の取りこぼしも少なくなく、継続して馬券に絡んでいる2・3番人気馬を軸とするのが良さそうだ。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 1-4-2-3 | 10.0% | 50.0% | 70.0% |
2番人気 | 3-1-2-4 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
3番人気 | 2-1-1-6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
4番人気 | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
5番人気 | 2-1-2-5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
6番人気以下 | 1-1-2-73 | 1.3% | 2.6% | 5.2% |
■枠番別(2014年以降)
【内枠中心の傾向】1着数では内枠が優勢で特に3枠や4枠に注目したい。2着数では1・2枠に注目か。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
2 | 1-3-1-7 | 8.3% | 33.3% | 41.7% |
3 | 2-0-0-12 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
4 | 3-0-2-10 | 20.0% | 20.0% | 33.3% |
5 | 1-2-0-15 | 5.6% | 16.7% | 16.7% |
6 | 0-2-2-15 | 0.0% | 10.5% | 21.1% |
7 | 0-2-1-16 | 0.0% | 10.5% | 15.8% |
8 | 2-0-2-16 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
■年齢別(2014年以降)
【4~5歳馬躍動】7歳馬の複勝率も貢献度が良さそうだ。好配当の立役者として期待。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
2歳 | 0-0-0-0 | - | - | - |
3歳 | 0-0-0-0 | - | - | - |
4歳 | 4-4-1-12 | 19.0% | 38.1% | 42.9% |
5歳 | 2-3-1-20 | 7.7% | 19.2% | 23.1% |
6歳 | 3-0-2-24 | 10.3% | 10.3% | 17.2% |
7歳 | 0-2-5-20 | 0.0% | 7.4% | 25.9% |
8歳 | 1-0-1-13 | 6.7% | 6.7% | 13.3% |
9歳 | 0-1-0-6 | 0.0% | 14.3% | 14.3% |
10歳以上 | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
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着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | タイム | 人気 | 馬体重 | 騎手 | 調教師 | 父 | 前走 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年 06/28 曇・良 ダ右2000m 12頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 4 | メイショウハリオ | 牡6 | 2:01.9 | 2 | 502 | 濱中俊 | [西] 岡田稲 | パイロ | かしわ記念[JpnI] | 2 | 1 |
2 | 2 | クラウンプライド | 牡4 | 2:01.9 | 4 | 501 | 川田将 | [西] 新谷功 | リーチザクラウン | ドバイワールドC(GI) | 10 | 5 |
3 | 1 | テーオーケインズ | 牡6 | 2:01.9 | 1 | 508 | 松山弘 | [西] 高柳大 | シニスターミニスターー | ドバイワールドC(GI) | 8 | 4 |
単勝(4)390 複勝(4)120 (2)160 (1)130 枠複(2)(4)1,350 馬複(2)(4)1,340 ワイド(2)(4)380 (1)(4)220 (1)(2)360 枠単(4)(2)2,620 馬単(4)(2)2,550 三連複(1)(2)(4)870 三連単(4)(2)(1)7,220 | ||||||||||||
2022年 06/29 晴・良 ダ右2000m 9頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 9 | メイショウハリオ | 牡5 | 2:03.3 | 5 | 500 | 濱中俊 | [西]岡田稲 | パイロ | 平安S【GIII】 | 3 | 3 |
2 | 6 | チュウワウィザード | 牡7 | 2:03.3 | 3 | 491 | 川田将 | [西]大久保 | キングカメハメハ | ドバイワールドC(GI) | 3 | 3 |
3 | 2 | オメガパフューム | 牡7 | 2:03.6 | 2 | 460 | Mデム | [西]安田翔 | スウェプトオーヴァーボード | アンタレスS【GIII】 | 2 | 1 |
単勝(9)1,920 複勝(9)270 (6)190 (2)140 枠複(6)(8)500 馬複(6)(9)3,960 ワイド(6)(9)770 (2)(9)620 (2)(6)330 枠単(8)(6)660 馬単(9)(6)11,700 三連複(2)(6)(9)3,180 三連単(9)(6)(2)40,390 | ||||||||||||
2021年 06/30 曇・重 ダ右2000m 13頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 4 | テーオーケインズ | 牡4 | 2:02.7 | 4 | 497 | 松山弘 | [西]高柳大 | シニスターミニスター | アンタレスS【GIII】 | 1 | 1 |
2 | 11 | ノンコノユメ | セ9 | 2:03.3 | 10 | 456 | 真島大 | [大]荒山勝 | トワイニング | 金盃 | 3 | 7 |
3 | 13 | クリンチャー | 牡7 | 2:03.4 | 6 | 490 | ルメー | [西]宮本博 | ディープスカイ | 名古屋大賞典[JpnIII] | 1 | 1 |
単勝(4)740 複勝(4)340 (11)2,000 (13)450 枠複(4)(7)1,430 馬複(4)(11)104,960 ワイド(4)(11)20,120 (4)(13)1,320 (11)(13)12,950 枠単(4)(7)2,440 馬単(4)(11)148,250 三連複(4)(11)(13)104,120 三連単(4)(11)(13)2,387,990 | ||||||||||||
2020年 06/24 曇・重 ダ右2000m 14頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 8 | クリソベリル | 牡4 | 2:05.3 | 2 | 540 | 川田将 | [西]音無秀 | ゴールドアリュール | サウジカップ | 4 | 7 |
2 | 11 | オメガパフューム | 牡5 | 2:05.7 | 1 | 452 | Mデム | [西]安田翔 | スウェプトオーヴァーボードーボード | 平安S【GIII】 | 3 | 1 |
3 | 6 | チュウワウィザード | 牡5 | 2:05.9 | 3 | 489 | ルメー | [西]大久保 | キングカメハメハ | 川崎記念[JpnI] | 1 | 1 |
単勝(8)310 複勝(8)120 (11)100 (6)130 枠複(5)(7)310 馬複(8)(11)320 ワイド(8)(11)160 (6)(8)280 (6)(11)170 枠単(5)(7)670 馬単(8)(11)660 三連複(6)(8)(11)400 三連単(8)(11)(6)1,870 | ||||||||||||
2019年 06/26 晴・重 ダ右2000m 14頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 5 | オメガパフューム | 牡4 | 2:04.4 | 3 | 448 | レーン | [西]安田翔 | スウェプトオーヴァーボードーボード | 平安S【GIII】 | 3 | 3 |
2 | 1 | チュウワウィザード | 牡4 | 2:04.6 | 2 | 470 | 川田将 | [西]大久保 | キングカメハメハ | 平安S【GIII】 | 1 | 1 |
3 | 14 | ノンコノユメ | セ7 | 2:04.6 | 8 | 442 | 真島大 | [大]荒山勝 | トワイニング | ゴドルフィンマイル(GII) | 7 | 10 |
単勝(5)340 複勝(5)140 (1)130 (14)530 枠複(1)(4)410 馬複(1)(5)410 ワイド(1)(5)200 (5)(14)1,830 (1)(14)1,900 枠単(4)(1)790 馬単(5)(1)730 三連複(1)(5)(14)5,800 三連単(5)(1)(14)16,650 |
専門紙予想
2024/6/24(月)公開
~上半期の締めくくりにふさわしい好カード~
いまや世界を制するまで成長した日本のダート界。層の厚い中距離戦線から帝王の座を狙うべく13頭が集結。
ウィルソンテソーロの印象はダート初挑戦だった3歳未勝利戦の衝撃。オープン級の走破時計、そこからの快進撃を振り返れば、前走ドバイワールドカップ4着もうなづける。チャンピオンズカップ→東京大賞典をともに2着、同馬主ウシュバテソーロ不在で、鞍上にはコンビ3戦3勝の川田騎手とくればここでタイトル奪取が濃厚。
セラフィックコールはデビューから無傷の5連勝で重賞・みやこステークス制覇。チャンピオンズカップは外を回らされる不利で10着大敗。放牧で立て直し、ダイオライト記念では初コース・ナイターと簡単な条件ではなかったがあっさりクリアする強心臓。川崎記念に比べ相手強化は確かだが、レーン騎手へのチェンジはいかにも不気味な存在。
キングズソードはJBCクラシックでの勝ちっぷりが圧巻。あのイメージで挑めればこの相手でも好走可能だろう。近2戦はマイルで差のない5・4着、ひと息後を叩いて今回は万全の状態で挑める。鞍上とはデビュー戦以来のコンビになるが、得意の舞台で躍動する。
サヨノネイチヤは〔12・2・0・0〕と連対パーフェクト、重賞3連勝の勢いは無視できない。だが、相手強化の一戦で正直どこまで食らいつけるか、今後に向けてどの程度太刀打ちできるか、文字通り試金石となる。地元の利、若き鞍上を背に相手が強豪であればあるほど真価を発揮しそう…な予感もある。
レジェンド武豊騎手と二度目のJpnI制覇を目論むノットゥルノは得意の右回りに戻って名古屋グランプリは圧勝、この帝王賞に目標を定めてきている。ディフェンディングチャンピオンで実績確かなメイショウハリオはサウジカップ取り消し、休み明けで本調子にはひと息。紅一点グランブリッジは勝ち星から遠ざかる近況でもダートグレードでの安定感は光る。一角崩しの期待も。
◎ 8 ウィルソンテソーロ
○ 7 セラフィックコール
▲ 12 キングズソード
△ 4 サヨノネイチヤ
△ 5 ノットゥルノ
△ 11 メイショウハリオ
△ 1 グランブリッジ
(日刊競馬・鈴木宏哉)
レースの見どころ
2024/6/20(木)
【上半期ダート界No1ホース、大井で決す】
帝王賞[JpnI]は上半期のダート界No1決定戦として大井競馬場2000mで繰り広げられます。海外遠征組やGI(級)タイトルホルダーらが集った昨年の大会は、2番人気に支持されたJRA・メイショウハリオ号が1番人気のテーオーケインズをくだして帝王賞連覇を達成!今年も豪華メンバーが集うことが期待される本レース。実績馬の躍動か、それともニューヒーローの誕生か。6月最後の頂上決戦の行方にどうぞご期待ください!