ダートグレード競走:エンプレス杯(JpnII)2019

JpnII
第65回
エンプレス杯
2019年2月27日(水) 第11R 16:30 発走
川崎
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昨年の優勝馬アンジュデジール
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昨年の優勝馬

アンジュデジール

写真提供:地方競馬全国協会
  • データ分析
  • 過去5年の
    レース結果
  • 専門紙予想
  • レースの見どころ

■人気別(2009年以降) ※2012年は降雪のため開催なし

1番人気が複勝率100%と素晴らしい成績を残している。 また連対率も89%であり、2010年以降は8開催連続連対と抜群の安定感を示している。

人気成績勝率連対率複勝率
1番人気 5-3-1-0 55.6% 88.9% 100.0%
2番人気 1-0-4-4 11.1% 11.1% 55.6%
3番人気 2-3-0-4 22.2% 55.6% 55.6%
4番人気 1-1-1-6 11.1% 22.2% 33.3%
5番人気 0-1-1-7 0.0% 11.1% 22.2%
6番人気以下 0-1-2-61 0.0% 1.6% 4.7%

■馬体重増減別(2009年以降) ※2012年は降雪のため開催なし

前走からマイナス体重で出走してきた馬の成績が良く、 2010年のブラボーデイジー以降、全ての勝ち馬が-3kg ~ -7kgで出走している。 レース当日の馬体重増減には注目したい。

馬体重増減成績勝率連対率複勝率
-15 ~ -11kg 0-0-1-8 0.0% 0.0% 11.1%
-10 ~ -6kg 3-2-2-23 10.0% 16.7% 23.3%
-5 ~ -1kg 5-5-5-22 13.5% 27.0% 40.5%
増減なし 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
+1 ~ +5kg 1-1-1-11 7.1% 14.3% 21.4%
+6 ~ +10kg 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%
+11 ~ +15kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%

■所属別(2010年以降) ※2012年は降雪のため開催なし

過去9回の開催で栗東所属馬が8勝と圧倒的な成績をあげている。 一方で地方所属馬は0勝と苦しい状況が続いている。

所属成績勝率連対率複勝率
栗東 8-4-7-6 32.0% 48.0% 76.0%
美浦 1-2-1-10 7.1% 21.4% 28.6%
船橋 0-2-0-14 0.0% 12.5% 12.5%
大井 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
浦和 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
川崎 0-0-0-11 0.0% 0.0% 0.0%
高知 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
笠松 0-0-0-14 0.0% 0.0% 0.0%

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着順枠番馬名性齢タイム人気馬体重騎手調教師前走人気着順
2018年 02/28 曇・良 ダ左2100m 11頭過去映像
1 1 アンジュデジール 牝4 2:16.3 4 469 横山典 [西]昆貢 ディープインパ クイーン賞[G3] 2 2
2 7 プリンシアコメータ 牝5 2:16.5 1 488 岩田康 [東]矢野英 スパイキュール TCK女王盃[Jpn3] 1 6
3 3 サルサディオーネ 牝4 2:16.5 6 488 丸山元 [西]羽月友 ゴールドアリュ 東海S[G2] 12 16
単勝(1)490 複勝(1)160 (7)120 (3)420 枠連(1)(6)620 馬連(1)(7)590 ワイド(1)(7)260 (1)(3)1,770 (3)(7)1,470 枠単(1)(6)1,750 馬単(1)(7)1,700 三連複(1)(3)(7)5,580 三連単(1)(7)(3)30,930
2017年 03/01 晴・良 ダ左2100m 13頭過去映像
1 9 ワンミリオンス 牝4 2:17.0 1 471 戸崎圭 [西]小崎憲 ゴールドアリュ TCK女王盃[Jpn3] 2 1
2 11 リンダリンダ 牝4 2:17.4 4 497 吉原寛 [大]荒山勝 フレンチデピュ TCK女王盃[Jpn3] 7 2
3 4 ヴィータアレグリア 牝6 2:17.5 6 455 森泰斗 [東]高柳瑞 ネオユニヴァー クイーン賞[G3] 3 9
単勝(9)180 複勝(9)120 (11)160 (4)220 枠連(6)(7)540 馬連(9)(11)540 ワイド(9)(11)250 (4)(9)380 (4)(11)730 枠単(6)(7)760 馬単(9)(11)760 三連複(4)(9)(11)1,460 三連単(9)(11)(4)4,350
2016年 03/02 晴・良 ダ左2100m 10頭過去映像
1 5 アムールブリエ 牝5 2:18.1 1 484 武豊 [西]松永幹 Smart Strike 川崎記念[Jpn1] 3 3
2 4 ヴィータアレグリア 牝5 2:18.3 5 455 戸崎圭 [東]高柳瑞 ネオユニヴァー 4歳上1000万下 4 1
3 7 ティンバレス 牝4 2:18.4 2 475 川田将 [西]吉田直 ウォーエンブレ 舞鶴特別[1000万下] 4 1
単勝(5)110 複勝(5)100 (4)150 (7)130 枠連(4)(5)650 馬連(4)(5)560 ワイド(4)(5)210 (5)(7)150 (4)(7)420 枠単(5)(4)710 馬単(5)(4)680 三連複(4)(5)(7)680 三連単(5)(4)(7)1,940
2015年 03/04 晴・不良 ダ左2100m 12頭過去映像
1 5 アムールブリエ 牝4 2:17.1 2 472 浜中俊 [西]松永幹 Smart Strike 雅S[1600万下] 2 1
2 10 ワイルドフラッパー 牝6 2:17.7 1 515 森泰斗 [西]松田国 Ghostzapper JBCレディスクラシ[Jpn1] 1 3
3 2 ケイティバローズ 牝5 2:18.5 4 491 戸崎圭 [西]角田晃 マンハッタンカ 愛知杯[G3] 16 17
単勝(5)380 複勝(5)110 (10)100 (2)140 枠連(5)(7)190 馬連(5)(10)220 ワイド(5)(10)140 (2)(5)350 (2)(10)230 枠単(5)(7)500 馬単(5)(10)640 三連複(2)(5)(10)670 三連単(5)(10)(2)2,580
2014年 03/05 雨・不良 ダ左2100m 13頭過去映像
1 7 ワイルドフラッパー 牝5 2:12.1 1 514 C.デ [西]松田国 Ghostzapper TCK女王盃[Jpn3] 2 2
2 10 アクティビューティ 牝7 2:14.3 3 505 吉田隼 [西]柴田光 バゴ TCK女王盃[Jpn3] 3 4
3 5 サンビスタ 牝5 2:14.3 2 467 D.バ [西]角居勝 スズカマンボ 門司S[1600万下] 1 1
単勝(7)130 複勝(7)100 (10)110 (5)120 枠連(5)(7)260 馬連(7)(10)310 ワイド(7)(10)130 (5)(7)130 (5)(10)260 枠単(5)(7)350 馬単(7)(10)390 三連複(5)(7)(10)270 三連単(7)(10)(5)770

専門紙のダートグレード競走予想

2019年2月25日(月)

  まず取り上げたいのはビスカリア。前走のTCK女王盃は初の交流重賞挑戦だったが、後続を5馬身突き放す圧勝劇。父がヴァーミリアンだから納得できる面もあったが、正直驚かされた。この距離でも入着があるだけに距離延長に不安は感じないし、引き続き森騎手が騎乗も心強い。前走のレース振りを見れば川崎にも難なく対応できそうだ。
 そのTCK女王盃で1番人気に支持されたのはラビットラン。3着で結果的に人気を裏切る形になってしまったが、出遅れて多少強引になってしまったのは事実。2走前のJBCレディスクラシックではタイム差なしの2着。3走前のブリーダーズゴールドカップではひと捲りで4馬身差の快勝。能力上位は確かだし、長距離適性では前述ビスカリア以上のものがある。順調に使えるのは何よりで逆転の目は十分にあると考えたい。
 昨年2着のプリンシアコメータは今年初戦となるが、17年クイーン賞、18年レディスプレリュードを制し17年JBCレディスクラシックでは2着と実績十分。ここ2戦はともに10着で思わぬ敗戦だが、これは馬体重の増減が激しくて体調が伴っていなかった様子。間隔を開けた今回は立ち直っているはずだし、力通りならアッサリ勝ってもおかしくはない。
 昨年3着サルサディオーネは牡馬相手の17年レパードステークス2着、18年クイーン賞でも2着と牝馬同士なら能力的には遜色なし。前走の川崎記念はさすがに相手が強くて失速したが、自分のレースはできていただけに調子落ちはなく、同型との兼ね合い次第では残り目がありそうだ。
 キンショーユキヒメは17年JBCレディスクラシック12着以来のダート戦。18年福島牝馬ステークスVの実績は大威張りできるが、その後の成績が冴えないだけに評価は微妙なところ。押え程度と考えるのが妥当か。

 迎え撃つ地方勢の大将格はブランシェクール。18年TCK女王盃2着、18年レディスプレリュード2着と中央勢が相手でも互角にやれることは証明済み。右回りの1800メートルがベストで、17年は7着だっただけにこの舞台への適性は微妙だが、その当時より力をつけているのは明らか。流れ次第では一発がありそうな雰囲気。
 クレイジーアクセルはTCK女王盃で積極果敢に逃げて5着。18年関東オークスでも見せ場十分の3着と強敵相手でも十分に戦える手応えを掴んでいる。この舞台の方がマイペースに持ち込める可能性が高く、元々左回りの方が走りはスムーズ。アッと言わせるシーンまであると考えていいだろう。
 クレイジーアクセルを退けて18年ロジータ記念を制したのはクロスウィンド。道営時には牡馬相手の王冠賞Vと中~長距離適性は高いし、前走の東京シンデレラマイルは14着と惨敗だったが、これは久々の1600メートルで戸惑いがあった印象。状態が落ちているとは思えず、一転して今回は気楽な立場。思い切った競馬なら大駆けの可能性を秘めている。
 アルティマウェポンにも注目が必要。中央3勝馬で地方に移籍後は未勝利。実績面では見劣るが、18年レディスプレリュード3着、18年クイーン賞5着、前走のTCK女王盃4着と交流重賞で大きな崩れがなく走れている。長距離歓迎の血統ではないが、比較的長くいい脚を使えるタイプ。仕掛け処ひとつで上位に食い込む余地はある。

(勝馬 小栗 啓裕)

 

レースの見どころ

2019.2.21(木)

今年で65回目を迎える春のダート女王決定戦。 1955年に「キヨフジ記念」として創設され、1992年からは現在の「エンプレス杯」の名称で開催。 ホクトベガ、ファストフレンドといった名牝達がその能力を遺憾なく発揮してきた舞台で、 Empress(女帝)の座を賭けた戦いが始まります。



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