内海 慶祐

sales

広告代理店から事業会社への
挑戦。自社ソリューションで
クライアントの課題を解決へ
導く。

広告代理店から事業会社への挑戦。
自社ソリューションでクライアントの課題を解決へ導く。

内海 慶祐(うちうみ けいすけ)2021年入社
総合広告代理店で法人営業を経験後、セールス職として中途でLINEに入社。多岐にわたる業種の広告主に対してLINEのBtoBソリューションを通じた事業課題・マーケティング課題解決のパートナーとしてコンサルティングに従事。

※本記事は2023年7月に取材したものです。サービス名称や所属は取材当時の内容です。

自己紹介をお願いします。

2021年に入社した内海慶祐です。セールス職として「LINE公式アカウント」をはじめとするLINEサービスに関連した広告コンサルティングを担当しています。  

新卒では総合広告代理店に入社し、約10年間にわたって法人営業を担当していました。いわゆる“マス広告”やデジタル広告、交通広告やCM企画、PRイベントなどさまざまな提案を行っていました。またマーケティング戦略策定などの段階から一緒にプロジェクトに入らせてもらったクライアントもあり、広告領域については幅広く経験してきました。 

転職のきっかけになったのは事業会社で挑戦してみたい気持ちが芽生えたことです。広告代理店の立場ではクライアントの事業への関与をするにも限度があります。広告のプロフェッショナルとしてユーザーとの広告コミュニケーションを考え抜いても、外的な要因で実行判断にいたらないことも多く、そこに一種の限界を感じたこともありました。また、実際に事業会社で当事者目線からビジネスをとらえる力を養いたいと考え、転職を検討していくなかで出会ったのがLINEでした。 

前職のころからもちろんLINEは知っていましたし、広告領域での運用も興味深いと感じていました。友だち追加のインセンティブとしてLINEスタンプがダウンロードできる「LINEプロモーションスタンプ」や、「LINE公式アカウント」によるユーザーコミュニケーションなど、ユニークな施策があると感じていましたし、さまざまなマーケティングソリューションやプロモーション手法にまだまだチャレンジングな面があるところに自分自身の成長チャンスもありそうだと感じて、入社を決めました。 

内海さんインタビューカット

現在担当している主な業務内容や具体的な流れについて教えてください。

セールスチームはいくつかの業種ごとにチームが分かれており、僕が所属するチームでは自動車・金融・不動産・家電・ITプラットフォーマー・公営競技・運輸といったクライアントを担当しています。2023年4月からはチームのマネージャーにもなりました。  

日々の業務としてはクライアントの事業課題とマーケティング課題について、LINEのソリューションを通して解決するための提案を行っています。ここ数年はコロナ禍の影響もあってオンラインでのコミュニケーションが増えていましたが、やはり実際に顔を合わせ、現場におもむくことで感じられる手触り感も多く、徐々にオフラインでのアポイントを増やし、密なコミュニケーションを意識しています。 

実際にクライアントと対話するなかでヒアリングした悩みや課題に対して、我々のアセットやプロダクトで解決できる道筋を提案したり、さらに課題を深掘りするためにクライアントとワークショップを実施したり、クライアントの課題に応じた取り組みも行っています。 

たとえば「LINE公式アカウント」は我々が提供しているなかでも独自性の高いプロダクト。さらに、「LINE」や関連サービス上で表示される広告も商品の一つです。 

「LINE公式アカウント」はメッセージ配信機能などによるユーザーとのコミュニケーションに非常に有効なツールであると同時に、多くの友だちを獲得することが欠かせません。たとえば担当したある生命保険会社の例では、保険に関心を抱きにくい若年層へのアプローチのために、「LINEプロモーションスタンプ」や「LINE広告」の「友だち追加」を利用して友だち数を増やし、ユーザーとの接点をつくりました。そこからメッセージや保険への理解を深めるコンテンツを配信することで「保険って難しい」というイメージを解きほぐし、最終ゴールである「保険の申し込み」へと導いていく動線をつくりました。トーク機能を活用した問い合わせサービスも展開し、ユーザーの心理ハードルを下げ、距離感を縮めることに寄与した施策だったと思います。 

ユーザーのニーズが多様化しているからこそ、メールマガジンのように全ユーザーを対象にしたコミュニケーションだけでなく、「この人が何を求めているのか」といったユーザーインサイトを見出してフィットさせていく取り組みが欠かせません。 

施策を実行したら、それらが本当に想定した効果を生み出せているかのレポーティングも行います。クライアントのKPIを達成できているか、課題にしっかりと当てられたかの分析と、そこからさらに精度の高い提案をしていくことが、我々セールス職の最大の存在価値ですね。 

それから、我々セールス職にとって重要なキーワードとして意識しているのが「データ」です。LINEの持っているデータと広告主の持っているデータを掛け合わせ、いかにマーケティングとして活用できるようにするかがポイントです。データの活用手法や広告プラットフォームとしてはまだまだ伸びしろがあるように思います。今後、LINEヤフーとしてもこれまで両社が活用してきたデータを活かしながら、培ってきたものを出し合ってさらなる提案のクオリティアップや、魅力的な商材の開発に力を入れていけたらと考えています。 

内海さんインタビューカット

1日のスケジュール例

  • 9:00
    英会話を受講
    外資系のクライアントを担当しているため、始業前に英会話を受講しています。
  • 9:30
    勤務開始。10分程度のチーム朝礼
  • 10:00
    社内メンバーとの会議
  • 12:00
    ランチ
  • 13:00
    クライアント往訪
  • 15:00
    社内メンバーとの会議
  • 19:00
    勤務終了
    退勤後、社内メンバーとの懇親会やクライアントとの会食をすることもあります。

スケジュールは一例ですが、日によってまったく異なります。社内の会議はチーム単位の定例会議を週次で行っています。プロダクトのアップデート情報の共有や、課題やトラブルが発生した際にチーム内でしっかり共有できるような場として、密な情報連携を心がけています。また、マネジメントしているチームメンバーの進捗も定例会議で共有してもらっています。 

仕事を進めるうえで意識していることはなんですか。

内海さんインタビューカット

「本質をとらえているか」を意識しています。我々セールス職は、クライアントに対して提案したいソリューションがたくさんあります。会社として売り出したい商品や、実績として売りたい商品など、売りたいものはさまざまありますが、それがクライアントやエンドユーザーにとってプラスにならないと価値がありません。会社として売りたい商品を売るだけになってしまわないようにすることは日々気を付けているところですし、そのためにユーザーやクライアント、さらにはその業界の課題をしっかりととらえて、「売りたいもの」ではなく「ユーザーにとって役立つもの」「メリットを最大化できるもの」を提案できるよう、心がけています。 

入社してから印象に残っているエピソードを教えてください。

自分の成長のきっかけになったと感じる出来事があります。  

入社後、事業会社に来たからには「会社をよい方向に動かすために、マーケットの声を一番近くで拾えるセールス職だからこそできることがある」と思っていて、「マーケットはこんなプロダクトを求めているんだ」と社内に働きかけようとしていたんです。でも、いちメンバーの自分一人にできることとしては限界があって(笑)。上長に相談もしながら悩んでいるうちに、「自分のポジションを上げていったほうが近道かもしれない」と考えるようになりました。その後は「いつまでにアシスタントマネージャーになる」「その次はマネージャーを目指す」といくつかの目標を設定し、そこに向かって仕事に取り組むようになりました。 

マネージャーとメンバーでは、入ってくる情報の量に差があることも事実です。何か行動を起こそうとしたときにも情報量が多いほうが動きやすいですし、会話できる相手も増えるはず。自分のやりたいことを実現できるルートとして「ポジションを上げていくこと」が有効な手段になった…というイメージかもしれません。 

ただ、思い返せば自分一人の努力で成し遂げられたことではないですし、僕を見ていて評価してくれた周囲の人や先輩、上長がいたからこその現在だと思っています。すごく人に恵まれたと思いますし、現在はマネージャーとしてメンバーをマネジメントする立場です。マネージャーを目指して仕事をしていたときは自分の目標に向かって仕事をしていましたが、マネージャーになってからはメンバー全員のキャリアを預かっている責任もともないます。メンバーがしっかりと評価を得られる環境をつくることも自分の重要な役割だと感じています。 

セールス職に求められるスキルや素養はどのようなものがありますか。

思い浮かぶものはたくさんありますが、やっぱり“野望”のある人は強いと思います。売り上げや数字に対してはもちろんのこと、「クライアントに誰よりも響く提案をするぞ」といったマインドの部分も大切です。新しい商材が出たときに、「一番に成約をとってくるぞ!」と意気込むような、どんどんチャレンジできる“ファーストペンギン”的なマインドの持ち主は、セールス職として大成するのではと感じます。それに、野望がある人は決して受け身にならないはず。準備されたものをそのまま売るだけなら誰でもできますが、「その人らしさ」や「その人にしかできないアプローチ」が生まれる源泉は、一人ひとりが持っている“野望”だと思っていて。だからこそ、セールスに携わる人には、ぜひ野望を持っていてほしいなと思います。  

それから、クライアントや社内など、仕事で関わるあらゆるステークホルダーに対してリスペクトの気持ちをしっかりと持っていること。嘘をつかないなど、当たり前のことではありますが、多くの人と関わるこの仕事においては、関わる人みんなに対して誠実に接することで「この人となら仕事したい」「この人のためならやってあげたい」と感じてもらえる人になれると考えています。 

これからのLINEヤフーに期待することや、楽しみなことはなんですか。

内海さん

これからLINEヤフーになっていくなかで、大きなダイナミズムを感じながら働けるフェーズになる予感がしています。社会が大きく変わっていくことも予測できますし、国内のデジタルチャネルとして多くのユーザー接点を持つサービス同士が融合して新たなフェーズを迎えるタイミングです。内部の人間として会社が変化していくさまを見ながら、そこから生まれてくる価値をマーケットに届ける経験は、なかなかできないものなのではと感じています。  

社内のセールス職にも優秀な方がたくさんいて、クライアントや広告代理店と対峙することで得られる経験だけでなく、周囲の方の動きや考え方からも吸収すべきことがたくさんあるんです。これからLINEヤフーとして新たに仕事をともにする人たちからも、きっと学ぶことがたくさんあるんだろうなとワクワクしていますし、成長のチャンスが尽きないですね。 

僕が事業会社に入った理由は、その会社の事業を大きくグロースさせる一翼を担いたいと思ったから。それはセールス職としてかもしれませんし、今後はもしかしたら事業開発や、もっと上のレイヤーを目指すかもしれません。形にとらわれず、LINEヤフーで事業の成長にもっと貢献していくことが、いまの目標です。 

最後にメッセージを。

新しい仕事や会社を探すときって、きっと自分が「ステップアップしたい」と思っているときなんです。それをもう少し紐解いてみると、「新たな成長のきっかけを探す」ことにつながるんじゃないかなと。成長を感じる瞬間も、まだまだだなと未熟さを噛みしめる場面もあって、とてもいい環境だと思っています。入社から2年弱が経ちますが、モチベーションはまった衰えません。「自分の成長が鈍化しているな…」と足踏み感があり、新しいチャレンジや成長機会を探している人にはきっとぴったりの環境だと思いますし、挑戦を後押ししてくれるメンバーもいるので、ぜひLINEヤフーで一緒に頑張ってくれたらうれしいです。 

内海さん

関連インタビュー

採用情報
公式SNSアカウント

各SNSでも採用に関する情報を発信しています。

  • X
  • LinkedIn
  • Facebook
Page top