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「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!
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Posted by ブクログ
今頃かい!って感じやけど、今頃この本に出会ってしまい、鷲掴みされてもうた。「妄想と現実をごっちゃに」してるというよりも、その並々ならぬ幻想の世界が僕には甘美に感じられたし、先斗町で李白の三階建電車が目に浮かんでくるようや。
初めて森見さんの著書を読んだ。レビューでもよく言われるように、読みづらい文章ではあったが、2章の火鍋シーンからスラスラ読めてどんどん物語に入り込めた。先輩がまったく乙女の意識の中に入らず頑張れ!と気付いたら応援していたが、最後のデートで乙女もドキドキワクワクしていて微笑ましかった! 象のお尻の女性と...続きを読む彼はその後どうなったのか気になるー! ◎鵜の目鷹の目で探す ◎無手勝流…力によらず策によって勝つこと。戦わずに勝つこと。 ◎久闊を叙する…無沙汰を詫びる挨拶をする ◎痛快無比…比べようのないほど愉快で愉快でたまらないこと ◎吝嗇家…ケチ ◎幇間(ほうかん)…男芸者 ◎睥睨(へいげい)…じろりと見ること ◎玲瓏(れいろう)…玉などが透き通るように美しいさま ◎韜晦(とうかい)…自分の本心や才能、地位などを包み隠すこと。 ◎濡れ手で粟…骨を折らずに多くの利益を得ること ◎行方は杳として知れない ◎虚心坦懐…先入観を持たないニュートラルな状態のこと
天然気質と逞しさと身軽さを持ち合わせ意図せず攻めまくる乙女。妄想と現実と夢の狭間で悶々と黒髪の彼女に心を寄せ不断の努力を惜しまない私。恋の行方を追いかけながら妄想空想的滑稽な出来事の数々に、にまにまほのぼのしてしまう。 明石さんではない黒髪の乙女と下鴨幽水荘の下宿人ではない私。そこにお馴染みの四畳...続きを読む半メンバーと新顔キャラ。なんとなく後回しにしてしまっていた作品ですがとても楽しく読みました。四畳半シリーズからは毎度、人生楽しむがよし、そんなメッセージを受け取り姿勢を正されます。マジメか笑!!
森見さんの本初めて読みました、2年前くらいに森見さん作の本の映画化を見て急に読んでみたくなって今回初!語彙や表現の使い方が独特で新鮮でした。登場人物は本当に人間なのか?!とびっくりするような少し現実離れした様子も書かれていて不思議な感覚が味わえます
恋愛に奥手な青年と天然純真な乙女による、大学生同士の恋愛(に至るまで?)を描いた青春小説、と言えばよくありそうな話ですが、とにかくこの作者の言い回しのセンスが卓越していて、一見堅苦しい単語が並んでると思いきや、物語の奇妙でシュールな展開と相まって、他の作品では見られないような実に面白味のある唯一無二...続きを読むの空気感を生み出しています。最初から最後までユーモアにあふれていて笑いながら読めるのですが、爽やかで微笑ましいラストで締めくくられていて、読後感も素晴らしかったです。京都好きならなおハマると思います。
ふふ!という気持ちで(笑いも口からもらしながら)ずっとリズミカルににやにや読めるのでやっぱり面白い。 なんとも不思議な達観した少年や古本店主のおじ様方。藤堂さん。黒髪の乙女、先輩、樋口さんや羽貫さん…なんとも個性的な面々。 自分の楽しみは自分で楽しめる自分というものが一貫した登場人物がみんなとても好...続きを読むきです。 こんな世界で遊んでいたら楽しいに決まっているし、私も丸くて可愛きもの(達磨も恋心の籠もった象のお尻も林檎飴の造詣も)が好きだな!と思いました。 先斗町の夜、古本市、学園祭からの風邪騒動、ぐるりと輪のように繋がって、一人ずつの粒々が活き活きと跳ね回るのを見ているのはやはりとても面白かったです。
中学二年生の頃初めて読んだ時の衝撃が忘れられない。私が森見登美彦作品を読み始める"きっかけ"になった本だ。 森見登美彦の癖のある文体と奇想天外な脳内、何故森見登美彦の描く大学生はこんなにも愛おしいのか... 大学二年になった今でも、何回と読み直している人生のバイブルの様な作品...続きを読む。
はあ〜お腹いっぱい! ファンタジーで不思議な描写ばかりなのに、その情景が易々と想像できます。この物語と一緒に自分まで色々なところをひたすら歩き回っていた気分になりました。何だかとても楽しかったです。おともだちパンチ…オモチロイ…なむなむ…森見登美彦はなんてユーモラスな人なんだ…。
今さらながら、自分が学生の頃の話題作を読んでみました! 言葉遣いから伝わってくる“私”と“彼女”のキャラクターが、生き生きとしていて素敵でした。日常を丁寧に生きていて、挑戦心があるけど天真爛漫で愛されキャラの“彼女”と、奥手だけど彼女への一途さは誰にも負けない“私”。 日常の中にファンタジーが紛れ...続きを読むているという感じで、突然道端に現れる三階建電車や、古本市の中の決戦の場所など、場面を想像してワクワクするものばかりでした。 映画化されているので、私の中で描いたこのお話との答え合わせで見てみたいなと思います。 森見さんの本は、比喩表現がちょっと独特でクセになりそうな感じでした。昔映画で見たことのあるペンギンハイウェイも読んでみようと思いました!
言葉の擬音というか、選び方とか例え方が斬新。変な遠回しな言い方もくすっと笑えて、個性的といえば個性的だけど悪く言えば(?)寧ろ褒めどころなのか、ややこしい森見さんの文章が好き。作品の影響で余計に京都が好きになったかも。 第二章がお気に入り。なむなむ!
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森見登美彦
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