研究
中央大学学術シンポジウム
中央大学学術シンポジウムは、本学附置の研究所における共同研究の成果をシンポジウムにおいて市民や研究者に公表するという目的で、学長主催のもと1980年にスタートしました。当初は全研究所に共通する学際的研究テーマを設定し、各研究所が毎年持ち回りで運営を担当していましたが、1996年の第16回学術シンポジウムより、研究所横断的な委員会、プロジェクトチームを組織して運営・実行にあたり、シンポジウムも隔年の開催となりました。また、この回より、プロジェクトチームの研究成果について、学術シンポジウムの記録や研究メンバーの論文を収録した研究叢書を刊行しています。
その後実施方法が見直され、2002年の第20回学術シンポジウムより、研究員の責任者を中心に研究期間を3年とするプロジェクトチームを組織し、責任者が所属する研究所が担当研究所として運営を担う現在の方式となり、シンポジウムのテーマの設定もより具体的・専門的になりました。
学術シンポジウムの開催を通じて共同研究の成果を広く社会へ発信し還元していくという理念は、実学教育の場と学問研究の成果をもって社会発展に貢献するという中央大学の使命のもとに、スタートから30年以上経た今日まで変わることなく受け継がれ、取り上げたテーマも多岐に渡っています。
シンポジウムは隔年で12月に開催されますので、ご関心のある方は担当研究所にお問い合わせください。皆様の参加をお待ちしております。
中央大学学術シンポジウム一覧
回 | 年度 | 期間 | テーマ | 学術シンポジウム叢書 | 担当研究所 | シンポジウム開催日 |
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30 | 2023-2025 | 3年 | 情報文明における共生思想構築に向けての基礎的研究 | (2026年度刊行予定) | 政策文化総合研究所 | (2025年11月頃開催予定) |
29 | 2020-2023 | 4年 | コグニティブダイバーシティの総合的研究 | (2024年度刊行予定) | 理工学研究所 | 2024.1.12 開催報告 |
28 | 2018-2021 | 4年 | グローバル文化史の試み | No.13『グローバル文化史の試み』(117KB) | 人文科学研究所 | 2021.12.18-19 開催報告(261KB) |
27 | 2016-2018 | 3年 | 地球社会の複合的諸問題への応答(1.4MB) | No.12「地球社会の複合的諸問題への応答の試み」 | 社会科学研究所 | 2018.12.8 開催報告 |
26 | 2014-2016 | 3年 | 法化社会のグローバル化と理論的実務的対応(170KB) | No.11「法化社会のグローバル化と理論的実務的対応」 | 日本比較法研究所 | 2016.12.17 |
25 | 2012-2014 | 3年 | 東京・多摩地域の総合的研究(125KB) | No.10「東京・多摩地域の総合的研究」 | 経済研究所 | 2014.12.6 |
24 | 2010-2012 | 3年 | ナノスケール・ミクロスケールから見えるビッグな世界(139KB) | No.9「ナノスケール・ミクロスケールから見えるビッグな世界」 | 理工学研究所 | 2012.12.8 |
23 | 2008-2010 | 3年 | 21世紀ユーラシアの地政学―日本外交への政策提言(154KB) | No.8「21世紀東ユーラシアの地政学」 | 政策文化総合研究所 | 2010.12.3 |
22 | 2006-2008 | 3年 | 検証-失われた10年からの脱却と発展-(179KB) | No.7「失われた10年-バブル崩壊からの脱却と発展-」 | 企業研究所 | 2009.1.17 |
21 | 2004-2006 | 3年 | グローバル化とクレオール化-共生のための〈文化の詩学〉-(163KB) | No.6「グローバル化と文化の横断」 | 人文科学研究所 | 2006.12.8-9 |
20 | 2002-2004 | 3年 | リージョンの時代と嶋の自治-バルト海オーランド嶋と東シナ海沖縄嶋の比較研究-(263KB) | No.5「リージョンの時代と島の自治」 | 社会科学研究所 | 2004.12.18 |
19 | 2001-2002 | 2年 | グローバリゼーションと東アジア(93KB) | No.4「グローバリゼーションと東アジア」 | 社会科学研究所 | 2002.12.6 |
18 | 1999-2000 | 2年 | 現代社会における倫理の諸相 | No.3「現代社会における倫理の諸相」(263KB) | 日本比較法研究所 | 2000.12.5 |
17 | 1997-1998 | 2年 | 日本型企業社会の行方-現代日本社会の普遍性と特殊性- | No.2「日本型企業社会の行方-現代日本社会の普遍性と特殊性-」 | 経済研究所 | 1998.12.8 |
16 | 1995-1996 | 2年 | 震災と都市-阪神大震災をめぐって- | No.1「震災と都市-阪神大震災をめぐって-」 | 企業研究所 | 1996.12.10 |
15 | 1994 | 1年 | 先端技術の現状と将来展望 | - | 理工学研究所 | 1994.12.6 |
14 | 1993 | 1年 | 高齢化社会と健康問題 | - | 保健体育研究所 | 1993.12.7 |
13 | 1992 | 1年 | モダンの病根-近代化を問い直す- | - | 人文科学研究所 | 1992.12.1 |
12 | 1991 | 1年 | 新しい世界秩序の模索と日本の課題 | - | 社会科学研究所 | 1991.12.3 |
11 | 1990 | 1年 | 国際文化摩擦-日本の社会と法文化の特質をめぐって- | - | 日本比較法研究所 | 1990.10.29 |
10 | 1989 | 1年 | 世界の中の日本-経済・技術・文化・スポーツの交流- | - | 経済研究所 | 1989.12.5 |
9 | 1988 | 1年 | 国際化時代を考える-世界の中の日本- | - | 企業研究所 | 1988.12.6 |
8 | 1987 | 1年 | 情報化社会における問題点と展望 | - | 理工学研究所 | 1987.12.1 |
7 | 1986 | 1年 | 現代における健康問題-危機的状況を踏まえて- | - | 保健体育研究所 | 1986.12.2 |
6 | 1985 | 1年 | 中央大学第二世紀の教育と研究 | - | 日本比較法研究所 | 1985.11.18 |
5 | 1984 | 1年 | 教育改革を考える | - | 人文科学研究所 | 1984.12.8 |
4 | 1983 | 1年 | 現代社会と精神構造-欧米と日本- | - | 社会科学研究所 | 1983.12.9 |
3 | 1982 | 1年 | 現代の食料問題-グローバルな視野から- | - | 経済研究所 | 1982.12.4 |
2 | 1981 | 1年 | 現代の環境問題-汚染とその対応- | - | 日本比較法研究所 | 1981.11.4 |
1 | 1980 | 1年 | 新国際経済秩序について | - | 企業研究所 | 1980.12.6 |