保健体育研究所
授業研究班
研究概要
授業研究班は、当研究所の開設以来大学授業を対象に「授業効果に関する研究」、「FDの視点からの授業評価」「反転授業を導入した授業展開の事例」など多面的、多角的な視点から授業分析を試みている。大学の自己点検・自己評価が義務化され「教育」「研究」の両面からも「授業」を対象にした研究を、今後も継続していく。
2024度研究計画概要
授業研究班は、当研究所の開設以来大学授業を対象に「授業効果に関する研究」、「FDの視点からの授業評価」「反転授業を導入した授業展開の事例」など多面的、多角的な視点から授業分析を試みている。大学の自己点検・自己評価が義務化され「教育」「研究」の両面からも「授業」を対象にした研究を、今後も継続していく。
過年度研究活動報告
2023年度
◆九州地区大学体育連合春季研究会
【日 時】2024年3月10日~3月13日 (研究会出張)
- 「部活動地域移行と大学の役割」
地域指導者への専門的な支援、大学の人的資源の活用、包括的地域活性化の実現など、公立、私立大学共にキャンパス周辺の活性化を図る運動部活動、文化活動、健康支援活動などの融合(九州大学の事例や福岡大学の事例、行政から(福岡県)の事例など)が提示され、活発な意見交換が行われた。 - 「大学教育の新たな視座ーSTEAM教育から STEAMS教育へ」(北村勝朗(日本大学))
科学技術教育を重視する、STEAM(Science,Technology,Engineering,Arts,Mathematics)教育が注目され世界各国で展開されている。この理論にSports(体育の科学的なアプローチも含む)を加え、身体を軸とする総合的な課題に取り組む考え方の提示がなされた。
スポーツ(部活など)や体育の指導場面で熟達していく「コツ」のデータ収集やこの実践を生かした新たな取り組み(デザイン思考につながる)が教養教育には必要ではないかということについて参加大学の現状も紹介され意見交換した。
2022年度
■研修会
【主 催】大学教育学会
【日 時】 2022年6月4日~6月5日
【テーマ】教職課程における必修体育2単位の取り扱い事例について ―各大学の状況と今後の課題などの意見交換―(企画、小林、北)
【参加者】北 徹朗,森 正明(現地参加)
【会 場】岡山理科大学・ラウンドテーブル
【主 催】全国大学体育連合中央研修会
【日 時】2022年8月26日~8月29日
【報告者】森 正明
【報告内容】資料収集と討議に参加(授業研究、体育種目の開設状況などの事例報告)
【会 場】札幌国際大学(現地参加)
【主 催】九州地区大学体育研究会
【日 時】2023年3月13日~3月15日
【報告者】北徹朗,森 正明
【テーマ】大学体育再必修化に向けた取り組みについて―体育授業で活用できるアクティブラーニング研修事例や学生の専攻.専門を生かした事例などー
【会 場】九州産業大学(現地参加)
2021年度
■研修会
【主 催】日本健康教育学会
【日 時】2021年9月11日~9月12日
【テーマ】マスク着用による運動実施がマスク表面温度上昇に及ぼす影響-サーモグラフィーを用いた体育活動前後の考察ー
【参加者】北 徹朗、森 正明 (Web参加)
【会 場】青森県立保健大学・ポスター報告(Web開催)
【主 催】日本禁煙学会
【日 時】2021年10月16日~10月17日
【報告者】北 徹朗、森 正明
【内 容】資料収集と討議に参加(授業研究関連:キャンパスの禁煙対策などの事例報告)
【会 場】大分市 Jコムホール(現地参加)
【主 催】大学体育指導者研究会
【日 時】2022年3月6日~3月8日
【テーマ】ゴルフ指導モデル授業体験
体育授業で活用できるアクティブラーニング研修
今後への提言(超人スポーツ:車いす利用合同授業体験など)
【会 場】流通経済大学(現地参加)