研究推進支援本部
リサーチ・アドミニストレーター(URA)チーム
研究推進支援本部URAチームとは
研究推進支援本部 本部長
理工学部教授
石井 洋一
中央大学研究推進支援本部URAとは?
URA(University Research Administrator)は、大学で、研究者と事務職員という職種・仕事の垣根を越えて働くスタッフです。 一人ひとりのURAはそれぞれのキャリアの中で、研究・教育・国際・ビジネス・科学コミュニケーションなどでの専門性の高い知見と経験を培ってきています。このようなバックグラウンドを生かして、中央大学の全学的な研究活動を活性化し、研究を通じた社会貢献を進めるために活動しています。具体的には、研究広報・資金獲得などのサポート、多様な研究者・産業界・市民や社会などのさまざまなステークホルダーと本学の研究・研究者を結ぶ学際研究の支援や産学官連携活動、さらには大学内外の研究活動に関するデータ分析とそれに基づいた研究支援方針の立案、研究推進のための環境整備などを担います。
お問い合わせ
メール:chuo-ura-grp@g.chuo-u.ac.jp
電話:03-3817-1674
メンバー紹介
URA統括(マネージャー) 勝野 頼彦
中大URAとしてチャレンジしたいこと
主として、中央大学の研究戦略及び研究戦略に基づく研究推進計画の立案を担当しています。中央大学は、人文社会系から理工系まで幅広い分野にわたり、確かな研究ポテンシャルを有しています。こうした研究の多様性を確保するとともに、分野横断研究や拠点形成、産学官連携等、その特性を最大限生かした取組を進めることにより、地球規模の複雑困難な課題の解決に寄与する大学の実現に貢献したいと思います。
自己アピール
これまで37年間、行政官として、科学技術・学術の振興、高等教育行政、初等中等教育行政を幅広く経験するとともに、国立大学や国立研究機関で、教育・研究や組織運営の実務にも携わってきました。専門は科学技術・学術政策、教育政策(特に学校制度、学校種間の接続、教育課程)。
経歴
1986年文部省(現・文部科学省)入省、以後、初等中等教育局視学官、研究振興局情報課長、研究振興局学術機関課長、高等教育局私学部私学行政課長、国立教育政策研究所教育課程研究センター長、同研究所次長、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所理事、科学技術・学術政策局科学技術・学術総括官等を経て、2019~2022年国立大学法人筑波大学理事・副学長。2023年7月より現職。
シニアURA/産学連携担当
工藤 謙一
中大URAとしてチャレンジしたいこと
理工系,人文社会学系の先生方が一丸となって,大きな課題(例えばJSTの未来創造や大手企業,商社などからの寄付講座的な課題)に取り組んで,丸ごと中央大学で課題解決にあたる研究課題の獲得にチャレンジしたい.また,常に現場目線で,先生や学生,さらに企業にも喜ばれる産学連携を理念としてマッチングを心掛けています.
自己アピール
専門はメカトロニクス(精密位置決め,マイクロマニピュレーション),ポストハーヴェスト(低温操作,低温流通).科研費取得10回,審査員経験あり.民間企業,大学,地方独立行政法人と一人産学官連携を経験.趣味は,居酒屋探訪(地酒系),鉄分(乗り鉄ローカル系、メルクリンH0),元マイラー(SFC,JGC所持),林道ツーリング(JB23)&ソロキャンプ,旧車(1979年XL-500S,1981年E21ALPINAニコル物,1986年R-80所有)
経歴
民間企業研究員,(財)神奈川科学技術アカデミー専任研究員,東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻助手/助教,北里大学獣医学部動物資源科学科教授,(地独)青森県産業技術センター工業部門所長,青森県立保健大学客員教授を経て,2017年より中央大学にURAとして勤務.2019年中央大学研究開発機構 機構教授,2020年シニアURA.
URA/理工系担当 成毛 治朗
中大URAとしてチャレンジしたいこと
これまで未経験の人文・社会科学系分野の研究を概観しながら理工系分野との接点を探り、融合テーマの立ち上げをサポートしたいと思います。
自己アピール
専門分野は無機化学。酸化物系クラスター分子や酸化物セラミックスの合成・構造解析・物性測定。物性としてはフォトルミネッセンス(通常の蛍光特性の他、近赤外光を可視光に変換するアップコンバージョン発光特性)やイオン電導など。
経歴
千葉大学工学部助手、東京工業大学資源化学研究所(現:化学生命科学研究所)准教授、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)技術戦略研究センター主任研究員、東京工業大学URAを経て、2023年4月より現職。
URA/人社系担当 飯塚 三保子
中大URAとしてチャレンジしたいこと
これまでに経験したことのない人社系の研究への支援も担当させて頂いています。今後は、人社系を含んだ総合知研究の提案、さらには、URAへの期待が高まりつつあるELSIの観点から総合知を活用したスタートアップ支援もチャレンジしてみたいと考えています。
自己アピール
研究者としての経歴はありませんが、大規模研究費の獲得から運用、報告までの支援に加え、3億円規模の機関内グラントの運用を担った経験もあり、競争的研究費の申請側と審査側双方の視点で研究サポートを行っています。一部の専門業務だけではなく、広報、男女共同参画推進、IR等も実務として経験しており、多角的な視野での支援を心がけています。
経歴
環境微生物学分野を専攻し、東京農工大学農学研究科にて修士(農学)の学位を取得。理化学研究所での技師(研究支援系)を始めとした文部科学省・厚生労働省・東京都の研究機関での研究サポート経験を活かし、URAとして千葉大学、国立極地研究所勤務ののち、2023年4月より現職。認定URA。
URA/研究IRおよび人社系担当 安仁屋 文香
中大URAとしてチャレンジしたいこと
研究IR、人社系研究への支援等を担当させていただくこととなりました。URA業務、そして私立総合大学での勤務は初めてとなりますが、様々な分野の研究に関われることを楽しみにしています。異なる知識領域の交差を促すことで新たな発見や洞察を生み出す支援ができればと思います。
自己アピール
自身の研究活動を通して「研究と社会の橋渡し」の重要性を強く感じていました。元々は(人間)栄養学が専門ですが、健康づくりや公衆衛生分野での活動を行ってきたことをきっかけに、幅広い分野に興味を持ちました。また、研究に近い業務と現場に近い業務の双方を経験する中で、もっと研究と関われる業務を経験したいと思い、URAにキャリアチェンジしました。
経歴
琉球大学大学院医学研究科修了(博士(医学))、管理栄養士。都道府県から大学が受託した健康づくり実証事業を担当し、自治体や学校・給食センターと連携した事業の運営とその成果報告に携わる。その後、市町村行政での特定保健指導業務や、民間企業での自治体向けコンサルティング業務等に従事。2024年8月より現職。
URA/安全保障輸出管理および研究インテグリティ担当 小名 徹
中大URAとしてチャレンジしたいこと
研究者を支援し、中央大学の強みを活かして社会課題の解決の一助となりたいと考えています。産学連携を中心に安全保障輸出管理や研究インテグリティ、研究倫理など、幅広く研究支援を担い貢献したいと思います。
自己アピール
看護師や遺伝カウンセラーとして臨床現場で従事し、研究の重要性を認識してきました。研究を進めることで「患者さんにためになりたい」という思いから研究支援の世界に飛び込み、現在になります。カウンセリング業務や複数の研究分担者としての経験、計画立案・倫理申請支援の経験から、研究者に寄り添い傾聴できる良き伴走者・仲介者としてサポートしていきます。
経歴
急性期病院の救急・手術室看護師を経て、京都大学医学系研究科遺伝医療・医療倫理学分野にて修士(MPH)の学位を取得。筑波大学附属病院で遺伝カウンセラー(CGC)として遺伝診療に従事。東京大学医学部研究倫理支援室特任助教を経て、2024年8月より現職
URA/広報担当 木幡 志保
中大URAとしてチャレンジしたいこと
人生初の総合私立大学勤務です。特に若手研究者支援を通じた次世代を見据える学際の場づくりに向けて、広報・コミュニケーションを担当する立場から尽力したいと思っています。
自己アピール
グラフィックデザイナーから社会人経験をスタートし、大学や研究機関が果たす社会的責任(SR)の取り組みや成果を伝える仕事を継続しています。プライベートでは、2007年から有志と共に、知的財産に関する絵本の読み聞かせや科学実験教室などを通じた小学生向けの知財創造教育活動を行っています。
経歴
東海大学芸術工学部卒業後、民間企業勤務を経て、社会人学生として経営学(修士)の学位を取得。北海道大学、東京工業大学、国立研究開発法人科学技術振興機構にて広報や科学コミュニケーション活動の支援に従事。2016年10月に研究者らと一般社団法人を設立し、研究者向け科学コミュニケーション研修、AMED等より事業広報やプレスリリース監修等を受託。2023年4月より現職。2023年5月より国家資格キャリアコンサルタント。