総合政策学部

創設30周年特設サイト(卒業生講義シリーズ)

学部長挨拶

 中央大学総合政策学部は2023年度に創設30周年を迎え、黒田絵美子教授の発案による卒業生の連続講義を企画し、中央大学の教育イノベーション推進事業として実施しました。教育イノベーション推進事業は新たな教育価値の創造を目指すもので、30周年の連続講義も、この趣旨に沿って、『総合政策の歩き方』と称する冊子として、総合政策学とは何かという学部の根幹を確認し(Part1)、学部の学びを核にキャリアを形成した実際の経験を現役学部生に伝え(Part2)、創設30周年を迎えて将来向かう姿を提示し、学部教職員の共通認識を深め、大学を目指す高校生はじめ社会に広く理解してもらう(Part3)ものにまとめました。

 この特設サイトでは、冊子に所収できなかった講義シリーズをご覧いただけます。冊子と併せ、講義シリーズをご覧いただくことで、学部での学びが卒業生のキャリアにどのように活かされたのか、学部時代に総合政策をどのように捉え、そのときの考察や試行錯誤が卒業後にどのような糧をもたらしたのかが講義で語られたことをご理解いただけるものと思います。

 連続講義は様々なかたちで学部の教育研究に活かされることになりますが、企画の進行中にすでに豊かな実りがあったことを記しておきたいと思います。連続講義を受けた学生に、新たな関心、新たな問題意識、学びに向かうより積極的な姿勢が生まれたことはその顕著な例といえます。このような意識を現役学部生に醸成すること、それも、学部での学びをめぐって育むことは、新たな教育価値の創造といえます。

 学部が教育理念とする「政策と文化の融合」が卒業生のキャリア形成の中で何を切り開いたのかをご覧いただきたいと思います。

総合政策学部長
堤 和通

教育イノベーション推進事業取組責任者挨拶

総合政策学部創設30周年記念
卒業生講義WEB版 サイト開設のご案内

 総合政策学部では学部開設 30周年を迎えたことを記念し、2023年度に卒業生講義シリーズ(全14回)を行いました。

 140年近い歴史を持つ中央大学の中で、30歳の総合政策学部はまだまだ若い学部です。しかし、この30年間に学部が社会へ送り出した卒業生たちは総合政策学部の教育理念である「政策と文化の融合」をそれぞれの場において今まさに実践し活躍されています。

 既存の学問領域の枠を超えて人間の抱えるさまざまな問題解決に取り組む「総合政策学」が、社会のさまざまな場面でどのように生かされているかを検証する意味において、卒業生講義シリーズは大きな意味を持つ企画となりました。

 大学にとって、現役学生のみならず卒業生も貴重な宝であることを教職員一同、再認識しました。

 総合政策学部創設30周年記念卒業生講義シリーズの成果を冊子という形とし、学部教育に生かす企画が、中央大学が2023年度から開始した「教育イノベーション推進事業」のひとつとして採択されました。

 WEB版では、冊子に所収しきれなかった卒業生講義を掲載しています。言い換えれば、総合政策学部の卒業生たちの溢れんばかりの知と行動力のエネルギーが詰まっています。

 これから大学での学びをスタートする受験生、新入生、研究テーマを見つけて総合政策的マインドを身につけつつある現役生、社会に出て行くにあたりどのような心構えで就活に取り組むべきかを考える皆さん、それぞれの視点でお読みいただければ、必ずその時々に必要なヒントが見つかります。

 先輩たちが皆さんに向けて紡いでくださった文章を、是非、興味を持って注意深くお読みください。

中央大学教育イノベーション推進事業
総合政策学部取組責任者
黒田絵美子

卒業生講義シリーズ

中央大学総合政策学部創設30周年記念講義・イベント一覧

※講義録のあるものは「講義・イベントタイトル」をクリックするとご覧いただけます。

日時 講師 卒業時期 職業・勤務先 講義・イベントタイトル 動画
第1回
5月12日(金)
卜部健治 8期生 テルモ株式会社 心臓血管カンパニー TIS事業
グローバルオペレーション部門 部長
総合政策を実践したグローバルビジネスは楽しくてしょうがない!  
第2回
5月13日(土)
室町泰史 6期生 ASK歌劇団副代表
バリトン歌手
N.B.P.JAPAN株式会社マーケティング部長
ASK歌劇団第三回公演『メリー・ウィドウ』
FPSセミナー
5月17日(水)
新野 隆 1期生 TULLET PREBON株式会社 経理部長
中央大学国際情報学部非常勤講師
多角的視点の重要性-キャリア形成に生かされた総合政策学部での学び  
第3回
5月24日(水)
松本太一 7期生 放課後デイサービスコンサルタント
アナログゲーム療育アドバイザー
ゲームでコミュニケーションを学ぶ
~発達障害のある子達との関わりを通じて学んだこと~
 
第4回
6月9日(金)
佐藤孝徳 10期生 株式会社Shippio代表 総合政策~総合商社~スタートアップ起業 就活から起業まで今宵すべてをお話します
特別編
7月4日(火)
室町泰史 6期生 ASK歌劇団副代表
バリトン歌手
N.B.P.JAPAN株式会社マーケティング部長
オペラの魅力-『メリー・ウィドウ』の公演より
第5回
6月23日(金)
目代純平 4期生 チェックフィールド株式会社 代表取締役社長 総政在学中に起業してから25年!
インターネット環境の変化とこれからのネット時代を生き抜くために必要なこと
(1.0MB)
 
第6回
7月7日(金)
菅原丈二 18期生 日本医療政策機構 副事務局長 マルチステークホルダーによる医療政策の合意形成とその過程  
第7回
7月14日(金)
松本太一


野副美緒

南 修二
7期生


2期生

5期生
放課後デイサービスコンサルタント/アナログゲーム療育アドバイザー
国連世界食糧計画ナイジェリア事務所
事業構想士 ロート製薬株式会社
「行動する総政」~卒業生と現役生による未来社会の共創~
松本太一氏 講義録(555KB)
野副美緒氏 講義録
南 修二氏 講義録(371KB)
 
第8回
10月11日(水)
庄司昌彦 4期生 武蔵大学 社会学部教授
国際大学GLOCOM主幹研究員
私が「総合政策」を仕事とするようになるまで  
第9回
10月13日(金)
西村昌樹 4期生 元フジテレビ報道局経済部デスク 総合政策からテレビの世界に…
勤続22年の末に越境して新天地へ 「総合政策的なもの」について考える、越境のススメ
 
第10回
11月14日(火)
田﨑紘典 5期生 フラワーショップバディー 代表取締役
NFD日本フラワーデザイナー協会講師
1級フラワー装飾技能士
フラワーデザインにおける主役と脇役
第11回
11月17日(金)
北本紗織 10期生 中大高校教諭 総政マインドを次世代に  
第12回
11月24日(金)
横田利久


椎名絵里香

佐々木弘子
竹内達徳
堀内芳洋
山口 諒
荻野大祐



1期生

2期生
6期生
6期生
18期生
8期生
学校法人濵名山手学院専務理事・事務局長

慶應義塾 総務部課長/協生環境推進室 事務長
立命館大学職員
女子美術大学職員
津田塾大学職員
神奈川大学職員
中央大学職員
大学職員という仕事 シンポジウム
~総政の卒業生で大学の職員になっている人&元総政事務室職員大集合~
 
第13回
12月15日(金)
今村祐介 5期生 プロジェクトマネージャー
こどもビジネススキル代表
「就活で差がつく︕大学生が身につけておくべきビジネススキル基礎」  

※すべて2024年1月現在の情報です。

『総合政策の歩き方』シリーズ

総合政策の歩き方PartⅠ
理論から実践へ

『総合政策の歩き方』の刊行に当たって

総合政策学部長 堤 和通

多角的視点の重要性
―キャリア形成に生かされた総合政策学部での学び

TULLETT PREBON株式会社

経理部長 新野 隆

(総合政策学部1期生)

マルチステークホルダーによる医療政策の合意形成とその過程

日本医療政策機構 

副事務局長 菅原 丈二

(総合政策学部18期生)

私が「総合政策」を仕事とするようになるまで

武蔵大学社会学部教授

国際大学GLOCOM主幹研究員

庄司 昌彦

(総合政策学部4期生)

「総合政策的なもの」とは何か?
―総合政策学部だからこそ実現できる領域横断と越境のススメ

元フジテレビ報道局経済部デスク 西村 昌樹

(総合政策学部4期生)

あとがき
教育イノベーション推進事業取組責任者

総合政策学部教授 黒田 絵美子

総合政策の歩き方PartⅡ
~社会を動かす力 起業編

総合政策の歩き方PartⅡ総合政策の歩き方PartⅡ

『総合政策の歩き方PartⅡ~社会を動かす力 起業編』

刊行に当たって

総合政策学部長 堤 和通

株式会社Shippio 代表取締役 佐藤孝徳氏 講義録
『200パーセントで疾走する仕事人』

学生エディター・インタビュー
株式会社Shippio 代表取締役 佐藤孝徳氏
「見たことのない景色を見たい!その気持ちがすべての原動力」

チェックフィールド株式会社 代表取締役 目代純平氏 講義録
『インターネット環境の変化とこれからのネット時代を生き抜くために必要なこと』
(1.0MB)

学生エディター・インタビュー
チェックフィールド株式会社 代表取締役 目代純平氏
「人の役に立ちたい!」という気持ちが継続の力になる
(878KB)

学生エディター取材後記

総合政策の歩き方PartⅢ
~過去・現在・未来~

学科紹介(政策科学科・国際政策文化学科)

各学科の履修について
(2024年度以降入学生対象)

教育研究上の目的

三つのポリシー

アセスメントポリシー

Graduates in Action
―活躍する卒業生たち―