ウェビナーとは何ですか?

ウェビナーを活用することで、場所やデバイスを選ばず、大勢のオンライン視聴者とつながり、ビデオ、オーディオ、コンテンツを共有して、エンゲージメントを強化できます。多くの組織では主催するウェビナーのレコーディングを提供しています。レコーディングへのリンクを利用することで、後でライブ ウェビナーを再生できます。これにより、ユーザーはセッションを再視聴することも、ライブイベントに出席できなかった場合に元のウェビナーを視聴することもできます。

 

 

ウェビナーとビデオ カンファレンス ミーティングの違いとして、一般的にウェビナーは、多数の視聴者に対応する 1 名以上のスピーカーまたはプレゼンターを軸とした機能です。一方、ビデオ カンファレンスは通常すべての参加者間で交わされる非公式の議論をサポートする小規模なミーティングになります。

微笑みながらコンピュータを見る女性
  • マイクロフォン

    通常オーディオは、スピーカーのノートパソコン、タブレット端末、スマートフォンに接続されたマイク経由で配信されます。

  • 鏡の中の目

    ビデオは、カンファレンス ソフトウェアやインターネット ブラウザを使用して、スピーカーのノートパソコン、タブレット端末、スマートフォンに接続されたウェブカメラ経由で共有されます。

  • プレゼンター

    ウェビナーのホストとパネリストは、プレゼンテーション、ビデオ、ウェブページ、ほかのマルチメディア コンテンツを共有できます。

  • ネストされたフォルダー

    ウェビナーでは、ホストの組織は視聴者とのやり取りが可能です。ライブチャットと Q&A 機能により、質問やコメントを活用したコミュニケーションをリアルタイムで頻繁に取ることができます。

  • 地球儀の位置情報

    ウェビナー視聴者は、適切なインターネット接続を利用できる限り、あらゆる場所からイベントに参加できます。

ウェビナーの機能

今日の最先端ウェビナー ソフトウェアでは、ホストと参加者のオンライン イベント体験をサポートおよび強化する多様な機能を提供しています。

  • ウェビナー コントロール管理機能

    ウェビナー コントロール管理により、ホストは参加者を管理できます。これにより、ホストは視聴者リストの確認、個人および参加者グループのミュート / ミュート解除、問題のある参加者のブロックが可能です。

  • 画面共有

    画面共有を使うと、プレゼンターはプレゼンテーションのスライド、画像、ビデオを共有できます。Zoom Webinars では、パネリストがプレゼンテーションを直接提示できます。ウェビナー ホストは、最終的な編集を反映させるためにプレゼンテーションをアップロードする必要はありません。

  • ウェビナーの Q&A(質問と回答)

    Q&A(質問と回答)を使用することで、出席者がウェビナー中に質問をしたり、パネリスト、共同ホスト、ホストが質問に答えたりすることができます。必要に応じて、出席者同士で質問に答えたり賛成票を投じたりすることもできます。

  • ウェビナー内のチャット

    ウェビナー内チャットを使用すると、ホストとパネリストは出席者とシンプルかつ簡単な方法でコミュニケーションがとれます。プレゼンターはイベント全般で、リンクやリソース、役立つアドバイスを共有することで、ウェビナー参加者が体験を充実させるための情報を提供できます。

モニターを見つめる人
ノートパソコンの画面
  • ウェビナー投票

    ウェビナーの投票を使用すれば、ホストはリアルタイムで出席者の意見を確認できます。質問は、ウェビナー出席者が特に興味を持っていることに焦点を当ててカスタマイズできます。出席者の即応性を追跡することで、どれぐらい注意を引いているかを測定できます。必要に応じて投票結果をライブで出席者に表示すれば、パネリストとオーディエンスのさらに活発なやり取りや議論を促進できます。

  • ウェビナー後のアンケート

    ウェビナー後のアンケートは、イベントの最後にウェビナー出席者と共有するようスケジュールできます。アンケートの回答をレポートとしてダウンロードすれば、フィードバックの収集を簡素化できます。Zoom Webinars では、ホストは出席者をサードパーティのアンケート サービス(Google フォームや SurveyMonkey など)にリダイレクトできます。

  • ウェビナーのレコーディング

    ウェビナーをレコーディングすると、ホストは多様な目的(マーケティング、教育、新入社員のオンボーディングなど)でイベントのビデオを使用できるようになります。

  • ダッシュボードとウェビナーの分析

    Zoom ダッシュボードでは、Zoom Webinars のアカウント管理者が全体の使用状況からライブのミーティング内データまで、幅広い情報を表示できます。このデータを使用することで、発生した可能性のある問題を分析したり、ユーザーが社内でどのようにミーティングを開催しているかを理解したりできます。Zoom では、ダッシュボードのデータを毎日 12:00(GMT)に更新しています。データはダッシュボードに 12 か月間保存されます。

ウェビナーの作成方法

ウェビナーのスケジュール設定

Zoom Webinars では、ウェビナー ライセンスの規模に応じて最大 50,000 人の視聴専用出席者にイベントを配信できます。事前登録(ホストがカスタム登録質問を追加できるオプション有り)を必須にすることも、登録をオフにして、ウェビナー開始時にリンクをクリックするだけで出席者が参加できるようにすることもできます。ウェビナーは 1 回限りにしたり、シリーズで定期開催したり、同じセッションを複数回開催したりできます。

ウェビナーでは、イベント前の事前登録を必須にできます。ホストは通常ウェビナー ソフトウェアを使用して登録者を承認し、カスタム登録質問を追加し、登録に関するレポートを取得できます。登録は必ずしも必須ではありませんが、出席者は通常、イベント参加時に名前とメールアドレスを入力する必要があります。

登録が必要なウェビナーのスケジュール作成では、登録者はウェビナーの参加リンクを受け取る前に簡単なフォームに記入する必要があります。ホスト企業はこの方法で登録者の名前やメールアドレス、その他の情報を収集できます。
ほとんどのウェビナー ソフトウェアでは、登録が必要なウェビナーをスケジュールした後で次のことができます。

  • 登録者を CSV ファイルからインポートする
  • 登録時の質問をカスタマイズして追加情報を収集する
  • ウェビナーメールを編集し、送信するメールを選択する
  • 登録ページをカスタマイズする
  • 複数の URL を使用して、登録者がどこから来ているか追跡する
  • 登録者の管理と確認メールの再送信をする

登録者情報を収集する必要がない場合は、登録が不要なウェビナーをスケジュールできます。

ビデオ レコーディングの制作セット
ウェビナーのプレゼンターとパネリスト

ウェビナーのプレゼンターとパネリスト

ウェビナー ソフトウェアごとにウェビナーのメイン プレゼンターの定義も異なります。Zoom Webinars では、ホストと、パネリストと呼ばれるプレゼンターがいます。パネリストはミーティングに完全な形で参加し、ビデオ共有や出席者リストの表示など、ホスト コントロールの多くにアクセスできます。Zoom Webinars では、パネリストはウェビナー ホストからこうした権限を付与されます。

パネリストの最大数は、第一にミーティングの定員によって決まりますが、ホストが設定したウェビナーの定員にも依存します。

ほとんどのウェビナー ソフトウェアでは、ウェビナーのパネリストと出席者を管理できます。Zoom Webinars では、パネリストを共同ホストに昇格させることも、出席者をパネリストに昇格させることも、パネリストを出席者に降格させることもできます。また、ビデオのミュート解除や停止なども可能です。

ウェビナーの終了後にレポートを表示して、登録、出席者、投票、その他の情報を確認することもできます。

ウェビナー出席者

出席者は視聴専用参加者で、ホストが選択した場合はミュートを解除できます。ウェビナー ビューはホストが制御します。出席者は、Q&A、チャット、さらにはライブ投票を通じてホストやパネリストとやり取りできます。

登録が不要なウェビナーの場合は、参加リンクをコピーして出席者と共有することができます。

登録必須のウェビナーでは、ホストが登録リンクを共有し、出席者は登録フォームに記入する必要があります。登録が完了したら、一意の参加リンクが記載されたメール通知が届きます。

Zoom Webinars で出席者を登録に招待する方法は、次の 3 つです。

  • 登録用 URL をコピーしてメール、自分のウェブサイトなどで共有する。
  • [招待状をコピーする] を選択して Zoom が作成した招待状を表示・コピーし、出席者に送信する。
  • [自分宛てに招待状をメールする] を選択して、Zoom の招待状のコピーを受信し、そのコピーを出席者候補に転送する。
ノートパソコンを見る男性

ウェビナーのメリット

幅広い視聴者にリーチしてビジネス向けの新しいリードを生み出すことを目的とした場合、ウェビナーは別の方法と比べて簡単かつ費用対効果の高い方法です。ビジネス、教育機関、医療機関などの業界の場合、ウェビナーを活用することで、組織は主要な関係者に対する情報提供、教育、やり取りを実施できます。

  • 注目度の向上

    ウェビナーは、大規模な視聴者に向けて重要な情報を提示し、注目を集めるのに役立ちます。たとえば、大企業では一般的にウェビナーを使用して全社ミーティングやタウンホールを主催し、分散した従業員に重要な企業情報を伝えています。行政機関や教育機関では、ウェビナーを活用して重要な情報を公共団体に伝えることができます。

  • 新しいプロダクトとサービスのデモ

    新規リリースのプロダクトやサービスの信頼を築くには、機能やメリットを明確に示すウェビナーが最適です。この種のウェビナーはリード創出、新規顧客の開拓、営業プロセスの加速に役立ちます。

  • バーチャル イベント

    ウェビナーでは、チャットと Q&A によるやり取りや学習のために参加するオンライン視聴者向けの、プレゼンター / パネリストのグループを擁するシングル セッションのバーチャル イベントをサポートしています。マルチ セッションのバーチャル イベントは、複数のウェビナー セッションで構成されます。

  • リードを生み出して売上を促進

    ウェビナーは、より多くのリードを創出したり新規顧客を開拓したりするのに非常に効果的です。たとえば、ウェビナーへの出席を希望するユーザーは、登録時にメールアドレスを記入する必要があります。これにより組織は大規模なメールリストを構築して、将来的な営業やマーケティング キャンペーンに役立てることができます。

  • 教育と知識の共有

    貴重な情報を視聴者と共有し、すぐにフィードバックを受け取ることができます。ウェビナーは、トレーニングや教育にとって有益なツールです。Q&A セッションでは、ウェビナーの主題や視聴者が抱く懸念、問題について質問できます。ウェビナーはレコーディングできるため、教育や指導に活用できます。

ウェビナーに関するよくあるご質問

ウェビナー ソフトウェアは、ウェブベースのセミナーをサポートする基盤ソフトウェアです。このソフトウェアは、ホストがライブまたは事前レコーディング済みのビデオとデジタル コンテンツを介して、大規模な出席者を惹きつけるプレゼンテーションを編成できるようにサポートすることを目的としています。

Zoom Meetings は、ユーザーのグループをつなぐことでインタラクティブな議論とコラボレーションを実現します。各参加者はオーディオ、ビデオ、画面を共有してセッションに完全な形で出席できる機能を備えたミーティングに参加できます。Zoom Meetings は、グループ コラボレーション、チーム ミーティング、営業デモ、オンライン学習とトレーニング、就業時間内の話し合いに最適です。Zoom Meetings では、参加者全員が簡単にやり取りし、参加者同士やホストと共有できます。

Webinarsは、ホストが体験をコントロールし、大人数の視聴者に対してプレゼンテーションを行う場合に最適です。視聴者は、オーディオやビデオをオンにせずに参加できます。ウェビナーの場合、中心はプレゼンターやパネリストです。視聴者は講演を聞いて学び、最後に質問を投げかけます。Zoom Webinars は、企業の全社ミーティング、市議会のタウンホール ミーティング、製品発表、顧客とのカンファレンス、コンサート、宗教集会など、社内外の大規模なイベントをサポートします。

はい。多くの組織では、実際のウェビナーがライブでも、主催するウェビナーのレコーディングを提供しています。通常、レコーディングへのリンクを利用することで、後でライブ ウェビナーを再生できます。これにより、ユーザーはセッションを再視聴することも、ライブイベントに出席できなかった場合に元のウェビナーを視聴することもできます。

ウェビナー出席者は通常、ウェビナーに関する通知をメールまたはテキストで受け取ります。予定されているオンライン ウェビナーの通知が送信されることもあります。出席者として登録するには、リンクまたは登録をクリックして必須情報を入力してください。情報送信後、確認用のメールまたはテキスト メッセージが届きます。その中に、スケジュールされた日時になったら、クリックしてそのウェビナーに参加するためのリンクが含まれています。出席者は、バーチャルで挙手したり、Q&A に質問を送信したり、ほかのユーザーにメッセージを送信したりできます。ウェビナーに参加するには、Zoom デスクトップ クライアントまたはモバイルアプリが必要です。

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