- あまりにも多様化・高度化し,難解になったMRIを解きほぐす一冊!
1973年,Lauterbur が MRIの論文を発表。
1982年,本邦初の MRI の臨床応用実施。
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そして2010年代。驚異的な発展を遂げ,3T装置が普及期を迎えたMRI。
Part 1では教育における誤解を正し,Part 2では歴史的論文とエピソードを紹介。
2008年から4年間,48回に及ぶ月刊インナービジョン人気連載シリーズがついに待望の単行本に!!
国産MRI装置開発のパイオニアであり,優れた教育者でもある著者ならではのMRIの手引き。
臨床現場の若手スタッフや学生はもちろん,MRIに携わる現役スタッフや研究者も,MR技術の全貌が面白いほど理解できる内容が満載。
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Part 1 MRIの“予想外?”な真実
01 イントロダクション
02 NMRの原理:NMR信号の起源
03 核スピン系の運動 ─スピン位相ダイアグラム─
04 核磁化の定常状態とグラディエントエコー法
05 グラディエントエコー法におけるRF spoiling
06 CPMGの真実
07 コヒーレント型グラディエントエコー法
08 MRIにおける空間分解能
09 MRIにおける画像補間
10 強度画像の定量性とT2計測
11 選択励起パルスによるスライス選択(1)
12 選択励起パルスによるスライス選択(2)
13 選択励起パルスによるスライス選択(3)
14 MRIにおける最適空間分解能
15 進行波MRI
16 第17回国際磁気共鳴医学会大会(ISMRM)
17 Reciprocity Principle(相反定理)
18 MRIにおけるダイナミックレンジ問題(1)
19 MRIにおけるダイナミックレンジ問題(2)
20 MRIにおけるダイナミックレンジ問題(3)
21 磁気共鳴マイクロスコピー国際会議(ICMRM)
22 永久磁石を用いた超小型NMR装置
23 小型永久磁石を用いた高分解能イメージング(1)
24 小型永久磁石を用いた高分解能イメージング(2)
Part 2 MRIはどのように発展してきたか!
01 イントロダクション
02 MRIのビッグバン
03 Mansfieldの業績
04 MRIの実用手法の確立
05 MRIを支える基礎技術(1):スピンエコー
06 MRIを支える基礎技術(2):RFコイル
07 Field strength war
08 ケミカルシフト?
09 グラディエントエコー法
10 高速スピンエコー法
11 RFコイルの技術革新
12 拡散イメージング
13 MR Angiography
14 勾配磁場コイルを支えた技術
15 EPIの実用化
16 functional MRI
17 拡散テンソルの誕生
18 MRIの救世主?
19 パラレルMRI
20 造影MRAと非造影MRA
21 非デカルト座標系におけるサンプリング
22 高磁場への挑戦
23 Compressed Sensing
24 MRIの40年の歴史を振り返って
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