この機能を使用すると、無料ローカル リスティングとローカル在庫広告で商品にバッジやアノテーションを追加して、ローカル商品の同日配達を示すことができます。
このページの内容
はじめに
- ローカル在庫フィード内のどの商品と店舗が当日配達に対応しているかを特定します。
- 対象店舗の受付終了時間を確認します。複数のタイムゾーンに対応するために、当日配達サービスを複数設定しなければならない場合があります。タイムゾーンは、ユーザーの現在地ではなく、貴社で指定した Merchant Center の設定に基づきます。
- 配送料を含む料金体系を決定します。現在、追加料金はサポートされていないため、すべての料金を合計して 1 つの配送料として Google に渡すことがベスト プラクティスです(範囲ベースの送料はサポートされています)。
- 店舗ごとに配送範囲を設定します。配送範囲がそれぞれ異なる場合は、別の当日配達サービスを設定するか、広すぎない配送範囲を選択します。
利用条件
以下の条件を満たしている場合、米国内の無料ローカル リスティングとローカル在庫広告で当日配達のアノテーションとバッジを有効にすることができます。
- 貴社のビジネスで、対象商品について当日配達フルフィルメント サービスを実施している必要があります。また、Merchant Center に送信する当日配達の設定が、貴社のウェブサイトの設定と一致している必要があります。
- 当日配達の送料が、貴社のウェブサイトに記載されている送料と一致している必要があります。
- Merchant Center アカウントは、店舗の所在地に使用される Google ビジネス プロフィールにリンクされている必要があります。
- Merchant Center で、無料ローカル商品リスティングまたはローカル在庫広告を有効にする必要があります。ローカル在庫広告と無料ローカル商品リスティングを有効にする方法をご覧ください。
- Merchant Center でローカル商品フィードを追加する必要があります。
手順
ローカル商品リスティングの当日配達を設定する
サービス範囲
- Merchant Center アカウントで、ツールと設定のアイコン をクリックします。
- [ツール] で [送料と返品] を選択します。
- [配送サービスを追加] を選択します。
- [ローカル商品の配送(米国のみ)] を選択します。
- [サービス範囲] ページで、配送サービスの名前を指定し、国として [米国]、通貨として [米ドル] を選択します。
- [次へ] をクリックします。
注:
- 当日配達は、無料ローカル リスティング、ローカル在庫広告、オンライン アイテムでご利用いただけます。ただし、ランディング ページが必要です。詳しくは、無料ローカル リスティングとローカル在庫広告についての記事をご覧ください。
- 見本展示ありまたは後日店舗受取可を利用している場合、
[local_shipping_label]
を使用して当日配達を実装し、バッジに不一致が生じないようにすることをおすすめします。
お届け日数
- [お届け日数] ページで、すべての商品が当日配達の対象となるのか、または一部の商品のみが対象となるのかを選択します。
- 一部の商品のみが当日配達の対象という場合は、ローカル配送ラベル
[local_shipping_label]
属性を使用して当日配達ラベルを作成し、それらの商品に追加する必要があります。 - 注: 属性はローカル在庫フィードで渡す必要があり、メイン ローカル フィードでは渡すことができません。詳しくは、API ガイドをご覧ください。
- 一部の商品のみが当日配達の対象という場合は、ローカル配送ラベル
- すべての店舗で当日配達サービスを提供するか、特定の店舗のみで提供するかを指定します。
- 対象となる店舗を選択するには、Merchant Center 内で店舗を選択するか、ローカル商品在庫フィード内でローカル配送ラベル
[local_shipping_label]
属性を使用して、対象の商品に当日配達ラベルを追加します。
- 対象となる店舗を選択するには、Merchant Center 内で店舗を選択するか、ローカル商品在庫フィード内でローカル配送ラベル
- 当日配達ラベルを作成します(該当する場合)。
- 配達可能な範囲(半径)を選択します。
- 各店舗の場所を基準にします。店舗の配達可能な範囲(半径)をマイルまたは km 単位で設定できます。2 マイルまたは 3 km 以上が必須です。
- 半径 5 マイル以内の当日配達サービスを提供している店舗と、半径 10 マイル以内の当日配達サービスを提供している店舗がある場合は、2 種類の当日配達サービスを作成するか、すべての店舗で対応できるように短いほうの距離を使用してください。
- 当日配達の受付終了時間を選択します。
- これは、当日配達の対象となる注文の受付可能な最終時間を、閉店時間までの時間数または特定の時間で指定します。たとえば、店舗の閉店時間が午後 9 時で、当日配達の対象となるためには午後 5 時までに注文しなければならない場合、注文の受付終了時間は午後 5 時または 4 時間となります。
- 各店舗の閉店時間は、Google ビジネス プロフィールで提供されたデータに基づきます。受付終了時間を時間数で設定している場合、受付終了時間は各店舗の閉店時間に基づいて設定されるため、各店舗の閉店時間が異なる場合は受付終了時間も異なります。時間数で設定していない場合、受付終了時間は手動で設定した特定の時間になります。
- また、当日配達の対象となる商品アイテムの注文を、受付終了時間を過ぎてから受けた場合に、翌日配達が可能かどうかを指定することもできます。
- 当日配達の対象となる最低注文額を指定します。最低注文額がない場合は、この値を $0.00 のままにします。
送料
- [送料] ページで、当日配達サービスで購入者に請求する送料を選択します。以下の選択肢があります。
- 一定額を超えると送料無料
- すべての注文が送料無料
- 注文の合計金額に基づく、範囲ベースの料金
- すべての注文で定額の料金
- [保存] をクリックします。
確認
優れたカスタマー エクスペリエンスを実現するために、配送設定を検証することが重要です。Google は、販売者によって追加された当日配達サービスを審査して、詳細が貴社のサイトに記載されている内容と一致しているかどうか確認します。貴社のウェブサイトと購入手続きのフローの両方で、当日配達が宣伝、言及されている必要があります。
Google が設定を確認するまでに最大で 72 時間かかります。当日配達の配送設定に問題がある場合は、Merchant Center アカウントの管理者宛てに、問題の解決方法が記載されたメールが送信されます。
注: アノテーションがいつ、どのように表示されるかは、確認ステータスに関係なく、さまざまな要因によって左右されます。
よくある質問
Content API で当日配達の設定を行えますか?
ローカル在庫がある場合は、Content API for Shopping を使用して当日配達の対象商品を設定できます。配送設定については、Content API for Shopping をご覧ください。
商品が当日配達サービスの審査を通らなかった場合はどうすればよいですか?
アカウントの管理者宛に送信されるメールに記載されている指示に従ってください。
当日配達のバッジまたはアノテーションと、店頭受け取りや店舗受け取りはどのように関連しているでしょうか?
Google は、最高のショッピング体験を提供するという目標のもと、消費者に対して表示される最適なバッジやアノテーションをアルゴリズムによって決定します。
当日配達と当日発送の違いは何ですか?
当日配達は、ユーザーが注文した日と同じ日に商品を受け取れるサービスのことを指します。当日発送は、ユーザーが注文した日に商品が発送されるものの、配達は注文した日の 1 日以上後になることを指します。