2024 SUPER GT第4戦が静岡県の富士スピードウェイで行われる。

第3戦から約2か月振りのレースとなる今大会は、レース距離350kmという初めてのフォーマットでおこなわれる。

【大会特別規則（一部抜粋）】

・大会名称：2024 年 AUTOBACS SUPER GT Round 4 FUJI GT 350km RACE

・開催サーキット：富士スピードウェイ（4.563km）

・当初のレース距離：351.351（77周）

・当初のレース距離の2/3に相当する周回数：51周

・当初のレース距離の75%に相当する周回数：57周

・競技車両保管場所（パークフェルメ）：決勝レース後の車両保管場所はホームストレート

今大会はレース距離を鑑み、以下の事項について下記の通りとなる。

１）タイヤの持込本数とマーキングタイヤの運用

ドライタイヤ5セット、ウェットタイヤ6セットまで。

２）第3ドライバー

第3ドライバーを登録することが出来る。

３）ドライバーに対する得点

第3ドライバーが起用される場合、決勝レースでの運転距離が50km（11周未満）の第3ドライバーには得点は与えられない。

【BoP（バランス・オブ・パフォーマンス/性能調整）】

【公式予選Q1組み分け、サクセスウェイト】

【過去3年間のリザルト】

午前9時から公式練習が始まった。

4号車グッドスマイル 初音ミク AMGは片岡選手が乗り、持ち込んだセッティングとタイヤの確認をおこなった。

途中、GT500車両がコース脇に止まり赤旗中断されることもあったが、順調にメニューをこなしていった。その後、谷口選手に交代し、GT300専有走行まで走り切った。

ベストタイムは専有走行で谷口選手が出した1’38.394で4番手で公式練習を終えた。

公式練習のあとは、FCYテスト、サーキットサファリがおこなわれ午前中の走行が終わった。

出走台数の多いGT300クラスはドライバーランキングによって、2組に分けられ4号車グッドスマイル 初音ミク AMGはB組に振り分けられた。

A組、B組のどちらが先攻で走るかは前戦の優勝ドライバーによるくじによってB組にきまっていた。

SUPER GTの予選の前に行われたFIA F4の決勝中にオイル漏れをしたマシンがおり、路面状況変化の影響が大きいと競技団が判断したため、WETフォーマットでおこなわれることになった。

これによりタイヤは1セットのみだが、タイムが合算されずQ2のタイムによってグリッド順が決まることになった。

Q1のアタックドライバーの谷口選手は、コースオープンと共にピットを離れアタックに向けてタイヤのウォームアップをしていった。

谷口選手は6周目のアタックで1’38.837を出し、Q1B組の6番手。8番手以内になったので、Q2はUpper16台組で走行することになった。

Q2はUpper16台組で片岡選手がアタックドライバーが担当した。

片岡選手もコースオープンと共にアタックに向かい、6周目にアタック開始。

1’38.093とQ1を大きく上回るタイムを記録し、3番グリッド、セカンドローから戦うことになった。

ポールポジションは65号車が獲得し、2番手には87号車が入った。