JAN.2023UPDATE
niko and ... FURNITURE & SUPPLY
無骨になりすぎない
インダストリアルな空間づくり
Creating an industrial space.
インダストリアルな空間やヴィンテージスタイルが好きな人から絶大な人気を誇る＜クラフトマンシリーズ＞のインテリア。今回は、かっこいい空間にほどよく柔らかさや優しい雰囲気を加えるための工夫やポイントをインテリアスタイリストの遠藤慎也さんに教えてもらいました。
( INDEX )
インダストリアルな空間と
相性抜群の雑貨＆グリーン
水道管モチーフの脚と天然木の組み合わせが特徴の＜クラフトマンシリーズ＞。脚部分のむき出し感などからどこか無骨な存在感も感じられ、メンズからも人気を集めています。
ソファやリビングテーブル、シェルフなど＜クラフトマンシリーズ＞で揃えた空間は、インダストリアルな雰囲気にまとまるのも魅力。そんなインテリアに合わせたいのが、アメリカンテイストがおしゃれな＜オールドスミス＞の雑貨や収納です。遊び心のあるデザインは、かっこいい家具と相性抜群なうえに、おしゃれなカジュアル感もプラス。また、グリーンをたくさん配置することで、インダストリアルなかっこよさは残しつつもリラックス感もある空間をつくることができます。
ヴィンテージ感ある収納ボックスを
ディスプレイとして活用するコツ
ヴィンテージ感のあるワイヤーバスケットやアースカラーのファブリックボックスなど、置くだけでさりげないインテリアになる収納アイテムが揃う、＜ニコアンド＞のオリジナルブランド＜オールドスミス＞。
倉庫やガレージにも合う＜オールドスミス＞のワーク感は、工具をラフに入れておくだけでも様になります。また、中身が見えるワイヤーバスケットは、ガラス瓶やグリーンなどを集めて入れれば、目を引くおしゃれなディスプレイとしても活用できます。
手軽に使えるスローケットで、
無骨さに優しい雰囲気をプラス
＜クラフトマンシリーズ＞のように直線的なシルエットの家具が多い空間は、部屋を広々と見せてくれる一方、コーディネートによっては無骨さやシンプルさが前面に出てしまうことも。そんなとき、柔らかい素材感のアイテムを投入すると優しい雰囲気が加わります。薄手で大判のブランケット、スローケットはソファにふわっとかけるだけでイメージが変わるおすすめアイテム。カラーは部屋に馴染むベーシックなものを選ぶのもポイントです。
ラグとしても使える＜オールドスミス＞の新作のスローケットは、大きなロゴプリントがインパクト大。ユニセックスなデザインがかっこいい空間にも調和します。
さまざまなグリーンアイテムで
柔らかい印象のデスク周りに
＜クラフトマンシリーズ＞のカウンターテーブルは、コンパクトなサイズ感でリビングに置いても圧迫感がないのも人気の理由。PCデスクとしてリビングに置く人も多いようです。
ただ、デスク周りはどうしても固い雰囲気になってしまうのもよくあるお悩み。そんなとき、デスク上を手軽にパッと明るくしてくれるのが小さなグリーン。高低差のある鉢を選べば、リズムも生まれより華やかに。また、写真のようにボタニカルな柄のラッピングペーパーをポスター代わり貼れば、デスク周りだけでなく、リビング全体にも優しいイメージが加わります。
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Profile
遠藤慎也
BOOTSYORK主宰。立教大学社会学部を卒業後、インテリアスタイリストを目指して、バンタンデザイン研究所に入学。窪川勝哉氏に師事し、その後独立。おしゃれなインテリアのノウハウは、取り入れやすいと多くの人から支持され、ファッション雑誌やウェブマガジン、カタログなど幅広い媒体で活躍中。Styling_ Shinya Endo
Text_ Noriko Oba
EDIT&DESIGN_BONITO(Rhino inc.)