文庫装画のお仕事 - 『愛のゆくえ -The Abortion: An Historical Romance』
早川書房から発売の
新装版文庫「愛のゆくえ」(著:リチャード・ブローティガン)の
装画を担当しました。
シンプルで易しい言葉しか使わないのに
とても繊細で独特な文章を紡ぎだすブローティガン。
ゆるいような尖ったような空気感が漂い
読み終えると夢から覚めたような不思議な感覚を覚える。
村上春樹にも影響を与えたブローティガンは
84年に自ら命を絶っていて、もう今を生きてはいないけれど、
今読んでも新しくて魅力的です。
カバーデザインをしたハヤカワ・デザインのKさんは
昔からのブローティガンのファンで、
この「愛のゆくえ」の文庫の表紙を新しくすることに
とてもつよい思い入れを持っていました。
どんな依頼でもそうですが、数多くいるイラストレーターの中から
どんな依頼でもそうですが、数多くいるイラストレーターの中から
私を選んで声をくださっていること、
期待に応えなければとドキドキしたのでした。
偶然、大学の専攻も同じだったことがわかり、
偶然、大学の専攻も同じだったことがわかり、
空デ卒業生同士いっしょにお仕事できることがうれしくもありました。
Kさんありがとうございました。
これまで以上に、いろんな世代のいろんなひとに長く愛される物語になりますように。
(冒頭より)
「これは完全に調和した、みずみずしくも、アメリカそのものの、美しい図書館である。 … 」
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/310021.html
Kさんありがとうございました。
これまで以上に、いろんな世代のいろんなひとに長く愛される物語になりますように。
(冒頭より)
「これは完全に調和した、みずみずしくも、アメリカそのものの、美しい図書館である。 … 」
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/310021.html